団地にコワーキングが必須の時代へ:今日のアウトテイク#323(2024-10-06)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
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「今日のアウトテイク」からコワーキングネタだけをピックアップして、Kindle(電子書籍)でコラム集として発行するプロジェクトの第1号、ついに発行されました。
ぜひ、お読みください!
#バイクが人間の飽くなき挑戦を可能にする
昨日、偶然、これを発見して一発でハマってしまった。こんなん、アリですか?
合理的、かつ、多分日本製のバイク、さすが。
もっと驚いたのはこれ。 なかなかエンジンかからないのでどうなるかと思ってたら、無事スタート。こんな山道もどんどん行く。なに、この逞しさ。
よく見るとちゃんと屋根もついてる。バイクによって乗せられる人数もまちまちだが、だいたい6〜7人は乗れそう。下手すると10人も。いや〜、すんごいエネルギー。生きていくことへの飽くなき挑戦。
こういう作りになってる。これは、いろいろ見た中でも座席が高級。後ろに積んでるのはバランスを取るための重しじゃなかろうか。何話してるかわからないので推測ですが。
いくつも見てたら、これもこれもと流れてくるようになった。配信元はこちら。どうやらフィリピンらしい。もちろん、フォローした。
ま、法律のことは置いといて、可能性を極めようとするその姿勢に脱帽ですわ。
このシリーズとは別に、山で切り出した丸太(たぶん直径40cmぐらい)を何本もバイクの左右に縛り付けて山道を上がっていく動画も見た。すごいパワー。バイクもだけど、なんとかして運ぶという人間の、その発想と行動力がスバラシイ。
しかし、こうして世界中の山や森や川やあっちやこっちで、日本製のバイクが壊れもせずに活躍してるんでしょうね。メーカーさん、エライなぁ。
なんの関係もないけれど、誇らしく思った。
#団地にコワーキングが必須の時代へ
無印がUR住宅をリノベーションして、比較的若年層にウケているという話が興味深い。
団地と聞くと昭和の古めかしさをイメージするが、実際そうなのだけど、無印とコラボすることでうまく再生し、今や北海道から九州まで全国の61団地で約1200戸を供給しているというから、スゴイですよね。
記事中でビビビと来たのはここ。
無印のデザインを支持する層が子育て世帯を含む40代以下の世代、ということだろうけれど、とすると、リモートワーク世代とも被るのではないかしらね。
で、思った。すべて住宅にリノベするのではなく、そのうち何室かをコワーキングにしたらどうか。団地に住まうリモートワーカー、ハイブリッドワーカーの共用ワークスペースとして提供すれば、その層にはますますアピールできるはず。
と思って、待てよ、と調べたら、なんだURにコワーキング、もうあるじゃないですか。
実は団地内にコワーキングを開設するというのは、今に始まったことではない。日本各地にその事例はある。
例えば、ここなんかは実際にその団地にお住いの方がクラファンで資金調達してオープンされたらしい。立派。
で、そのクラファンのページがこれ。今後、クラファンを利用してコワーキングを開業したい方には参考になるので、ぜひチェックされたし。
ここに、「「やってみたい」や「好きなこと」でどんどん人がつながる仕組みを取り入れ、その拠点としてコワーキングスペースを整備」する、とある。
いいですね。
「コワーキングの5大価値」にもあるように、誰かとコラボすることでコトは前に進むわけで、それをトリオと言ってるそのセンスがいい。
そうして、左近山団地を中心として、住民や関係人口同士の「ちょうどいいご近所知り合い」を増やす試みとしている。そうそう、コワーキングが目的ではない、あくまで装置、道具、人を交わらせるハブだ。
サイトの方に利用の流れが図示されている。
これ、まさにぼくが「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」で講義してる話とシンクロしててウレシクなった。というか、コワーキングの本質をよく理解されていると思う。
見るとイベントも盛んに開催されているようで、それもいい。イベントは先週の講義のテーマだった。
それはともかく、この団地、デカイですね。
団地というより、ちょっとした町の規模ですね。そこにコワーキングがある。
ぼくは全国の1718市町村のすべてにコワーキングを整備し、それらを縦横につないだコワーキングのエコシステムの構築を目標にしてるのだが、ここはその構想にバチッとハマる。
それに、既にあるものをぶっ壊してまた新しいものにするばかりでなく、あるものをうまく加工して違う用途に利用することを考えるのもエコのひとつ。すでにコミュニティができているところにはそのほうが合理的だし、「5大価値」のサステナビリティ(継続性)にもつながる。
団地にコワーキングという取り合わせ。日本中の団地でやってみられてはどうだろうか。URの例にもあるように、意外と若年層にウケると思う。
生活圏内のコワーキングには、ワーカーの労働環境を整備するだけでなく、地域コミュニティの拠点としても機能するという効用もある。特に地方自治体はそのことに気づいたほうがいいと思いますよ。
ということで、今日はこのへんで。
(カバー画像:公団ウォーカー)
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