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15時間話してゲリラ対談番組にも出て期待以上の情報とインサイトをゲットした:今日のアウトテイク#312(2024-09-25)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
"問題が起こっても、それに取り組むことで恐れは減る。
なんとかしようとしているのなら、たとえ不完全でのろくても恐れることはない。
行動は不安を和らげる。"
(ジェームズ・クリア)
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#15時間話してゲリラ対談番組にも出て期待以上の情報とインサイトをゲットした
一昨日、ちょっと思い立って、久しぶりに徳島県美馬市脇町のゲストハウス「のどけや」さんに柴田義帆さんを訪ねてきた。たぶん、5年ぶりだったかと思う。
彼との付き合いは、2016年に遡る。ぼくが、ワーケーションならぬ、コワーキングを軸にしたワーク&バケーション「コワーケーション」を提唱して始めたときに一番最初に反応してくれて、わざわざ神戸まで来てくれたのが最初。コロナ禍でワーケーションが注目される4年ぐらい前の話だから、誰もワーケーションなんて知らなかった。
当時、書いたのがこれ。
その後、柴田さんは各地のコワーキングを巡る「コワーキングツアー」にも、広島、千葉、滋賀、沖縄、とずいぶん参加してくれた。
彼の運営するゲストハウスには、それこそデジタルノマドだなんだかんだと言われる前から、日本はおろか世界中からいろんな属性の旅人がやって来ていた。
ぼくがコワーキングツアーで愛媛〜香川〜徳島を移動した流れではじめて「のどけや」さんに宿泊した日は、確か1階の奥の部屋でドイツの女性芸術家がバカでかいドームみたいなのを制作していた(あれ、どうやって部屋から出したのだろう)。
そのときは、吉野川ではじめてカヌーに乗った。
「のどけや」さんはこんな感じ。確か、昭和の旅館が廃業されて空き家だったのをゲストハウスにリノベして開業したと聞いた記憶がある。
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広間では柴田さんの3人の息子さんとその友人が遊んでた。いつもこんな感じで、宿泊客のみならず町内の人もやってきてナニカしてる。ここが憩いの場になってて、そこに居合わすと、自分も町民になったような気がしてなかなか気分がいい。
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今回おじゃました目的は、柴田さんの最近のカツドウ状況を聞くためだった。この方、実はゲストハウスだけをやってる人ではなくて、のちほど一部紹介するが、まあ、ありとあらゆることをやっておられる。
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で、ここはゲストハウスだが、やっておられることはぼくらコワーキングと根っこのところは同じで、こういう思想も持っておられる。当然、話が合う。
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脇町は「うだつの上がる町並み」で有名。
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で、通りを行くと、
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古民家を改装したカフェ「ワタル珈琲」がある。
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こちらも古民家改装の「ウダツインキュベーションセンター向井邸」。
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ここも、1階はカフェになってる。
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で、2階にはバーとギャラリーがあり、イベント会場にもなってる。
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ギャラリーでは、アーティストYellowYellowさんの作品が展示されていたのだが、
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なんとそこに、cosacのイエローTシャツもあった(左端のがそれ)。
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cosacというのは、コワーキング協同組合が開発・提供する、コワーキングのイベント情報の共有と収益の再分配を実現するアプリのこと。詳しくはこちらを。
で、このインキュベーションセンターで柴田さんはいろんなことをはじめようとしていて、そのひとつが「きずなの町並み」構想における、子ども・若者自立支援だ。
子どものうちから自分の好きなことで知識と体験を積み、行動し、結果を生み、キャリアを重ねることが大事という考えから、子どものための起業プログラムをスタートさせる予定。人口減に悩む地方の町を、教育系のプログラムを実行することで活性化しようという狙いがある。
また、柴田さんはスマホだけで制作したショートムービーのコンテストも開催している。名付けて「スマホ映画祭」。
前回は43か国から200本近い応募があったそうで、そのうちの40本を地元の劇場で上映した。これを、かれひとりで企画・催行しているんだからスゴイ。
さらに驚いたのは、修学旅行で美馬市を訪れた広島の中学生にスマホムービーをレクチャーする機会があり、なんとその生徒の作品がニューヨークやワシントンやパキスタンの映画祭で受賞してしまったという。きっと、その子たちの人生の道標になったに違いない。
その他、シェアリングエコノミーや地域通貨への取り組み、さらにはDAO(※分散型自律組織)をベースにしたカツドウへの準備も着々と進めている。
※DAOとは、Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の頭文字を取った言葉で、読み方は「ダオ」です。 特定の所有者や管理者が存在せず、参加者同士の投票で意思決定し、事業やプロジェクトを推進する組織のことを指します。
(出典:VNEXT)
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ちなみにDAOは、ぼくが今後コワーキングを軸にしてカツドウする上で非常に親和性が高いと思っていて、当然、話が盛り上がったのだが、これについては、めちゃくちゃ長くなるので別の機会に書くことにする。
時代の移り変わりを敏感に察知しつつ、ローカルでのカツドウにどう落とし込んでいくか、その発想とセンスと行動力には毎度唸らされてしまう。
というか、こういうキャラクターの人だから、そこに人が集まってくる。人を呼ぶのは人。それがゲストハウスであろうがコワーキングであろうが、結局はヒトと、そのヒトが起こすコトなのよね。
しかし、そのバイタリティはどこから来るのか。
とりあえずひとりでやってみて、これ以上は無理だなとなったら共感する人といっしょにやる。
でも、自分でやらないことには何も学べないし、トライ&エラーでとにかく、やる。
「一人じゃできないもん」とは言わせない、その見本となることを心がけている。
このインキュベーションセンターの2階もひとりでリノベしたという。
それ自体を自分のアート作品と考えている。
ただし、自分のアート作品は、いろんなアーティストで彩られていくから完成することはない。
そう思うと自分もワクワクするし、なんのためにやってるかと常に向き合える。
そういう姿を子どもたちに背中で見せていければいいかなぁ、と思ってる。
カッコいいなぁ。
ところで、ここでは、時々「KatariVar"語り場」と称して、トーク番組を制作して配信している。
そこで、今回、ぼくも出させていただき雑談してきた。さっきの話も出てくるので、よかったら視聴ください。(1時間15分21秒あります)
日本で最初のコワーキングスペース”カフーツ”を開設、そしてコワーキング協同組合代表理事の伊藤氏とゲリラ対談。 https://cahootz.jp/ https://www.coworking.coop/
Posted by 語り場ー”KatariVar” on Tuesday, September 24, 2024
で、前からオススメもあったし、ぼくもトーク番組をやろうと思ってる。その昔、「トーキング・コワーキング」と言って、ちょっとだけやったけれど、あれを復活させよう。
それはまたいずれお知らせします。
今回は、初日に11時間(たぶん)、2日目に録画も含めて4時間(たぶん)、延べにすると15時間(たぶん)話してたと思う(!)。おかげで期待していた以上の情報とインサイトをいただいた。
やっぱり、リアルで会うことが大事。行ってよかった。これらを今後のカツドウに活かしていく。
柴田さん、誠に有難うございました!
ということで、今日はこのへんで。
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(カバー画像:語り場ー”KatariVar”)
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