今日のアウトテイク#29「コワーキングとグリーンエネルギー ほか」【メンバーシップ特典】(2023-12-17)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」

※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。

※読んで面白かったらぜひシェアくださいまし。

寒くなりましたね!


#今日のBGM

#今日のコトバ

♪アメリカは生きることの職人さ
あんたひとりにかまっちゃいられなかったのさ
(友部正人『びっこのポーの最後』)

"世界観があるということと思想性が強いというのは別の問題です。"
(ゾロアスタ高橋)

#糠床方式

この「今日のアウトテイク」は、一日分を書いているうちに、ネタが溢れてきて、そのぶんを翌日に回す、いわば一日で2日分制作するサイクルができてきている。
それを、「糠床みたいですね」と言う人がいる。
うまいこと言うなぁ。

#コワーキングマネージャー養成講座@オンライン(告知)

「コワーキングマネージャー養成講座@オンライン+オプショナル現地オフライン補講」、第5期受講者募集中。

週一回のオンライン講義にオプションとして現地コワーキングでのリアル補講をミックスしたハイブリッド方式。

※受講お申込前のご相談もオンラインで受け付けています。希望の方は下記のサイトの「お問い合わせフォーム」からお申し込みください。

なお、一部の自治体ではこの種の講座の受講料を補助する制度があり、過去には福島県の補助金を活用して受講された方もおられますので、一度、地元自治体の問い合わせてみてください。

「早割」は12月21日(木)23:59までです。興味ある方はお早めにこちらまで。

#深夜コワーキング

昨晩は、23時からあくる(今日の)6時まで、カフーツで「深夜コワーキング」をやった。

あえてこんな夜中にコワーキングスペースに集まって、仕事したり、おしゃべりしたりする、完全に「夜型」人間のためのイベント、と言うか、時間帯が違うだけで、我々にとっては普通にコワーキングだけど。

そこで、こんな話が出た。

以前は全国各地の学校へ出向いて、あるソフトウェアの研修をしていたのだが、コロナ禍の影響でその仕事がなくなり、その後いろいろあって、いま、来年の3月までの契約で、さる地方都市の中学校のICT教育の支援をしているという。

自治体から受託している企業が、ウィークリーマンションを用意してくれて、神戸までの往復交通費も支給されるので、(給与はさておき)待遇としてはいいほうだが、ひとつ、悩みがある。

仕事が楽しくない。

というのも、今どきの中学生は生まれたときからインターネットありきのデジタル・ネイティブだから、ちょっとしたアプリやガジェットの使い方はだいたい心得ていて、何もわざわざ教室で教えることもなく、ほとんど助けを求められることがない。要するにヒマで、まったくやり甲斐がない。

それは、一見楽なようで、真面目に仕事するタイプのこの人にはさぞやつらいだろうな、と。

なら、自分でやったらどうか。雇われて、言われたことを言われたようにするのではなくて、自分の持ってる能力を使って、自分のやりたいことができるフィールドでカツドウする。

時間を切り売りするのではなく、自分で自分のビジネスを作る。そのほうが、よっぽどあなたに相応しいはず、ということをツラツラ話した。ま、要するに起業だ。

ここで肝心なのは、今までの経験とノウハウを活かせられる対象が誰かを見極めること。前述の中学校のICT導入の対象は中学生だが、ビジネス上の対象は学校であり、教育委員会であり、自治体であり、そして、その予算の出処である国だ。

それとは違う切り口で、自前のリソースを活かせられる対象は誰か?を考える。まだ目に見えていない潜在的顧客を見つける。案外、それは身近にいたりする。

そのためのリサーチとマーケティングが必要だが、やってやれないことはない。つまらない仕事で時間を無為に過ごすより、自分でコントロールできる仕事をして充実した人生を送ることを目指すべき。

で、そこをサポートするのもコワーキングの役目だ。何もコワーキングは華々しいスタートアップのためだけにあるのではない。もっと、地味で身近なビジネスの起ち上げのための拠点でもある。

ちょっと思いついたことがあるので、来年の3月、今の契約が切れるまでに、いい企画ができればと思っている。

#編集するということ

編集する、というのは勇気が要る。
ここをカットしたら、判りにくくなるのではないか。
読者はどこまで理解できそうか。

逆に、残すとくどくならないか。
読者を飽きさせはしないか。

その葛藤の連続。

ウェブの場合、紙と違って文字数はあまり気にしなくていい場合が多い。
かと言って、モノには限度がある。
伝えたいことがちゃんと伝わる文章でなければ書く意味も読む意味もない。
編集者は読者の身になってそこを整える。

これは「モノを書く」ことに限らない。
あらゆるカツドウの対象に理解されるようなコミュニケーションが不可欠。
むろん、ビジネスにおいても。

つまるところ、世の中は編集でできている。

#あー、もうこんな時間、電車ないやん。

電車はある。
動いていないだけ。(笑)

昔、終電を逃して、よく言ってた。
その人も、今はもういない。

#バイオリズムとして

毎週、土曜日にカフーツにやって来て、夕方になるとトイレに行く人がいて、昨日は、昼間はいなかったんだけど、夕方にやって来て、やっぱりトイレを使った。

どうやら、その時間になると、カフーツでトイレすることが、一種のバイオリズムとして彼の身体に組み込まれているようだ。面白いですねぇ。

そこまでなれば、コワーキングも大したもんだ。(いや、違う)

#寒波到来

いつまでも暖かい。と思ってたら、寒波がやって来た。
どこに寄り道してたのか。

しかし、異常気象は年々ひどくなる。地球の温暖化はますます進むんだろう。
と同時に、グリーンエネルギーへの関心も高まってきている。

#コワーキングとグリーンエネルギー

先日、ポルトガルでのカンファレンスから帰ってきた青木さんも、「ヨーロッパのコワーキングでは、グリーンエネルギーへの関心が高い」と言ってた。

グリーンエネルギーとは:
発電時に発生するCO2排出量が少なく、環境に負荷が小さいエネルギーのこと。 脱炭素の必要性が訴えられる中、世界で多くの企業がグリーンエネルギーに関心を持っている。

(出典:アスエネメディア

そこで目にしたこの記事。ロンドンでは環境に配慮したオフィススペースへの需要が、従来のオフィススペースやコワーキングスペースのプロバイダーをグリーンエネルギープロジェクトへの投資に駆り立てている。

以下、ざっくりと。

イギリスで77のフレックススペースを運営するWorkspace Group社が、水力、風力、太陽光発電を含む再生可能エネルギーのヨーロッパ最大の発電事業者であるStatkraft社と、10年間の企業向け電力購入契約を結んだ 。

この契約により、年間22ギガワットを生産できるとされるデヴォン州の新しいソーラーパネル農場が、ロンドンとイングランド南部にまたがるワークスペースの77のオフィスに必要な電力の約3分の2を供給することになる。再生可能エネルギーへの移行は2月に開始される予定。

イギリスを拠点とする企業は二酸化炭素排出量を削減することの重要性をますます認識するようになっており、排出基準や慣行の更新を見越して、グリーンエネルギーソリューションを業務に統合するための措置を講じている 。

Workspace Group社による太陽エネルギー利用への移行は、このような都市におけるグリーンスペースへの需要の高まりを反映したものだが、同時にフレキシブル・ワークスペース事業者がいかにグリーンなオフィススペースに投資しているかを示すものでもある。

まだ、日本ではこういう動きはないみたいだが、コワーキングやフレックススペースなどの共用ワークスペースが社会のインフラとして認知されてくるに連れて、そしてそのユーザーが増えてくるに連れて、同様の対応がより求められるようになるのではないだろうか。

これからは「グリーン」がキーワードだ。


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