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「食」でつながるコワーキング、「おいしいコワーキング」やろう:今日のアウトテイク#372(2024-11-24)

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます


#今日のBGM

#今日のコトバ

"下手な芸術家は模倣する。優れた芸術家は盗む。"
(パブロ・ピカソ)

“Bad artists copy. Good artists steal.” ― Pablo Picasso

Posted by Azhar Forhad on Thursday, November 21, 2024

※偉大な芸術家はあらゆるものから取り入れて自分のものにしてしまい、元ネタ以上のもにする、という意。

#受講者募集中〜<Ex拡張版>「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座」

コワーキング協同組合は、地域に根ざしたコワーキングスペースの開業・運営ノウハウを体系的に学ぶ『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』を2025年1月より開講します。

今回はこれまでの講座をさらにパワーアップしての全7回。さらにマンツーマンのコーチング付きのコースを設けました。

理論は判ったけれども、ではどう実践すればいいのか、という方もおられると思い、月に一回のZoomでのコーチングと、それに加えて随時、チャットで、主にコンテンツマーケティング、ブランディング、コミュニティ運営、イベント企画、等々、コワーキング運営上のよろず相談ごとに対して、個別にアドバイス、コーチングします。

単なる作業場ではなく、地域の人々の多様な活動と交流を支える「まちの拠点」としてのコワーキングスペースを実現したい方は、こちらをご確認の上、ぜひ受講ください。

#フランスは労働者にタダ働きを強要するのか

呆れて開いた口が塞がらない、とはこのことか。フランスは、国家予算の逼迫に対処するため、国民に年間7時間の無給労働を義務付けることを検討している。なんやて!

以下、その概要。

この措置は、支出の増加と税収不足のためにここ数カ月で悪化しているフランスの財政赤字を削減するための一環。

労働者が無給で1日分の労働時間を余分に拠出することを義務付け、雇用主は追加の社会保障費を支払う義務を負う。

それによって、25億ユーロ(26億3000万ドル)の歳入を生み出すことを目的とする。

どこの世界に国民にタダ働きを強制する政府があるのか。国がブラック企業になってどーする、一種の奴隷制度じゃないか…と、言ったかどうか知らないが、当然ながら経済界から大きな反発を呼んでいる。

特に利益率の厳しい業界の企業経営者たちは、こうした人件費の増加が、レイオフにつながったり、値上げを余儀なくされたりと、深刻な結果を招きかねないとの懸念を表明している。

そうそう、結果的にまるで逆効果を生むんじゃないですかね。何考えてるんでしょ。

フランスと言えば、離婚した親による週4日勤務の実証実験を実施したことが記憶に新しい。

対象は一部の公務員に限られるが、標準的な週35時間労働を維持するため、4日間にわたって延長勤務を行う、ということだった。この実験がなにか関係しているのかな。

昨日も書いたが、諸外国では週4日就労制の実証実験が行われている。

ちなみに、フランスでは、労働者の週平均労働時間を36時間と、他の多くのヨーロッパ諸国(35時間)よりも長くしている。

国の財政問題に対処するために労働時間を伸ばし、かつ、雇用主に追加の社会保障費を支払う義務を負わせるというのは、タチの悪い冗談にしか聞こえない。

ところでいま、日本では、年収103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」を引き上げるかどうかが議論されていて注目されている。

これに対して地方自治体が税収減になることを懸念する声もあるけれども、日本の場合、減った分は国が交付金でカバーしたりするので間違っても自治体が破産するなんてことはない。

というか、法律上破産できないので、そこは支援を得ながらなんとかかんとかやっていく、という仕組みになってる。まあ、破産したほうが再出発しやすいということもあるのだが、現行法ではそう。

もちろん、これと同列に議論できないけれども、足りないからタダで働け、というのは、一国の政府として言うことではないと思うのだが。

さて、どうなることやら。

#「cosac」のオンライン説明会やります

全国のコワーキングスペースをネットワーク化し、イベント情報の共有と収益の再分配を実現するスマートフォンアプリ「cosac」のオンライン説明会を開催します。

このアプリのそもそもの目的は何か?どういう仕組みでそれが実現するのか?どんな機能が提供されるのか?

「cosac」はコワーカーの小さな行動のひとつひとつが、コワーキングならびにコワーカーの相互扶助を促進し、いずれひとつの経済圏を構築するその一歩となります。

コワーキング関係者、特にコワーキングスペースの運営者の方、ぜひぜひご参加ください。ただいま、「月額利用料なしのお試しキャンペーン」中でもあります。

どうぞよろしくお願いいたします!

#「食」でつながるコワーキング、「おいしいコワーキング」やろう

昨日は「勤労感謝の日」で祝日につき、カフーツは休業日だった。のだが、祝日と知らずにフツーに来た人が約2名いる。

これ、我々、個人事業主というかフリーランサーには、あるあるですね。雇用されなくなったら、もう、良くも悪くも全時間が自分の時間だから、逆に曜日も時刻も関係なく、というか意識せずに仕事してしまう。

昨日書いた「ワークライフバランスをマスターする10のステップ」の「3.明確な境界線を設定する」にも通ずる話。

かく言うぼくの場合、カレンダーに関係なく、日曜日も祝日もやることがあれば(だいたい、ある)カフーツに出てきて仕事している。なので、たまにこういうことが起こるが、彼らは毎週土曜日に必ず来るし、もう何十年来の仲間なので、そのまま使ってもらってた。

で、しばらくして、それは始まった。いつものように突然に。

まず最初に来た山﨑ケンちゃんがジンギスカン肉を買ってきていた。そう、先日、「コワーキングキャンプ飯部VOL.11」で食したラムだ。

そのことはここでリポートした。

今回、長野から1kgのパクチーを送ってもらったので、ラムを使った「ヤンパク」をメインにいろいろ美味しくいただいたのだが、なにしろ1kgだから、まだ十分残ってる。それをいただこうという魂胆、あいや、企画。

そしたら、次に来た長井くんが「スンドゥブが食べたい」とスープや豆腐やなんやかやを買ってきた。そう、最初っからもうやる気満々で。そうして、お休みだったカフーツはにわかに食堂へと姿を変えた。

例によって、画像を貼っておきます。

今回のラムは近所のライフで売ってたんですと。このへん、何でもあってホント便利。

今回はキャンプ飯部ではないのでバーナーではなくホットプレートで。さすが文明の利器、速い。

できました〜。ジンギスカン肉とパクチー、名付けて「ジンパク」。先日の「ヤンパク」と違ってタレがやや甘め。めちゃくちゃ美味い!

一方、トッポギ入りスンドゥブも。肉は豚と鶏。辛すぎず出汁がよく効いてて、これまためちゃうま。

そして、スンドゥブにもパクチーを入れてリゾットに。コメはやや硬めで〜と、このへん、料理する人のイマジネーションが刺激されてくるのが、端で見ていてオモシロイ。

長井くんが「あ、卵、要りますね」と言って出ていったかと思ったら、近所のコンビニでササーっと買ってきて投入。ちと絵面が悪いが、これがまた美味くて、お腹いっぱいになった。

ちなみに、この鍋は来月の忘年会バージョンでも活躍が期待されている。

お気づきの方もおられるかと思うが、そもそもこの二人が今年の2月頃にゲリラ的にはじめたのが、「コワーキングキャンプ飯部」だ。

なぜか、カフーツは好きなものを自分で調理して食べてもいいところ、というようにインプットされている。が、それは否定しない。なぜなら、「食」はコワーキングをコワーキングならしめる重要テーマでもあるから。

いつでも、突発的にこういうイベントができるのは、ワンオペで運営している気楽さもあるからだが、これをオモシロガレるのもコワーキングのいいところだと思ってる。作る人も食べる人も。

「食」は人と人をつなげる重要なイベントだ。人間の生き物としての本性が、そこに集う者たちを平等化する。なので、コワーキングにキッチンは必須。

そういえば、昔、相談に来られた設計事務所の方にそう言ったらキョトンとしていた。「あの、オフィスにキッチンって要りますか?」と。

コワーキングはオフィスではない。上図「コワーキング曼荼羅」に示されるさまざまなテーマを持つ者たちが交差するハブであり、プラットフォームであり、彼らのカツドウの拠点だ。そこで「仲間」と言える人間関係が育まれる。これから設計される方は、十分、配慮されたい。

そして、そのキッチンを共用する、いわゆるシェアキッチンも、コワーキングのひとつの形態であると言える。それは、「コワーキング曼荼羅」の「シェアリングエコノミー」にあたる。で、やりたい人にその日、ポップアップ的に飲食店をやってもらうのも、コワーキングのイベントとして有意義だ。

コワーキングをいかに使うか、コワーキングでどういう価値を提供するか、それはコワーカー(利用者)のアタマの中にヒントがある。であるからして、コワーカーとの対話を欠かさないようにしたい。

それも、なにか食べながら、飲みながらが、きっといい。

で、ふと思いついたのが、「おいしいコワーキング」というキャッチコピー。随分昔、西武百貨店が「おいしい生活」というキャッチコピーを使ってたけれど、それを拝借して。今後、「食」に関連するイベントのときはこのコピーを使おう。そうしよう。

というか、皆さんもコワーキングで食事会するとき、「おいしいコワーキング」というキャッチフレーズを使いませんか?日本全国で「おいしいコワーキング」やってくれたらめちゃくちゃウレシイ。

で、「食」でつながるコワーキングの輪ができたら、きっと楽しいゾ。どう?

ということで、今日はこのへんで。

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「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」では、これからのコワーキングとその周辺に…

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