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コンテンツマーケティングはコワーキングを人間らしくする最も効果的な方法:今日のアウトテイク#328(2024-10-11)
<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます
#今日のBGM
#今日のコトバ
"人生はあなたを打ちのめすでしょう。誰もそれから守ってはくれませんし、孤独でいることも守りにはなりません。孤独もまた、切ない思いであなたを打ちのめすからです。あなたは愛さなければならない。感じなければならない。それがあなたがこの地上にいる理由なのです。心を賭けなければならない。あなたは飲み込まれるためにここにいるのです。
そして、あなたが壊れたとき、裏切られたとき、置き去りにされたとき、傷ついたとき、あるいは死があまりにも近く感じられたとき、自分をリンゴの木のそばに座らせて、周りで山のように落ちていくリンゴの音を聞きなさい。その甘さが無駄になっていく音を。そして、自分にこう言いなさい。「自分はできるだけ多くのリンゴを味わった」と。"
(ルイーズ・アードリック)
Life will break you. Nobody can protect you from that, and being alone won't either, for solitude will also break you...
Posted by Philo Thoughts on Tuesday, October 8, 2024
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#コンテンツマーケティングはコワーキングを人間らしくする最も効果的な方法
いま、開講中の「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング基本のキ」の昨日のテーマは「マーケティングと情報発信」だった。
マーケティングと情報発信は表裏一体だが、情報発信の方法として、SNSは欠かせない。講義でも事例をたくさん引いてきて解説した。
そこで話したコンテンツマーケティングのポイントのひとつは、そのコワーキングが何を目指しているのかはあらかじめ表明しておいて(パブリックナラティブ)、そこにどんな人がやって来て、どんなことをやっているか、起こっているか、あるいはどんな目標や課題が持ち込まれて、どう達成したか、解決したか、しなかったか、そういう人間の営みを表現すること、だ。
つまり、いつも言ってるけれど、ハコよりヒト。そして、コト。
そしたら、いつも参考にしているCat Johnson氏の今朝のニュースレターが、まさにその話題だった。
彼女は、自身、コワーカーであった経験を持ち、コミュニティとしてのコワーキングの構築をサポートする、コンテンツマーケティングのオーソリティだ。
毎月、オンラインで開催するワークショップには、世界の70名以上のコワーキングオペレーター(マネージャー)が参加している。それとは別のオンライントークセッションはなんと無料で、これまでに250人以上のゲストを招いて、世界の7400人以上のコワーキングマネージャーが参加している。
ということで、そのニュースレターをAIで翻訳したものを以下に(勝手に)共有する。
今朝、ある特定のコワーキングブランドがInstagramをどのように扱っているかが気になって見てみました。クリックして確認すると、思わず「やばい」と口に出してしまいました。
フィードはオフィスのオファーや一般的なグラフィック、そして企業っぽいブランディングで溢れていました。すぐに、活動がほとんどないことがわかりました。そして実際その通りでした。ほとんどの投稿には「いいね」がゼロ、一部には2~3個の「いいね」があり、最も多くて5個でした。
もちろん、Instagramの「いいね」がビジネスの強さを示す指標というわけではありません。しかし、それらはスペース、チーム、ブランドが本当にメンバーや潜在的なメンバー、関連する組織とつながろうとしているかどうかを示す指標にはなります。
そして、残念ながらお伝えしなければなりませんが、オフィスの広告だけではそれを達成することはできません。
ここで考慮すべきことが2つあります。
1. 各プラットフォームで何が効果的かを理解し、そのプラットフォームに合ったコンテンツを作成する必要があります。
2. コンテンツが「スクロールストップ」されるためには、人々を助け、サポートし、楽しませることに完全に焦点を当てなければなりません。
わかります。これは大きな要求ですよね。そして、コワーキングの業界では、投稿をしたという事実だけで満足しているような「チェックボックス」を埋める行為がたくさん見受けられます。
しかし、コンテンツが結果を生み出していないのであれば、それは時間の無駄です。
そして、この場合、結果を生み出すとは新しいメンバーを獲得することを意味するのではありません。Instagramの投稿から一度の閲覧でメンバーになる可能性はほぼゼロです。
Instagramコンテンツで結果を生み出すとは、エンゲージメントを高め、スペースとコミュニティの認知を向上させ、ブランドをポジショニングし、差別化し、コミュニティを祝うことであり、人々に自宅を出てあなたのスペースに足を運ぶ素晴らしい理由を提供することです。
そして、私たちのようにコンテンツの作業に圧倒されている人々にとっても、それがブランドの基盤であることを理解しているなら、新しいメディアやスタイルで実験し続ける必要があります。恥ずかしい思いを乗り越えて、新しいことを試し、それが失敗しても進み続ける意志が必要です。
コンテンツ万歳!
しかし、長い間やっている人なら、これから言うことは全く驚かないでしょう。
ソーシャルメディアやニュースレター、ビデオなどを含めたコンテンツマーケティングは、ブランドやビジネスを人間らしくする最も効果的な方法です。注意を引き、人々のスクロールを止めるためには、一貫して質の高いコンテンツを提供し続ける必要があります。
なぜなら、人間中心のメッセージがさまざまなメディアを通じて繰り返し見られることで、人々はあなたを知り、好み、信頼するようになるからです。これが、彼らがあなたのコミュニティに参加するための最初のステップです。
ですから、人々をあなたのスペースに立ち寄らせる前に、まずはフィードに立ち寄らせましょう。
ズバっと来ましたね。
コンテンツマーケティングに限らないが、マーケティングは試行錯誤を繰り返すことが重要なのは言うまでもない。何度も実験をしてみてはじめてそのコワーキングならではのコンテンツができてくる。要は経験が必要なのだ。
何か書かなければというやらされ感で書いているうちは苦痛でしかない。が、いろいろ試しているうちに効果(反応)が出てくると、俄然、楽しくなってくる。そこでパターンを作ってしまうことが肝要。
そして、最大のキモはここ。
ソーシャルメディアやニュースレター、ビデオなどを含めたコンテンツマーケティングは、ブランドやビジネスを人間らしくする最も効果的な方法です。
コワーキングに人を呼ぶのはデスクでも電源でもWi-Fiでもフリードリンクでもない。人だ。「人」ありき。これまでくどいほど言ってるが、結局のところ人が人を呼ぶ。講座でも毎回、言ってる。だから、コワーキングというハコではなくてヒトを表現すること。これに尽きる。
思わず「彼女も同じこと言ってるやん」とウレシクなったが、コワーキングの存在意義と本質的価値を考えたら、ごくごく当たり前のことだ。
蛇足だが、ここも。
Instagramの投稿から一度の閲覧でメンバーになる可能性はほぼゼロです。
そう、昨日も話したが、こういうことは、なにか秘訣があってそれを使えばあっという間に成果が上がるということはない。コツコツと続けていくのが最も効果的。継続こそ力なりです。
Cat Johnson氏については、過去に何度か書いているので、よかったらこちらもどうぞ。
ところで、彼女のカツドウを見ていて、ぼくもやり方を変えようかと考えている。Facebookに作ったグループ「コワーキングLAB」が放置状態になってしまってるので(すみません!)、あそこを再起動しつつ、コワーキングスペース向けのコンテンツマーケティングに力を入れようかと。それはまたいずれ。
ということで、今日はこのへんで。
(カバー画像:Cytonn Photography)
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