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今日のアウトテイク#181「コワーキングに孤独のレシピは要らない」(2024-05-17)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※3分、話そう。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"言葉は知性ではあるが同時に感性でもある。"
(開高健)

#自分で連打、する?

うっかり、Twitterで「いいね」を連打してしまったんですが、これ、そのままの回数をカウントするんですね。
シラナカッタ。

てことは何?自分で連打してもカウントされるということ?
そんなことする人、おらんか。
いや、判らんよ。

#(お知らせ)インディー・コワーキング開業運営塾、受講者募集開始

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#人間が作ったものだから不具合の出ることもある

今日のFacebookメッセンジャーは調子が悪かった。
メッセージが送信できなかったり、送信したのかどうかが判らなかったり。
挙げ句に相手によっては真っ白になったり。

やれやれ。
と思ったけれど、ここんとこ、時間に追われていささかストレス気味。
ちょうどいい小休止と考えて、本でも読むか。

と思ってたら、いつの間にか復旧してるやんか。
休み終了。
やれやれ。

#コワーキングに孤独のレシピは要らない

今日のCat Johnson氏のニュースレターに、とてもいいことが書いてあったので、一部省略して(無断で)紹介する。

*****

2012年に初めて試したコワーキングスペースは、まるで孤独なダンスフロアのようだった。毎日、私は車でそのスペースに行き、ラップトップをセットアップし、完全に一人で数時間仕事をし、そして帰っていった。当時私がコワーキングについて教わっていたのは、コラボレーションとつながりに根ざしたコミュニティ重視のムーブメントだということだったのに。

そうだ!

ただ、自分にふさわしい場所を見つけられなかっただけなんだ。

私の同僚は同じスペースで仕事をしていたが、彼女には何の問題もなかった。彼女はただ自分の仕事をするためのオフィスが欲しかっただけなのだ。でも、私はもっと他のものも欲しかった。だから、私はコワーキング・コミュニティーを探しに行った。

なぜなら、人々があなたのスペースにやってきて、会話も挨拶もコネクションもなく、孤独に働き、そして帰っていくことがないようにする必要があるからだ。それは孤独のレシピであり、メンバーの離反を招く。

Wifiを使うだけなのに、なぜお金を払って会員になる必要があるのかだって?

そうではない。

会員が来店したときに、映画館やチェーン・レストランに入ったときのように、丁重に扱われはするけれども、実質的なエンゲージメントはゼロということがないようにするのだ。

多くは必要ない。私の友人であるDenswapのCraig Bauteは、オタク的なデータ収集を行い、人がコワーキングスペースで1日1回3分間の会話をすれば、素晴らしいコワーキングスペースの魂である「つながり」と「帰属意識」を感じられることを発見した。

人に今日の調子はどうかと尋ねたり、コーヒーメーカーで近くに立っている2人のメンバーを紹介したり、あるいは私の好きなこの質問をする「何に取り組んでいますか?」

それは、自分の仕事や優先事項、課題、そして自分自身についてより多くを共有するための、広く開かれた機会なのだ。

試してみて、そして、どうなったか知らせて。

*****

そうか、2012年だったのか。てっきり先輩だと思ってた。

そうそう、コワーキングはデスクと電源とWi-Fiだけではない。彼女が言うように、コラボレーションとつながりに根ざしたコミュニティ、それがコワーキングだ。

誰かと誰かがつながることで、新しいコトが起こる、できる。それをサポートするのがコワーキングの本来の役目。そのために、この5つの価値が提供される。

それを日常会話からはじめるのも、コワーキングならでは。そういうところだという共通認識があれば、いきなり声をかけても、かけられても違和感はない。

うち(カフーツ)は極めて狭いから、入るなり、「こんちは〜、どっから来たの」と話が始まる。初めての人は、正直、驚くけれども、入ってきて、えーとどうすればいいの?とオロオロするより、サッとこの場に入れていいと思う(のだが)。

今日、別の記事を読んでたら「ホスピタリティとは帰属意識の創造」という言葉が出てきたが、その通りで、コワーカー(利用者)をサポートするコワーキングマネージャーには、スキルとセンスとホスピタリティの3つの能力が要る。

その最たるものが、コミュニケーション能力だ。ペラペラ淀みなくしゃべることではなく、コワーカーの目的や課題を自然に引き出してあげる。要するに、話すより聞く、もしくは訊く能力。これ、大事ですね。ぼくはしゃべりすぎる悪い癖がある。治そう。

で、注目したのはここです。

人がコワーキングスペースで1日1回3分間の会話をすれば、素晴らしいコワーキングスペースの魂である「つながり」と「帰属意識」を感じられる。

判りますね〜。3分話せば、とっかかりが得られる。そこから、お互いがお互いを知ることになる。簡単な情報交換が行われる。誰か一人でも、そういう時間を持てれば、もう、そのコミュニティの一員である自分を意識できる。

そうしてつながりを感じられる人は、また、そのコワーキングの維持継続に協力的になる。そうして、そこが運営者だけのものではなくて自分たちのものとなる。

たった3分の会話で「自分も仲間」であることを知る、確認する。これは、コワーキング運営者にとって忘れてはいけないことだと、あらためて思った次第。

しかし、孤独のレシピって、うまく言ったものだなぁ。孤独のグルメと空目したけど。

ということで、今日はこのへんで。


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