適当コメンテーター 円上君 フランスの年金問題
「64歳からの年金受給は遅すぎ」
フランスで改革反対の大規模スト
フランスで19日、政府の年金制度改革案に反対する大規模なストライキが起きたました。
交通機関の運休が相次ぎ、多くの学校が休校になりました
マクロン政権は、年金の受給開始年齢を現行の62歳から64歳に引き上げる方針だが、国民の反発は根強いので今後どうなるのかわかりません。
反政府デモが相次いだ2018年のジレジョーヌ(黄色いベスト)運動の再来を懸念する声もあり今後の行方をコメントしてもらいたいと思います。
円上君
「この事例は日本人として本当に羨ましい、すごいなぁと感じました。
フランスって昔から政府が国民にとって不利益な事をすれば、すぐに抗議行動を起こしますよね。
今回はストライキでいろいろな所が、営業又は公務が出来なくて閉鎖しました。
パリの教職員の内の7割の人がデモに参加してストライキを起こしています。
いくら教師であっても自分の生活に不利益になる事には断固闘う姿勢を見て、僕は思わず息を飲みました。
フランス人ってそもそも定年後の労働意欲って少ないんですよね。
日本や韓国、アメリカは定年後も働く意欲がある人は80%超えていて、ヨーロッパで労働意欲が低いとされるドイツでも60%代なのに、
フランスはなんと40%代です 笑
それはフランスでは年金受給者になれば国からいろいろな優遇措置を受ける事ができるので、老後は好きな事をして暮らしていくことを希望する人が多いので、、、
2年先送りになるなんて耐えられないんでしょうね。
2年間好きな事ができたはずなのに働かないといけない!→断固反対→ストライキになったんだと思います。」
司会
「円上さん、ありがとうございました」
円上君
「......................えっ?終わり?」
「じゃあ、一度皆さんに当てはめてみて下さい。
日本で政府が決めようとしている事を反対してストライキを起こすでしょうか?
どっちがいいのか?は一概に言えないですが、、、、
年金受給開始をどんどん上げられている、今の日本って国民はなんとも思ってないのですかね?
人生一回きりなので、老後くらいは好きな事が出来る仕組みが欲しいです。
仕組みは日本にもあったんですが、少子化問題を先送りにし続けたため、崩れようとしていますよね。
匂わせで「老後は2000万円必要」とチラッと情報を出したら抗議する、ストライキして弾糾することなく、
国民は「じゃあ、お金を増やすしかない!投資だ!投資だ!」となっているのが今の現状だと思いますね。
フランスまたヨーロッパと日本の違いはココなんですよね。
日本人はお上が決めたら逆らえない!
だから悔しいけど泣き寝入りして違う選択肢を自分から探し始めます。
フランスなんかは違うんです。
もし、日本と同じ匂わせ情報で
「老後は2000万円必要だよ」となったら
「何?ふざけんなよ!仕方ない?
少子化問題棚上げにして何十年も経ったらこうなることわかってただろう」
→徹底抵抗→デモ→大規模ストライキと
なったと思います。
基本的人権と自分の人生を侵されるかもしれない時の抵抗交戦は凄いですよね
これが良いとは言いませんが、
日本も昔はこんな風におかしい事はおかしいと言えたし、
実際にデモや時には暴動に近い形で自分たちの権利を主張していた時代もあった事だけ付け加えさせて下さい。」真面目
では、次のニュースです。