「別れなど、少年少女に恐れなし」終演。
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「別れなど、少年少女に恐れなし」
【ライブ詳細】
2nd ONE-MAN LIVE
「別れなど、少年少女に恐れなし」
2023年5月1日(月)at LIQUIDROOM
配信アーカイブ公開中(2023年5月7日まで)↓
会場に来てくれた全ての人に、配信で見てくれた全ての人に、そして関わってくださった全ての人に、心から感謝します。
本当にありがとうございます。
「別れなど、少年少女に恐れなし」
いかがだったでしょうか。少しでも皆様の心に届く歌を披露できたなら幸いです。
【ライブについての気持ち】
僕はKAMITSUBAKI STUDIOを卒業し、これから別の道を歩むのだけれど、しかし、創作をしている限り、僕たちはとても近い場所にいて、そして何も怖くない。
ということを、つまりは言いたかった。それが少しでも近しい人に届いていることを願う。
「創作をしている限り、そばにいる」という考えは、美しき元マネージャー、(元、というのが死ぬほど辛い。好き好きマンボ)アン・ハサウェイとのやりとりで、思い至った。
卒業については昨年からお伝えしてあり、卒業の準備をしながらも名残惜しい日々が続く中、年始の挨拶の際、アン・ハサウェイに伝えた言葉がある。ちょっと恥ずかしいのだけれど、書いておく。
「創作に全てをかければ、別れなどなくて、創作し続けている限り私たちはつながっていると信じています」
そんな言葉を自然と送った時、ああ、そうだ、そういうことを伝えるためのライブをしよう。と決意した。
別れなど、怖くない。という気持ちと、別れではあるけれど、どうか悲しまないで欲しい、という気持ち。
そして何より、創作をやり続けたいという気持ち。
そうして形になった。
ちゃんと届いただろうか。僕はあまり見た目的にかっこいい人間ではないから、せめて言葉やその意味だけでも、影響力のある人間になりたい。誰かの心を突き動かしたライブであったことを願いたい。
【花譜ちゃんにつながることについて】
1番重要なことを書いておく。
今回LIQUIDROOMを選んだのは、花譜ちゃんのスタートの場所だったからである。花譜ちゃんの1番最初の「不可解」の場所だった。花譜ちゃんのスタートの場所で、そして昨日、僕にとってのスタートの場所になった。
花譜ちゃんと同じ場所でライブが出来たことを、心の底から誇りに思う。
そして、今回「花女」「過去を食らう」「狂感覚」を演奏させていただいた。もう絶対花譜ちゃんの曲はやろうと思ってた。本当は1曲だけ、隠し球みたいな感じでやろうと思っていたのだけれど、思い入れが強過ぎちゃって、3曲やっちゃった。好き。
またどこかのタイミングで、花譜ちゃんの楽曲は歌いたいなと思っている。自分が書き下ろした曲ではある。けれど、本質的には花譜ちゃんの曲だと思っている。花譜ちゃんだけの、彼女だけの曲なのである。
だから本当に、ここだっていうタイミングの、隠し球として。またいつか、僕の中の解釈での歌い方というもう一つの側面で、花譜ちゃんの曲を演奏できたらなと思っている。
ちなみに、「過去を食らう」は、花譜ちゃんの花譜 1st ONE-MAN LIVE「不可解」でも演奏された曲である。熱すぎるって。やばいって。最高。
【卒業について】
そして、改めてですが、昨日のライブを終えまして、THINKR及びKAMITSUBAKI STUDIOを卒業いたしました。
まず初めにふざけさせて欲しいのだけれど、はっきり言ってマジやばい。寂しさがすごい。この感情だけでアルバム分の曲数が出来るくらい、寂しさがすごい。
名残惜しい。寂しい。会いたい。焼肉行きたい。寿司行きたい。寿司行かね?
これからはカンザキも、皆様と同じ、KAMITSUBAKI STUDIOのナチュラルファンです。ちゃっかり隠れてライブいくし、ガッツリ課金させていただく。もちろん花譜ちゃんの-未確認少女観測部-のメンバーとして課金させていただいておる。
沢山のことを学び、沢山の経験をし、沢山の仲間が出来た。誰かを仲間ということ自体、過去の僕からしたら信じられないことである。人間が変わるくらい、本当に貴重ですごく愛に溢れた日々を過ごさせてもらった。
そして、そんなすごく幸せな環境から距離を置いてでも、やりたい創作がある。逃げるのではなく、別の道へ。環境を変えてでも、得たい経験がある。
一つずつ、模索しながら、沢山のことを計画している。今まで誰かにやっていただいたことを自分でやるのは、すごく時間がかかる。何をすれば良いかを探したり、試してみないとわからないこともあったり。
でもそれが、すごく楽しい。手探りで行動した全てが、成功だとしても、失敗だとしても、それが確かに自分のものであるという感覚がある。そして1番嬉しいのは、今まで周りがどれだけ大変な作業を支えてくれていたのかを実感できたこと。
これから時間をかけながらも、模索して、模索して、模索して、創作をしたい。
それをどうか、花譜ちゃんや、PIEDPIPERさんや、アン・ハサウェイに見せて行けたらいいなと思う。
【お知らせ1 レーベル名について・新アーティストロゴマークについて】
ライブ内で発表のあった今後のことについて、まとめておく。
「IKIRU SHELF」という新しいレーベルを設立した。
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本棚、bookshelfから文字った。棚。創作を飾る棚。音楽じゃなくてもいいし、小説じゃなくてもいい。なんでもいい。
生きて、生きて、命をかけて、そして作り上げたものを、沢山飾りたい。そんな願い。
そして改めて、新しいカンザキイオリロゴも。
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心臓を晒しながら。
ロゴに込めている詳しい意味は、またどこかで話せればと思う。でもすごく気に入っている。新しいカンザキイオリをよろしく。
【お知らせ2 EP「少年少女」発売決定】
EP「少年少女」出します。
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予約はこちらから↓
IKIRU SHELFとして、独立後のカンザキとしての最初の作品です。
ライブは、どちらかといえば今まで関わってくださった関係者のためという感覚が強かった。EP「少年少女」は、今まで僕の曲を聴いてくれて、そしてこれからも応援してくれる皆さんへ向けたEPです。
年齢関係なく、何かを始めようと思ったり、何かに立ち向かったり。皆少年少女のように輝きながら、必死に努力している。そんなあなたたちの背中を押せるようなものを、作り上げました。
続報をお待ちください。
【お知らせ3 なぜ 少年少女ver Yotuube告知】
ちょっと時期はまだ先ですが、「なぜ 少年少女ver」のMVが、5月31日にYoutubeに投稿されます。
配信シングルの方も、ぜひチェックしてみてね。
【お知らせ4 カバープロジェクトについて】
歌ってみたをやろうと思っています。ずっと、ずっと、ずーーーーーーーーっと、やりたかったこと。
歌うのが好きだし、何より歌ってみたい曲がいっぱいある。すごい準備しているので、続報を心待ちにしていただければ嬉しい。
【追加お知らせ ライブOffical Goods受注開始】
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【受注期間】2023年 5/2(火)12:00 〜 5/15(月)12:00
上記URLから注文できます。
KAMITSUBAKI STUDIO協力のもと制作したグッズです。もしかしたら今回を逃したら、手に、入り、づらい、かも。何卒。。。。
【最後に】
カンザキイオリの立場が変わっても、伝えたいことは変わりません。皆さんのそばに寄り添うような創作がしたいということも、もちろん変わりません。
そして何より、これからもっと楽しんでいきたいなと思っています。
これからのカンザキイオリにどうかご期待ください。
今までと、これからに向けて背中を押してくださった全ての方に。
本当に、本当に、ありがとうございました。
2023/05/02
カンザキイオリ