観測者におけるカンザキ局員の調査報告

所属名:カンザキ(神崎)
所属部署:研修課

観測者三期生として入社後、すぐに研修課へ所属。
主に書類仕事やフィールドワークを任されており、研修の場では実地訓練などの裏方を担っている模様。
また、社内での評判は多方面にあり、総務課とは書類関係の仕事でよく顔を合わせている。他にも開発部・医務課とは相互関係があり、よく出入りしている姿も見られている。

私的な場では、下層封鎖区画を主な拠点としており、各地に点在する酒場のマスターをしながら諜報も行なっているようだ。
下層封鎖区画の拠点では盗掘者を主とした自治グループをまとめており、盗掘されたオーパーツを管理しつつ危険区域に立ち入る者の調査も行っている。(社内に度々その情報を報告をしてくれているようである)
その盗掘者ネットワークは、盗掘のプロを中心に横へと広く、人数こそレジスタンスのように多くはないものの、ヴィルーパ中を網羅しているあたりは非常に有益だと考えられる。

総じての評価として、観測者へは何らかの目的のために入った点はあるものの、情報を外へ流したりと不利益になるような行いは一切見られないため、敵対関係になることはまずなさそうだ。
反面、おそらくは人命第一に行動しているためか、各所で入手する情報に関しては、彼女の中で内々的に処理をしつつ、必要に応じて観測者へと提供していることを鑑みると、協力的であると考えられる。
個人の意志を強く持っているため、そこを刺激することは双方の不利益ばかりを生み出すであろうことが容易に考えられるため、彼女の周囲では人命をあまり疎かにしすぎないほうが賢明であろう。

                    総務部:⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎

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