整形外科学 スポーツ損傷
スポーツ損傷
スポーツ外傷:急性の怪我 骨折、脱臼、靭帯損傷など
スポーツ障害:慢性の使い過ぎ 疲労骨折など
に分かれる
RICE処置
外傷の応急処置
Rest:安静にする
Ice:冷やす
Compression:圧迫止血
Elevation:患部挙上
損傷の種類
肉離れ:筋肉の離断、部分断裂 出血を伴うのでMRIでは白い像がみられる
下腿三頭筋(テニスレッグ)、ハムストリングス、股関節内転筋、大腿四頭筋で好発
グレード1・・・痛みのみ
2・・・筋欠損伴い、歩きにくい
3・・・大きな筋欠損
足関節靭帯損傷(捻挫):内反が多い 外力により靭帯が過伸展
膝関節障害:各種スポーツでの酷使による
前十字靭帯断裂・・・血腫みられる
膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)・・・ジャンプの繰り返しで損傷
半月板損傷・・・サッカーで多い マクマレーテスト陽性
オスグットシュラッター病・・・中学男子に多い
ランナー膝・・・腸脛靭帯炎症
側副靭帯損傷・・・コンタクトスポーツに多い
腰痛:椎間板の傷害によるものが多い
肩痛:繰り返しの動作で起きやすい
肩甲上神経麻痺
インビジメント症候群・・・投球、バレーボールのアタックなどで多い
バーナー症候群・・・アメフトで多い 首の神経を痛めることでしびれが生じる
肘痛
テニス肘・・・上腕骨外上顆炎
野球肘・・・肘の曲がる圧力による離断性骨軟骨炎
内側側副靭帯損傷・・・投球により内側靭帯に負荷 トミージョン手術適応
アキレス腱断裂:手術、保存療法ともに用いる
診断三徴①陥凹触知
②つま先立ちできない
③トンプソンテスト陽性
疲労骨折:体重のかかる下肢で多い
脛骨疲労・・・中心部はジャンプで、上下は走行でなりやすい
中足骨疲労骨折・・・ランニングなどで多い サッカーでは第五中足骨多い
肋骨疲労骨折・・・ゴルフ、野球で多い
外傷性骨折
ボクサー骨折・・・第五中手骨頚部に多い
鎖骨骨折・・・転倒、ラグビー、柔道などで多い
肩鎖関節脱臼・・・柔道で多い 圧迫して整復