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ヒトにはヒトのかき氷

『ヒトには ヒトの かき氷』


お店の名前は 伏せますが。
あの かき氷店に行くと…
昔に お付き合いしていた
元彼さんのことを 思い出します。

そのお店に 初めて訪れた日
隣にいたのが 彼だったからです。。。

沢山のメニューから 何を食べようか悩んで
私が 頼んだのは ラズベリー味の
かき氷だったのも覚えてる。

ありきたりな感想だけど。
甘酸っぱくて美味しかった。
あぁ  あの人との思い出も甘酸っぱかったなぁ~ と

言いたいところですが。
正露丸のような 苦い思い出となります。


今は 吹っ切れているので 
こうやって文章にも出来ているんだけどね。。。
人生って 登り坂 下り坂 まさか!なのです。

元彼さんとの関係に悩み…
暗く落ち込んでいた時
このままでは 自分を見失ってしまうと
とても 焦っていました。

自分が好きなことって 何だっけ?
突き詰めてみたかったことって 何だっけ?

削られて 落ちてくる氷みたいに
目の前に現れた『かき氷』という光が
私の人生を明るくさせてくれたんだよ。
その瞬間  私の興味は 元彼さんより かき氷。


元彼さんは お店に行くと
毎回 同じものしか頼まなくて。
私からすると その味しか知らないのは
『人生損してるよ』ってずっと思っていました。

実際 本人にも アドバイスしたけど
『人には 人の 乳酸菌』というCMがあるように
ヒトには ヒトの 考え方や 好みがある。

自分が 大切にしたい人だったら 否定せず
考えや 好みも 受け入れてあげれば良かったよね。


学びました。とても。
かき氷を通して 人との付き合い方を 学んでいます。



そうそう。 
別れ話の 前日も 意気揚々と
チョコミント味のかき氷食べに行ってたなぁ… 。

そのおかげで ミントの香りのように
スッキリ別れることが出来ましたから。
私の人生には どんな時も 並行して
かき氷が 隣にいる感じ。

素直に思う。
ありがとう 元彼さん。
ありがとう これからも かき氷。

好きなことは無理のないように続けたい。
義務化して 嫌いにならないように。
一歩引きながら 続けるくらいが 丁度いい。
人間関係も同じだね。

懐かしい思い出と共に
今日も ごちそうさまでした。

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