見出し画像

多胎児で幸せを感じたこと

こんにちは!
東京都板橋区の多胎コミュニティ 代表 ふたごの森の佐野奈菜です。

今日は普段の生活の中で「多胎児で幸せを感じたこと」をお話させていただきます。 

多胎児で幸せを感じたこと

我が家の3歳双子女子。

赤ちゃん期の極度の寝不足や今の激しいケンカなど
大変だなあと思うことはありますが、
それ以上に「幸せだなあ」とじんわり実感することもたくさんあります。

・盛り上がると楽しさ4倍!

見返してもぷっと噴き出してしまうのが、このどでかいサングラス写真!

おまけのおもちゃでついてきたのですが、双子がドはまり!

2人が一緒に楽しくなると、笑い声も楽しさも4倍くらいになって
家中が楽しい空気に包まれるような気がします。

へんてこな替え歌を2人で歌って、珍しい虫を2人で見つけて夢中になって、
2人で思いっきり遊んで、、、


双子だからこそ同じ目線で喜べたり楽しくなったりする瞬間があります。

私は2人が一緒に盛り上がる時に感じる
その幸せな空気が何より大好きです。

・後から遅れてくるギフトがある

双子が赤ちゃんの頃、1人を抱っこ紐で抱えてお茶をしているママさんをとても眩しく思っていました。

その当時の私にとっては、お出かけのハードルがとても高くて、
双子を連れてお茶をすることが夢のまた夢のように感じていたからです。


双子が2歳になったある日、
覚悟を決めてフードコートに初めて2人を連れて行きました。

そして、3人でバナナジュースを「おいしいねぇ」と言いながら飲んだことが今でも忘れられません

これまでなかなかできなかったことだったので
その時の感動が私の中でとても大きく、
「あとからもらえるプレゼントみたいだなあ」とその感情をじんわり思ったのでした。

初めて一緒にコンビニに行けた日、
初めて一緒にパン屋さんに行けた日、
初めて一緒に服を選べた日。
何気ない日常が私と双子にとっては記念日になっています。

・双子を通して人のあたたかさに触れる

外を歩いていると、「双子ちゃん?」と声をかけてくれる方が多く、
特に赤ちゃん期に私はその声にとても救われてきました。

夜に帰ってくる主人以外の大人と話す機会がほとんどなく、
大人が話しかけてくれる、ということがとてもありがたかったのです。


双子をおんぶ抱っこしている私に
「お母さん、本当によくがんばってるね」
「お母さん、ちゃんと眠れてる?」
など双子ではなく私を気遣ってくれる言葉でした。

私はその頃、常に双子のことで頭がいっぱいで自分のことは後回しだったので
私自身のことを気にかけてくださると
涙がでてしまいそうな時もありました。

双子が赤ちゃんの時によく話しかけてくださっていた方とは
今でもご挨拶をする間柄です。

双子が連れてきてくれた優しい繋がり
それを思う時、
「ママにしてくれてありがとう」そんな思いが溢れてきます。

関東多胎ネット活動のご報告

昨夜のZOOMミーティングでは、とある県のサークルさんからの運営相談を行いました。

サークルさんからは

「運営の負担が大きく、運営メンバーが集まらない。『必要なこと』と思うから仕事の有休を取ってでも今は踏ん張っているが、無償のボランティアのままでは後進に引き継げない。
なり手がいない。この先の運営を考えると、正直とても厳しい。」

との声がありました。

多胎サークルは立ち上がっては消えてゆくのが現実です。10年以内におよそ46%のサークルが消滅しています。

関東多胎ネットでは、継続的で安定した多胎支援を行うための基盤作りとして、このクラウドファンディングを実施しています。

皆様のご支援を、何卒よろしくお願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!

関東多胎ネット
よろしければサポートをお願いいたします。 いただいたサポートは弊団体の運営資金として大切に使わせていただきます!