ブレインゲームのラスト感想(ネタバレあり)
ラストの解釈。これは自分がこうであってほしい、そう思いたいなというメモ
ネタバレを含むと思うのでスクロール注意
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
チャールズは 自分のやってる「救済としての殺し」を ジョンに引き継いでほしいというようなことを言っていた。
これはもしチャールズが ジョンの過去(娘を手にかけたこと)を知っていたら、ジョンはすでにそれを成し遂げた側の人なので、
もう少し勧誘の言い方が変わったのではと思う。
手で触れることで読み取るような描写があったので、ジョンには触れていないのかな?それで過去を知らない?
(見直してチェックしたわけではないので触れてたらごめん)
ジョンが「自分は殺さない」と言っていたのも、 もうこれ以上はとか、そういう意味かと思った。
ジョンは娘を手にかけたことがあるが、
ジョーの死の言葉をきいて ジョーの息子がジョーの死により大学にいける未来をみてなお、
「殺すべきでない」という回答をチャールズにしていた。
そのため、おそらく「未来を憂いて人を殺すことはない」という決意が十分にあると思う。
ラストの妻にあうシーンでも、妻は「あなた変わった。過去の話ばかり」といっていた。
今までのジョンは 未来が見えてしまうがゆえか、娘を手にかけた過去から目をそむけるためか、あまり過去をふりかえらなかったのだろう。
未来ばかりを見るのをやめた、ということのように思える。
生きているならではの、痛みさえもいとおしいだろうという言葉からも、未来以上に「今」を大切にする気持ちが芽生えたのではないかと思う。
みんなより少し先の未来にいきていたジョンは、これから、妻とともに「今」を生きていくのではないだろうか。
ラストに聞こえるチャールズの「また会おう」が不穏ではあるが、
これはあくまでチャールズの願望と解釈している。
ジョンが今を生き、妻を大切にすることで もしかするとまた妻の病気などで 娘の時と同じような思いをするかもしれない。
チャールズはそのようなときに 自分と同じような救済を行う人にジョンになってほしいだろうが、
ジョーの残した死にたくないという言葉の受け止め方などから、やはりもう誰かを意図的にジョンが手にかけることは無いように思う。
そうだといいなというだけではあります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?