【ADV-PCG】EX Yokohama Openの結果について【RS-PK】
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はじめに
今回の記事では1月5日にTCG ONEで行われたオンライン大会で、私も参加した「EX Yokohama Open」について書きます。
この大会は去年5回開催された「The Stambler Open」で景品の提供をしてくださっていたオガワさん(@mutsumi_oreo201)が主催しました。またオフラインで開催していたダブルレインボー杯(W-Rainbow CUP)をオンラインでもできないかのお試し版としての位置づけも兼ねています!
大会ルール
以前の大会と共通する部分が多いです。
・ADV1-WCPまで、勝利のリングや劇場版など日本限定の一部使用不可
・デッキは最後まで事前に登録したものから変更不可
・スイスドローで上位8人に絞ってからトーナメント
・毎試合ごとに先攻・後攻をランダムで決定
・それぞれ持ち時間があり使い切ったら負け
・参加者のデッキはメインポケモンは表示され、詳細なレシピは非公開でスタート
一方でスムーズな大会運営や満足度を高めようと変更した点もあります。
・予選のスイスドローを8回戦に増加
・本戦はBO3のシングルエリミネーションのトーナメントが多かったが、BO1のダブルエリミネーションで実施
大会結果のページも先に載せておきます。この記事に書かれていることはほぼすべてこちらで確認できるので詳しく知りたい方はリンク先のサイトをご覧ください!この記事ではページ送りや英語を見るのが面倒な方向けに簡単にまとめていきます。
参加者のデッキタイプについて
全員の使用デッキの傾向
まず参加者全体の使用デッキを確認しどんな環境だったのかを見ていきます。元のサイトにもメタゲームのページがあります。なおデッキ名や分類は個人の基準によります。
太字になっているのが本戦進出者とオポネントの差で上がれなかった方がいる6-2ラインにいたデッキです。今回は68名と前回よりも多くの参加者がいたので同じ数いても使用率は下がっていることになります。
10:バンギマイン
7:サーナイトδ
6:オドシシレック
4:ジュペッタ
4:オドシシバクーダ
3:わるいカイリューマイン(ニューラなし2、あり1)
2:ラティアスミュウツーδ(ちろスペ)
2:ナッシーライチュウ
2:フライゴンδ
2:ラグラージexメタグロス
1:ラグラージexハガネールex
1:カメルギア
1:カメネールアズマオウ(ルギアなし)
1:カメックスex、δ(ルギアなし)
1:ボーマンダδマイン
1:カイリキーマイン
1:ナッシーマイン
1:オドシシハッサムレックexδ
1:オドシシマグマグラードン
1:ハッサム単
1:ラフレシアexポリ2
1:ボーマンダexチルタリスexδ
1:オムスターカブトプス
1:ユレイドルプテラex
1:わるいハガネール
1:カイリューexδ
1:アブソリューション
1:サンダースexベロリンガδ
1:グロスカイリュー
1:サンダーex
1:Sレック
1:ニドクインピジョット
1:バシャーモバレット
1:ガラガラクロバットδ
1:ラッタシザリガーex
1:ナッシーレック(Destiny)
上位入賞者のデッキについて
本戦にすすめるラインの6-2以上の9デッキはこのようになりました。
3:バンギマイン
3:サーナイトδ
1:カメルギア
1:ラグラージexハガネールex
1:ボーマンダδマイン
次にベスト4になったデッキを紹介させていただきます。
上位入賞おめでとうございます!
優勝 バンギマイン(HighFlyerさん)
今回優勝したのはデッキタイプこそメジャーなバンギマインですが、ピジョットとアメがメインでエネルギー配分も最近の流行とは違う構築です。どちらかというと数年前にベストと思われていた構築を発展させた印象を受けます。ただしHighFlyerさんは主流のバンギマインの傾向が変わってもこのようなタイプのものを使い続けていたように記憶しています。
準優勝 サーナイトδ(erikreedsさん)
去年のW虹杯の予選でも優勝した実績のあるプレイヤーとデッキの組み合わせです。お互いにアンチシナジーになるサナex&レジロックexとジュカインδが両方採用されていて相手によって使い分ける難しい構築です。ジュカイン抜きでもピジョット展開で特殊エネルギーの種類が多いタイプは日本では少し珍しいですが、海外ではメジャーなものになりつつあります。
3位 カメルギア(lilslinky16さん)
最近は使用者の少ないデッキタイプになっていて今回も純粋なルギアを使うものは1名でしたが、見事3位に入賞されています。暴風とワーポが少なめなぶんパワーの高い構築で、大会でのマッチをみると苦手なオドシシレックに一度もあたらず、ジュカインδにも最後の方のサナにタッチされているものの1度にしかぶつかっていないので環境によくあっているデッキ選択に思います。
4位 バンギマイン(AdiosSoraさん)
現在主流となっているものに近い構築がベースになっていて、そこからアメやホロンの娘、ノコッチなど細かい調整がされています。大会でのマッチを見るとオドシシレックには一度あたっているものの少なく、他にこういった構築が流行したきっかけと思われるライボルトexなどにも遭遇していないため環境に合わせた変更をしたほうがいいのかもしれません。
結果を受けての感想
上の項目とかぶるところもあります。また主催が異なりますが同じ場で近いルールで行った「The Stambler Open」を前回または以前の大会として触れています。
バンギマインは前回よりもかなり増えています。去年の最後の大会で優勝していますし、色々なデッキが増えてそこまで対策がされていないところも戦いやすいと思われたのかもしれません。結果を見ても優勝を含め3名が本戦に進んでいて好成績といえるため次の機会でも中心になってきそうです。細かい分布はピジョット型は優勝者のみ、ピジョットなしでホロンFFを入れていないものが他に2名、ホロンFFありが7名となっていました。
サーナイトδも前回に続いて人気のデッキタイプでした。大会全体の勝率はわずかにバンギマインの方が高かったようですが、本戦に進んだ人数はこちらが上回っています。サポートポケモンはピジョット型が5、オニドリル型が2と両方いました。
特筆すべきところは全員がミュウ☆を採用していたところで、ラルトスが見えたら一緒に入っているものとして考えたほうがよさそうです。また鋼エネを採用しているデッキが以前よりかなり多くみられました。
ジュペッタは今回もある程度の使用者がいて、かつ本戦にも進んでいました。バンギマインに対して厳しいところがありますが、有利なことが多いサーナイトが一定数いて闘タイプのことも考えると今後もいそうです。
オドシシを多用したデッキは前回と同じくらいの使用率で10人以上とかなり多かったですが、前回と同様に本戦に進めませんでした。闘タイプメインのデッキは減っているため構築単位で対策が進んでいるのかもしれません。
他にはボーマンダマイン、ラグラージハガネールはそれぞれ1名のみですが去年に続いて予選を突破しています。同じプレイヤーが使い続けているので経験の差がありそうですが、チャンスがあるデッキタイプに思えます。
他にはメインポケモンはカメックスやフライゴンなど様々ですが、ポリゴン2とサポーターではないトレーナーを使って速攻をしかけるデッキタイプはいくつか新登場しています。一方減ったデッキは前回かなり多かったフライゴン、LOを主軸にしたラッタロック、闘タイプがメインのデッキなどがあげられます。
関連リンク
主催者のオガワさんのレポート
運営と景品の提供ありがとうございました!!
当日の英語の配信
TCG ONE の日本語の始め方動画
おわりに
去年までの大型大会と比べて日本人が運営主体になりましたが、今回初めて参加された日本人も複数人いらっしゃり今までを上回る参加者がいてとても盛り上がったと思います!今後も似た形で大会が開催されるかもしれませんのでその際はぜひ参加しましょう!
PCGデッキのまとめ
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0
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