【ADV-PCG】カメルギアのデッキレシピと過去記事のまとめ22年7月版【RS-PK】
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今回は最近使っているカメルギアのデッキを載せようと思います。また過去に別ブログで4回くらいこのデッキタイプについて書いていたのですが、中には2010年のものもありますし4つバラバラにリンクがあっても見づらいのでなるべくこの記事でまとめなおしたいと思います。基本的にこの記事だけ見ればよいというのを目指します。
過去のカメルギア記事を読んでいただいている方には重複している内容も多いですが、目次から必要な部分だけご覧いただければと思います。
デッキレシピ(22年7月)
レシピしか需要がない方も結構いると思いますのでまず載せておきます。
ポケモン:25枚(ポワルン抜き21枚)
1:フーディン☆
2:ゼニガメ(PCG1/あわ)
1:カメール(PCG8ST)
2:カメックスex
1:カメックスδ
2:ポッポδ
4:ピジョット(PCG1)
1:ルギアex
1:カイオーガex(PCG8)
1:ラティアスδ(PCG7)
1:ラティオスexδ
1:チリーンδ
2:ジラーチ
1:ラプラス
4:ホロンのポワルン
サポーター・トランシーバー:9枚(シーバー込み13枚)
4:ホロンの導師
1:ホロンの冒険家
1:ホロンの科学者
2:ダイゴのアドバイス
1:ウツギはかせの育てかた
トレーナー:20枚(シーバー抜き17枚)
4:ホロンのトランシーバー
1:勝利のリング
4:ふしぎなアメ
3:ポケモン回収装置
4:暴風
4:ワープポイント
スタジアム:2枚
1:不思議な大樹
1:巨大な切りかぶ
エネルギー:4枚(ポワルン込みで8枚)
4:水エネルギー
デッキの概要
基本的な狙いはカメックスexのエナジーレインで水エネルギーとホロンのポケモンをルギアexに一度につけ、エレメンタルブラストを毎ターン使っていくデッキです。1体用意すれば1ターンに何枚でもエネ加速ができるのはカメックスくらいで、ルギアは最も大きなダメージを出すことができるため使われています。
日本では主にハーフデッキで使われていました。60枚デッキではハッサムexやウインディexに有利な面はあるものの、封印マグマやメタグロスδなど相性の悪いポケモンが人気だったこともあるかもしれません。しかしDPシリーズに入りポケモンLV.Xが追加されると、数値のインフレで10や20ダメージの差で戦うデッキはついていけなくなってしまうものが出てきます。一方でルギアの200ダメージはDPレギュでも有効なためかえって使用率が上がってきた印象もありました。
メインポケモンについて
まずほとんどのカメルギアデッキに採用されるカードについて簡単に触れます。カードごとに画像を載せるか迷ったのですが、何度も文章が切れるとかえって見づらいとも思ったので載せずに進めます。わからないカードがあったら旧シリーズ検索さまなどを利用してみましょう!
カメックスex
主にベンチに置いて攻撃役のルギアなどにエナジーレインでエネルギーをつけるのに使います。ただしカメックス自身も80ダメージを出せてHPが高く、攻撃のたびにエネルギーを捨てなくて済むためアタッカーとしても優秀なカードです。オドシシバクーダやナッシーライチュウ相手にはカメックスラインを太くするというのも対策になるでしょう。
ルギアex
ホロンのポケモンで2色ぶんはすべての色になるため色々なカードが使えますが、エレメンタルブラストの200ダメージが多くの相手に有効です。後で触れる記事で触れますがハーフデッキでは入れない選択肢もあります。ただしスタンダードデッキではメリットの方がはるかに大きいためほとんどの場合1枚は採用されるでしょう。
ピジョット
2005年当時はハーフデッキの延長版という感じで入っていないタイプもあったようですが、現状ではほとんどのカメルギアに採用されています。カメックスexを使う以上エナジーレインも常に使いたいためいずれにしろポケパワーロックは解除したいことや、ふしぎなアメが入るため枚数の差はあってもとりあえず入れる方向で検討されるカードです。
ジラーチ(PCG2)
ほしのねがいで主にふしぎなアメや2進化カードを集めます。デッキによってはエネルギーを毎ターンメインポケモンにつけたいので敬遠することもありますが、カメックスで一度に加速できるため初手で別のポケモンを逃がしてジラーチを出す、またはジラーチを逃がして攻撃という場面でもエネルギーが追い付きやすく他のデッキにまして採用しやすいです。
チリーンδ
エレメンタルブラストなどで水エネルギーをトラッシュすることが多いためデルタサポートを最大限活用できます。逃げる1のたねで1枚のスペースですむため、現在はよほど何かを意識して尖ったデッキにしない限りはほぼ確実に採用されます。
ホロンのポワルン
エレメンタルブラストをはじめ、色拘束が多くあるワザを使えます。初手に来るリスクの都合上ハーフではレアコイルやマルマインの方が使われますが、スタンではホロンの導師でアタッカーと一緒に用意できるためほぼポワルンが採用されます。
他に採用されるカードについて
自分のデッキだけを使って一人回しをするなら先ほど述べたカードだけで済みますが、実際のレシピは他にもいろいろなカードが入っています。どのような目的で入れられやすいか大まかな傾向をあげていきます。
1:ルギアよりも硬いポケモン
エレメンタルブラストで相手を一撃で倒すことができても、相手もルギアを一撃で倒してくる場合はサイド差で負けてしまいます。それを防ぐためによりきぜつしないカードを採用します。カメックスexもこの役割を担えるので他の優位点も欲しいです。
2:ポケモンexでないアタッカー
ルギアex、カメックスexはきぜつするとサイドを2枚取られてしまうためサイドレースで負けてしまうことがあります。これを防ぐために、1とは違う観点でサイドを1枚しかとられないようにしてターン数を稼ぎます。汎用性でルギアに劣るカードでも相手によっては十分な攻撃力を出せるカードもあります。
3:エレメンタルブラストよりも強い攻撃ができるカード
バトル場のポケモン1体をエレメンタルブラストで倒すよりも強い結果が期待できる場合は採用理由になります。主にベンチ攻撃ができるカードです。
4:エレメンタルブラストよりもデメリットが少ないワザを持つポケモン
エレメンタルブラストは攻撃力は申し分ないですが、水とホロンのポケモンを1枚ずつトラッシュしてしまいます。相手を考えなければ次またつければいいですが、ポケパワーを止められたりベンチのカメックスを倒されたりすると次のターンはサイドを取りづらくなってしまいます。代わりにエネルギーのトラッシュが少ないワザでサイドを取れればエナジーレインを使わずにサイドが取れるため息切れしにくいです。
5:ホロンのポワルンを使わずにワザが使えるポケモン
カメルギアが強いからこそ登場したようにも思えるクリスタルビーチはとても厄介なカードです。これを防ぐためにカメルギア側も暴風や別のスタジアムで対抗しますが、ビーチを壊さずに攻撃に移れるワザがあれば楽なことには違いありません。水や無色だけで使えるものがまず考えられますが、チリーンでの回収をあてにして他の基本エネやδレインボー1個までは使えます。
採用カード例
ラティアス☆、フーディン☆ (2・4)
シューティングスターやスキルコピー→エレメンタルブラストでルギアが殴るのと同じような攻撃力を出しつつきぜつしてもサイドを1枚しかとられません。HPが低くて200ダメージ出す必要がない場合はエネルギーを残すこともでき、かえってルギアよりも強い場合さえあります。ほぼリスクがなく強力なためどちらか1枚は採用されます。
カイオーガex(3・4・5)
ハイドロシュートはベンチに70ダメージを与えらるため、バトル場に倒されてもいいポケモンを壁として出されている場合エレメンタルブラストよりも相手を遅らせることが期待できます。ピジョットを止められて厄介なルナソルも楽に倒すことができます。うきぶくろで逃げる0になっていることが多く、クリスタルビーチ上でも水エネだけで使えるため便利なカードです。最も倒したいポケモンが常にバトル場に居るような単デッキでは役に立ちませんが、その他では大体使えるので採用されやすいです。
ハガネールex(1・3・4)
1進化のカードという難点はありますが、カメックスと同じくHPは150ありこの比較では2進化よりも優れていると言えます。ワザもどせきりゅうでベンチのピジョットやポケモンexを倒せるのは大きく、エレメンタルブラストとの差別化も十分できます。
今回のレシピについて
最初に載せたデッキの狙いやカード採用理由について書きます。6月にあった自主大会の候補として考えていました。
ポケモン
カメックスδは弱点を消す面ではあまり活かせませんが、闘弱点のわるいバンギラスにうまく戦えるのが優秀です。またオドシシバクーダに対して進化前のカメール込みで弱点やベンチ攻撃で強く戦えます。カメックスexをロゼリアなどで呼び出されるケースも増えているためゼニガメラインを厚くする価値はありそうです。
カイオーガは従来までのルナソル対策の他、流行のオドシシやマイナンも意識しています。封印の結晶をワープポイントで解除した後、新しくバトル場に出てくるポケモンよりも封印つきのベンチポケモンを倒した方が道具がついている分価値が高いです。
ポケモン☆はフーディンにしました。妨害系デッキが増えると思い相手をきぜつさせるワザが打てないときにサイコセレクトで暴風や回収装置やサポーターを取る狙いが大きいです。
他にはラティδも入っています。まず狙いは水エネのみでアイスバリアが使えることで、大会にいそうなライボルト単に勝てるチャンスを持てます。バクーダをハイドロスプラッシュでデメリット無しで倒せるのも便利です。ラティアスの方は当初は入れていなかったのですが、のちに主にヌケニン対策として入れました。もともとラティオスが入っている上に他のボディー対策にもなるため負担が少なかったのも大きいです。
トレーナー
サポーターは性能やチリーンの都合ほとんどの場合ホロンのサポーターを使いたいためそれらを多めにしています。幹部は想定通りなら自分が先攻し続け、序盤は導師かラプラス+ウツギしか使わないため思い切って0です。
このレシピでは封印オドシシ対策でワープポイント4枚にしています。これとジラーチで素早い展開を狙っていきます。カメックスを呼び出してターン稼ぎされるのにも対抗できます。
回収装置は普通はポワルン3にしてこちらを4にするべきですが、つきおどすやでんじしょうがい対策で逆にしました。もともとフーディン型はリソース切れしやすいですが、
そっくり!テレポーターはデッキに合っているカードですが、今回はトレーナーロックやハンデスを意識したぶんワープポイントやスタジアムを優先して入れられませんでした。トロピウスやケンタロスなどそっくりがあってこそ活かせるカードも諦めています。
ポケモンでの対策を重視したためエネルギーやサポーターが普通よりも少なくなってしまっています。不要と感じたポケモンは適宜減らして安定性をあげるとよいでしょう。
実際には使わなかったのですが、仮に使っていた場合はハッサム単には大きく有利で、他に対戦した2デッキに対しても使ったカイリューと大差はないように思えるのでマシだったように思えます。一方で本戦には大きく不利な相手ばかりだったので予選を抜けることに限ればというところでしょうか。
過去の記事のまとめ
これまで書いたカメックスデッキのリンクと概要を書いていきます。この記事で大体触れたことがこれらにも書いてあるため違うタイプのレシピを見たいなど、必要に応じて見ればいいと思います。
記事1:DP入りスタンとPCGハーフ
上の記事では実際に公式大会で使ったレシピを載せていました。
前半ではハーフデッキの例を挙げています。ハーフでは2進化非exがスタンほどいないためルギアを入れないのも選択肢になったり、ポワルンは初手に来るデメリットが目立つためほとんど入っていないなどの違いがあります。
後半はDP2まで使えたころのハガネールexが多いタイプのレシピです。ヨノワールは効果の劣るシザリガーexくらいでしか代用できませんが、まったく関連のない違うカードにすればPCG環境でも使えるでしょう。どちらも今見ると疑問を感じる部分もありますが当時はこのような完成度だったという資料にはなります!
記事2:サイド4枚戦用レシピ
こちらもDP2まで使えたときのデッキで、当時は予選はサイド4枚戦だったためそれに合わせて組まれたものです。
大量のワープポイントとテレポーター、ピジョットとポリゴン2の両採用などで速さを追及しています。半面サイドを4枚取るのに特化しているためサイド6枚戦でこのまま使おうとするとルギアやポワルンが足りなくなってしまうこともあります。
スボミーやミズキの検索はDPのカードですが、少し効果の劣るPCGのカードや別のカードにすればPCGまでのレギュでもそのまま使えます。
記事3:PCGレギュでのハガネールタイプのレシピ
こちらは記事1のDPネールレシピを2015年に改めてPCGレギュで組んでみたものです。良くも悪くも普通な感じなので練習用や自作するもとには使えるかもしれません。
記事4:暴風とハガネール無し、ウツボットタイプのレシピ
この記事では不利になりやすい封印の結晶を使う相手は諦め、その分のスペースでジュカインexなどその他の相手に勝ちやすくしたデッキを扱っています。22年現在の環境には合っていませんがだいぶ一般的なものからは外れているので改造の一例として見ていただければと思います。
終わりに
カメルギアは基本のコンセプトがわかりやすく、細かいダメージ計算をする必要があまりないためデッキとしては初心者にもおすすめです。
これまで何度も記事にしているように相手の流行などに合わせてデッキの改造が色々できることも面白味があります。
高額なポケモン☆が必須で実物でカードを揃えるのが難しいことが欠点ですが、代用でも構わない場合や余裕のあるかたはぜひ組んでみてはいかがでしょうか。
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