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【ADV-PCG】The Stambler Open(24年11月)の結果について【RS-PK】

割引あり

タイトル画像はACTION!(@INEEDACTIONNOW)様のものを引用させていただいています!

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はじめに

    今回の記事では11月17日にTCG ONEで行われたオンライン大会で、私も参加した第5回「The Stambler Open」について書きます。

自分の使用デッキと対戦レポートは別の記事で書きました。

また前回の「The Stambler Open」についても記事にしていますのでよければこちらもご覧ください。

大会ルールはこのような感じです。
・ADV1-WCPまで、勝利のリングや劇場版など日本限定の一部使用不可
・デッキは最後まで事前に登録したものから変更不可
・予選スイスは一本先取、本戦トーナメントは二本先取
・スイスドローで上位8人に絞ってからトーナメント
・毎試合ごとに先攻・後攻をランダムで決定
・それぞれ持ち時間があり使い切ったら負け
・参加者のデッキはメインポケモンは表示され、詳細なレシピは非公開でスタート

大会結果のページも先に載せておきます。この記事に書かれていることはほぼすべてこちらで確認できるので詳しく知りたい方はリンク先だけ見てもいいと思います!


参加者のデッキタイプについて

全員の使用デッキの傾向

まず参加者全体の使用デッキを確認しどんな環境だったのかを見ていきます。元のサイトにもメタゲームのページがあります。なおデッキ名や分類は個人の基準によります。太字になっているのが本戦進出者とオポネントの差で上がれなかった方がいる5-2ラインにいたデッキです。
今回は53名と前回よりも多くの参加者がいたので同じ数でも使用率は下がっていることになります。

6:バンギマイン
6:フライゴンδ
5:ラティアスδミュウツーδ(ちろスペ)
5:サーナイトδ
4:ジュペッタ
4:オドシシレック
3:オドシシバクーダ
2:ラッタロック
2:ナッシーライチュウ
2:ニドクインピジョット

1:バンギラスδ
1:カイリキーマイン
1:ボーマンダδマイン
1:ナッシーδレックδジラーチex(Destiny)

1:Rニューラわるいカイリュー
1:ハッサム単
1:カメルギア
1:レックδ単(Sレック)
1:ラグラージexハガネールex
1:フォレトスベトベトンレジスチル☆
1:ラッタシザリガーex
1:オドシシマグマグラードン
1:キマワリパラセクト
1:マルレアコロロ
1:サンダースブラッキーアブソル

本戦進出者のデッキ

予選のスイスラウンドを抜けたのは以下の8名でした。

6-1
1:バンギマイン
1:カイリキーマイン
1:ジュペッタ
1:バンギラスδ

5-2オポ上位
1:ラティアスδミュウツーδ(ちろスペ)
1:ラッタロック
1:ボーマンダδマイン
1:バンギマイン

決勝トーナメントの結果、表彰台にあがれたのはこちらのページより

優勝 バンギマイン
準優勝 ジュペッタexルナソル
ベスト4 バンギラスexδ カイリキーマイン

となりました、おめでとうございます!
予選ラウンドで6-1だった上位4名がそのままベスト4になっています。

結果をうけての感想

上位入賞者のデッキについて

バンギマインは優勝したほか唯一本戦に複数人進出しておりいい結果が出てきました。利用率も1位タイで多いのですがいつもよりは少なかったです。今回の大会は闘ポケモン主体のデッキが少なく、比較的戦いやすいと思われる超タイプ主体のデッキが多かったので環境にもマッチしていました。前回の大会はホロンFFを入れないタイプの成績が良かったですが、今回はFFあり4人、なし2人のうちFFありのデッキの方が勝率が高かったです。

ジュペッタは前回1位と2位だったオドシシレック、数が多かった悪デッキが苦手とされているので数が多かったのは少し意外でしたが、今回の大会は悪デッキがかなり少なくなっており結果的にいい選択だったようです。たまたまかもしれませんが大きく不利に思えるバンギマインに複数回勝っており、有利に思えるカイリキーマインに負け越しているのが興味深いです。

バンギラスδはこの大会ではあまり見ないデッキタイプで使用者も1名でしたが好成績でした。他の上位デッキが超・闘・悪の3すくみで弱点のデッキに負けているゲームが多いなかで草デッキが非常に少なく、弱点で大きく不利にならなかったのもよかったのかもしれません。まだ定型化されたものがないデッキタイプなので伸びしろもありそうです。
ボーマンダδマインも今回の大会や他の大型大会で数が少ないながら平均成績がいいので今後の活躍が期待できます。

ラティアスδミュウツーδはいままで使用者が少なく、それも特定のプレイヤーが多用しているため人数でいえばかなり少数派のデッキでしたが、今回は5名とかなりのシェアになりました。メインポケモンだけみるとわかりづらいですがどのデッキにも採用されているレジロックカイオーガでバンギマインやオドシシレックに対抗できるのが魅力的だったのかもしれません。

ラッタロックは2名の使用者がどちらも勝ちこしており強力なデッキであることは間違いありませんが、下の画像のように予選4回戦まで8戦全勝と圧倒的な勢いだったのを加味すると少し落ち着いた最終結果ともいえます。(Hopkinsさんとerikreedsさんがラッタを使用)
上位に残ったプレイヤーはデッキタイプに関わらず対策カードを入れてラッタに勝っているケースが多いので、相手のスキルによって同じポケモンのデッキ相手でも勝率に差が出やすいのかもしれません。

その他のデッキについて

フライゴンδは前回1名から大幅に増えて使用率1位タイでした。今回のデッキ分布ではあまり有利な環境とはいえず上位には入りませんでしたが、これに苦手なデッキは予選であたりやすく気になる存在です。ちなみにピジョット入りが3名、他のδ種軸が3名と半々でした。

サーナイトδも人気のデッキタイプですが、大会によってはかなり少ないジュペッタやフライゴンが多く使われていて厳しい環境だったと思います。

オドシシレックは使用率・勝率ともにそこそこ上位にいるものの本戦進出ラインにはいませんでした。前回の大会で使ってトップだった2名が今回不参加だったこともあって、この大会のデータ上での有利不利と自分が使った時のそれにずれがあるおそれがあることは念頭に置きたいと思いました。

わるいカイリューは比較的人気のデッキタイプですが、今回は1人と大きく減っています。要因ははっきりしませんが個人的にはニューラ型だとバンギが苦手で、非ニューラ型だとオドシシレックが微妙というところは少し懸念点には思っています。

闘タイプ主体のデッキはフライゴン・サーナイト・ジュペッタが多く全体的に厳しい戦いを強いられたと思います。前回トップだったオドシシレックに有利なことが多いですが、今回はそれで使われるのを見越して闘に有利なデッキが選ばれやすかった印象もあります。

おわりに

 The Stambler Openは今回で5回目の開催になり、毎回参加するプレイヤーも多く固定層がいるのですが、デッキ分布や上位デッキは大会ごとにかなり差が出ています。
デッキタイプの種類はいつも非常に多様で、仮にベストのデッキ構築が確立されたとしてもデッキの読み合いでずっと楽しめそうな環境ですね!!


PCGデッキのまとめ
https://note.com/kanten620/n/n0f54f94af7e0

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※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

※カード画像やデッキレシピ画像は
「ポケモンカード旧シリーズ検索 様」
https://pcg-search.com/card/search.php
のものを使用させていただいているものがあります。


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