【ADV-PCG】サーナイト羽ばたきピジョットのデッキとThe Stambler Openの大会レポート【RS-PK】
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はじめに
今回の記事では24年8月26日にTCG ONEで行われたオンライン大会の第4回「The Stambler Open」の対戦レポートと、使用したデッキについて書きます。
デッキ概要
「おおきくはばたく」のピジョットと4積みのワープポイントが特徴的なサーナイトδデッキです。このデッキは葱さんが投稿したデッキをもとにしていて2枚しか違うところがないためこの後も省略しているところが多いです。詳しい説明はもとの記事をご覧ください。
これまでのサーナイトδデッキとの比較
サーナイトδのデッキは過去にも記事にしていました。
※以下の3つは旧ブログ
https://82725.diarynote.jp/201510182131349793/
https://82725.diarynote.jp/201510191150334417/
https://82725.diarynote.jp/201510201115494471/
以前のレシピもセレビィexでアメや暴風を再利用するギミックが採用されており、切り株でトラッシュして回収装置で山に戻すようにしていました。この構築も「スピンテール」などでダメージの溜まったポケモンを切り株で消せる強みがあるのですが、全体的にトレーナーを多数使うためオドシシの「つきおどす」に弱くなっています。オドシシ+封印の結晶のロックを解除できるワープポイントを多数採用することと、バトル場に出す必要がある「おおきくはばたく」の相性がいいため効率よくデッキ性能と高められるのが今回の構築のいいところです。
過去レギュとしてPCGシリーズを遊ぶようになってから「おおきくはばたく」入りサーナイトを組んだことはありましたが、最終的に大会に出るときは結局使っていませんでした。デッキのコンセプトは近いですがばら撒き攻撃そのものよりもオドシシなどの封印の結晶やトレーナーに干渉する妨害に対して戦いやすくなっていて、環境の違いによってどちらが勝てるデッキか変わってくるといえそうです。
デッキレシピ
ポケモン:29枚
1:サンダース☆
3:ラルトスδ
1:ラルトス(ADVex1)
2:キルリア(PCG5)
2:サーナイトexδ
2:サーナイトδ
1:サーナイト(プロモ)
3:ポッポδ
1:ピジョン(PCG1)
3:ピジョット(PCG1)
1:ピジョット(プロモ)
1:レックウザexδ
1:セレビィex
1:レジロックex
2:ジラーチ
2:ホロンのコイル
2:ホロンのポワルン
サポーター・トランシーバー:10枚(シーバー込み14枚)
2:ホロンの導師
1:ホロンの科学者
1:ホロンの冒険家
3:ダイゴのアドバイス
3:ロケット団の幹部
トレーナー:18枚(シーバー抜き10枚)
4:ホロンのトランシーバー
4:ふしぎなアメ
4:暴風
2:ポケモン回収装置
4:ワープポイント
エネルギー・ホロンのポケモン:3枚(ホロン入れて7枚)
1:レインボーエネルギー
2:ワープエネルギー
採用カード解説
もとの記事に詳しく書いてあるので違うところだけ触れます。
・レジロックex
記事でも候補にあがっているカードで、ヒーリングストーン+ヒーリングダンスによる回復や無条件でオドシシやラッタを倒せるところなど汎用性が高いです。またホロンFF入りバンギマイン相手でも毎回カードが揃っているわけではないと考え普通の動きと合わせて勝ちやすくしました。
・ポッポδ
ベロリンガδや20ずつベンチ攻撃してくる相手などに弱いのは確かですが、これまで自分で使ってきた範囲では「デルタドロー」やホロンの冒険家で確実にカードを引きたい場面の方が多かったので全部δ種にしました。
レジロックの代わりにダイゴを抜いたのですが、他に減らせるところが本当になくピジョンかサポーターのどちらかかを検討して決めました。
他の採用候補カード
もとの記事に詳しく書いてあるので特に入れたかったカードに触れます。
・ウツボット
ジュカインδは「ふういん」「タイムリバース」というこちらのメインの動きを封じてきてワザエネルギーが増えるのも嫌な厳しい相手です。特に今回の大会は【ラッタロック】が使われやすいと思っていたので採用したかったですが2枚のスペースが作れませんでした。
・ボーマンダ(ADV3)
こちらも「りゅうのかぜ」でベンチのジュカインを呼び出して倒せます。対ジュカインだけならウツボットの方が優れていますが「ドラゴンクロー」でわるいカイリューやルナトーンなどを効率よく処理することもできます。採用する場合はポケパワーを使った後に入れ替えるカードやスクランも欲しいですが、もともとのデッキも欲しかったカードなのでスペースの無駄にはなりません。しかし2枚のスペースや全体的なデッキバランスが未完成で結局は入れませんでした。
・巨大な切り株
「おおきくはばたく」と役割がかぶりますが以前の構築では入れていたカードで、ほこらやビーチなどのスタジアムだけに暴風を使うのがもったいないという相手が多ければ少し入れたいです。
他にはポワルン、レインボー、回収装置などのエネルギーの総数が増えるカードも特に入れたかったです。
対戦レポート
大会結果と参加者のデッキレシピはこちらから見られます!
1回戦 レックδ単 ×
初手レジロックでワープエネとワープポイントが来なかったので壁にしてサポーターでベンチを育てます。相手はデルタサーチでエネルギーを加速していました。
レジロックが倒された後はクリスタルビーチを暴風で捨てつつかえんだまで少しずつ削っていきますが回復されてしまいます。相手の封印を捨てきれずエネスイッチが使えないためサイコブームのラルトスをベンチに出してかえんだまでエネルギーをつけかえますがリバースが表で倒されてしまったのが痛かったです。その後もサイコブームで倒せる状況が揃わずサイドを6枚取られて負け。
2回戦 ナッシーライチュウ ○
初手ポッポから導師でジラーチに入れ替えて展開していきます。ピジョットはなかなか引けませんでしたがアメで非exサナ2種類を出すことができ、回復しながらエネルギーを貯めていきます。
相手は封印の結晶が引けないようでポケパワーをだいたいのターンで使うことができ、ようじゅつを中心に攻撃しつつピジョン経由でピジョットも用意できて勝てました。
3回戦 オドシシバクーダ ×
相手の初手はドンメルでジラーチ展開が安定しなさそうだったのでポワルンのデルタドローで展開します。ばくれつだんとほこらでダメージがたまっていき、特に使われたくないタイミングで幹部とつきおどすが刺さってしまったのもあって攻撃に移るのが遅れてしまいます。
中盤から銀サナで攻撃しますが劣勢を巻き返すのが難しく、長考した結果時間切れでターンが終わってしまったのも痛かったです。終盤は山札切れで負けそうにもなって回避しに行った結果サイドを取りきられるほうで負けました。
4回戦 バンギマイン ×
初手にコイルしかたねがなく、サポーターとシーバーも1枚もありませんでした。アメとピジョットはあったので事故を回避できるなにかを引きたかったですが引けずあっさり負け。
5回戦 ジュペッタルナソル ○
初手がポッポでアメとピジョットもありましたが相手の初手がルナトーンでマッハサーチを1回使ったところでソルシェイダーで止まってしまいます。ジラーチで展開していくところで相手はあまりいい手札でなかったのかルナトーンのみらいよちを数回使っていたのでその間にほしのねがいとサポーターで赤サナを用意することができ、ふういんでソルロックを止めてマッハサーチがまた使えるようになりました。
その後は入れ替えやエネスイッチを多用しながらふういんでシャドームーブを止めつつセレビィのサイコシールドや黄レックでジュペッタexラインを倒し、2体目のソルロックもふういんして勝てました。
6回戦 バンギマイン ○
お互いにサポーターからジラーチにいれかえて展開していきます。こちらのワープポイントで交代させたビリリダマを戻せなかったターンもあって少し余裕があってほしのねがいでピジョットが揃いました。
中盤から素引きしたサーナイトのようじゅつでサイドを取りながらベンチのレジロックにエネルギーをつけていきます。相手は序盤にエネルギーがあまり引けなかったのが響いてエネエネボンバーからのおしつぶすでもこちらのサナを倒せなかったようでリードを広げて勝ち。
以上の3勝3敗で予選落ちとなりました。
反省点
勝敗はいまひとつふるいませんでしたが、負けた相手のデッキタイプにも勝ち筋があったと思うのでデッキ選択はよかったと思います。基本的に天敵であるジュペッタルナソルに勝てたところも大きいです。
構築面はあらかじめよく調整されていて変えづらそうなのでプレイングを鍛えて負けだったところを1つでも勝てるようにしたいです。一度時間切れになってしまったところは元々厳しい局面からなんとか勝ち筋をひねり出そうという長考からの流れなのでどちらにしろという感もありますが、ないに越したことはないのでもっと慣れが必要そうです。
もとのデッキから変更したカードについてはポッポはHP40が裏目になるケースがなく使いやすかったです。レジロックはSレックとジュペッタ以外の相手にはあったほうがよかったですが、はっきりとあったから勝った(または負けたけれど入っていなかったらさらに差がついていた)とまでいえるゲームはなかったのでやはりぎりぎり削れるところなのかはもう少し試したいです。
おわりに
サーナイトデッキは上の過去記事のように最後に投稿したので2019年と時間が立っていたのでこの機会に別の構築を使えてよかったです。大会全体について簡単に振り返る記事も気が向いたら書きたい気持ちはあります!
※サムネイル画像は ACTION!@INEEDACTIONNOW さんのものを利用しています。
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※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
※カード画像やデッキレシピ画像は
「ポケモンカード旧シリーズ検索 様」
(https://pcg-search.com/card/search.php)
のものを使用させていただいているものがあります。
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