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【PCG1-DP5】カメックスex+フォレトス(カメフォレ)のレシピと解説【08春】

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各記事ごとに対応は異なりますが、基本的には購入額が多いテーマの記事の更新頻度を高めていく予定です。

本文中に登場するカードの内容について、PCGのものは「ポケモンカード旧シリーズ検索」さま、DPのものは公式ページのカード検索で確認することができます。

この記事ではカメックスexとフォレトスのデッキ、通称カメフォレのデッキ解説をします。

※2/5編集
PCG-DP間の公式大会のルールでは、先攻1ターン目にはすべてのトレーナーが使えないようなので該当部分を編集させていただきました。
前後の時期のルールと混同していて、一応wikiなどで調べても記載がなく、知人間でこの話をしていても特に指摘されなかったので勘違いしたまま投稿してしまいました、申し訳ございません。

デッキの概要

画像1


カメックスexの「エナジーレイン」でフォレトスの「アイアンシェル」を繰り返し発動させ、特定の1ターンで相手の場すべてを倒すのを狙います。特に大量のトレーナーやポケパワーを使いゲーム開始直後に勝利する動きが理想的なものになります。
殿堂レギュレーションではカメックスに似た効果を持つエンブオーや相性のいいツボツボを使ったフォレトスデッキが活躍しましたが、それと同じコンセプトです。

バトルロードスプリング2008について


今回の記事では公式大会のレギュレーションであった、PCG1からDP5までで入賞カードの「勝利のリング/オーブ」「ミステリアス・パール」「ミラクル・ダイヤモンド」が使用禁止だった時代のものを掲載します。
この次の弾のDPsで「ポケドロアー+」「ゴージャスボール」といった相性のいいカードが複数登場しますが、その1つ前のカードプールでは速攻と安定を両立させることは難しく、カメックスとフォレトスがコンボになることは多少認知されていたものの本格的なデッキレシピなどは出回っていませんでした。この2008春の大会も開催前半の北海道と関西大会では他のデッキが入賞しましたし、自分達もデッキを作ることはできませんでした。

この08春ですが、ある事件がありこの2会場で中止となってしまいます。
(参考記事:開催妨害の手紙が届く―「ポケモンカードゲーム バトルロード スプリング★2008」の一部の開催が中止に INSIDE)
https://www.inside-games.jp/article/2008/04/09/28337.html

大会が中止になってDPsが発売されてから知人にこのデッキを見せてもらいましたが、08春環境でも研究は行われていたようだったのでそのまま開催されていればシーズン後半で使われることがあったのかもしれません。
DPs入りのものは自分のように実際に見た方もいるでしょうし、話を聞いただけで近いものを組むことも比較的容易かもしれませんが、DP5時代のものはネット上にはほとんど残っていません。今回のレシピはDPs以降のものを参考にしつつ今回改めて考え直したものです。

デッキレシピ

このレシピは特定のタッチカードは少なめの基本形と思われるものにしています。
十分な確率で回しきれるなら水エネが多いほどいいデッキなので、自分で試した結果安定性を維持しつつなるべく水エネを増やしたものになります。途中で止まってしまう場合は水エネを減らしてボールを増やした方がいいと思います。

ポケモン:20枚
1:ゼニガメ(DP3)
1:カメックスex
1:クヌギダマ(DP5)
1:フォレトス(DP5)
1:ジラーチ(PCG2)
4:アンノーンR
1:アンノーンQ
4:メタモン(PCG1)
4:ユクシー(DP5)
2:アグノム(DP5)

トレーナー:29枚
4:ふしぎなアメ
4:そっくり!テレポーター
4:ポケモン回収装置
4:スーパーポケモン回収
4:時空のゆがみ
4:ポケモン図鑑(DP)
4:ポケトレ
1:マスターボール

サポーター:1枚
1:ミズキの検索

スタジアム:1枚
1:ポケモンパルシティ

エネルギー:9枚
9:水エネルギー

カード解説

ポケモン

カメックス・フォレトス
実際に使うのは1ラインずつでよく、アグノムでサイド落ちもケアできるので1枚ずつで構いません。きわめて低い確率ですが上のレシピでアグノム2枚に加えてメインのどれかがサイド落ちすると負けですが、それを警戒する場合もアグノムを増やすべきです。

ユクシー
「セットアップ」で大量ドローをします。使った後はそっくり!テレポーター(以下そっテレ)でアンノーンRなどに変えることでベンチから消すことができます。

アグノム
「タイムウォーク」でサイドに落ちているメインポケモンを回収します。序盤はだぶついている水エネルギーをサイドに押し付けたり、相手の一部が気絶するタイミングで取るサイドを決められるなど地味に展開にも役立っています。

アンノーンR
「RETIRE」で1ドローし、デッキを圧縮できます。1ターンでの回数制限がないためトラッシュから手札に加え何度も使用します。

アンノーンQ
「QUICK」で初手のポケモンとジラーチを交換します。水エネルギーやそっテレで入れ替えることもできるため必須ではありませんが、ポケモンであるメリットは大きいので1枚は入っていた方が強いと思います。

メタモン
「ドッキリへんげ」で5枚目以降のアンノーンRとして使います。デッキにたねポケモンが多いほど他のカードが強くなるため他の実質1ドローのカードの多くに勝ります。

ジラーチ
「ほしのねがい」で1回展開サポートを行います。その後はそっテレでゼニガメやクヌギダマにするのが理想的ですが、放置してフォレトスで巻き込んでしまっても問題ありません。HP60は自主退場しやすいのでかえって都合がいいところもあります。

トレーナー
ふしぎなアメ
この時代のルールでは場に出したターンに進化させることができます。
カメックスとフォレトスを出したすぐの番に進化させるのに使います。最低2枚しか使いませんが、素引きしにくいのとサイドに落ちたら拾えないところ、スーパーポケモン回収(以下:スーポケ)でフォレトスを2回進化させることも多いので4枚採用が基本でしょう。序盤に4枚来た場合はアグノムでサイドに押し付けることができます。

スーパーポケモン回収
主にフォレトスに使うことでもう一度アメで進化し水エネルギーを付けることでアイアンシェルを何度も使うことができます。基本的にこの目的だけに使いたいですが、途中で展開が止まってしまいそうな場合はユクシーに使うこともあります。

ポケモン図鑑(DP)
2枚から1枚種類に関係なく選べるのはカードプール内で強い効果です。

ポケモン回収装置
基本的にアンノーンRを拾って1ドローするカードですが、1回そっテレでトラッシュに置かれたユクシーを取って使ったりそっテレは残ってるけれど山札にたねポケモンがいない場合に山にメタモンを送ったりもできます。

時空のゆがみ
アンノーンR(と1枚Rが落ちてればアンノーンに入れ替えられるメタモン)を回収することでドローを進められます。2表でサポーターを使わずに手札を増やすことになります。

ポケトレ
見られる枚数は5枚で、他の7枚見るカードには劣りますがその中から何枚でも選べるため手札を増やす期待がもてます。1枚もない場合は少ないので大抵のボール系カードに勝ります。

そっくり!テレポーター
ポケパワーを使い終わったユクシーやアグノムに使うことでベンチを空けつつたねポケモンをサーチするカードとしても使えますし、アンノーンRやメタモンをサーチして1ドローしてもいい超強力カードです。

マスターボール
カード枚数としてはよくて1:1交換で手札が増えないため優先度はレシピの中で最も少ないですが、その中では進化カードを引きやすいカードとして採用しています。似たカードのダークボールと比べてポケモン図鑑と合わせてわずかに多くのカードを見られます。また純粋なたねポケモンを1枚手札に加えるというボールがなく、デュアルボールや勝利のメダルもコイン2裏(25%)で失敗するため今一つ安定性がありません。最大ダメージよりも場の展開を重視する場合は水エネを減らしてここを増やしましょう。

ミズキの検索
手札が増えないサポーターですが、引きにくい進化カードを選べるのとゲーム序盤は持て余してしまう水エネやスーポケを戻せるのでセットアップの枚数を増やすことができます。
サポーターの中ではこれが一番に思えます。

ポケモンパルシティ
7枚見て好きなポケモンをとるボールと比べて進化カードは取れませんが、複数枚任意で選べるので手札増が狙えます。もともとスタジアムを使いませんし、進化カードも2枚しか入っていないため入れない方がもったいないカードといえるでしょう。

エネルギー

水エネルギー
多すぎるとカメックスができる前に手札が水エネだらけになってユクシーで引けるカードが減り事故の要因になってしまいます。一方減らした場合はアイアンシェルのコインが少し偏るとデッキの水エネをすべてつけても倒しきれないことがあります。スーパーポケモン回収をフォレトスに使うことでもう一度投げなおせるため、どのような相手を想定するかやスーポケで1回表が出るものとして考えるかなどで枚数を調節します。
7枚くらいまではスーポケで1表を前提にして十分相手を倒しきることができるでしょう。12枚くらい入っているとスーポケが全部裏で、かつHPの高いポケモンが複数いても倒しきれそうですが、事故率は上がります。このレシピでは標準的な参考として中間くらいの配分にしています。

使用時のポイント


基本的にRETIREとセットアップを繰り返してカメフォレを立てて、水エネルギーをつけ続ければいいのですが回す際に多少の注意点を挙げていきます。

1:アンノーンRの枚数に気を付ける
まず重要なのがアンノーンRを1枚トラッシュに置くことです。これができないとメタモン・回収装置・時空のゆがみが消費できないため最優先で達成しておきたいです。
次にR2枚かR1枚とメタモン1枚をベンチかトラッシュに用意します。これで時空のゆがみ2表で2ドローできるようになるためデッキの回転率が上がります。計3枚が理想ですが3表は8分の1しか出ないのであまり気にしなくていいでしょう。
ある程度回ってきてからは山のRとメタモンとQの枚数も意識します。1枚も残っていないとそっテレ&RETIREでベンチを空けられないのでユクシーを置けなくなってしまいます。この場合は回収装置で山札に戻すことでカバーできます。

2:不確定なサーチカードの順番に気を付ける
ポケトレやパルシティは複数枚まとめてサーチできるため、そっテレやボール系の前に使った方がわずかに期待値が大きく効果的です。
逆にマスターボールは進化カードが欲しいことが多く、2種類いるため単純なドローカードを先に使って素引きできたらラッキー、できなくても確率が上がった状態で使った方がいいでしょう。ポケモン図鑑はシャッフルを挟まないのでこれで対象にならないカードを下に送ったあとに使うのも有効です。

3:手札の水エネルギーを減らす
ポケモンが揃うまでは邪魔になってしまう水エネはできれば少なく持っておきたいです。
まずタイムウォークでサイドカードに置いたり、エナジーレインではない手張りで場のポケモンにつけたりするのが考えられます。1枚ですがこの後のセットアップが全部1枚多く引けると思えば悪くありません。
カメックスだけ立ってフォレトスがまだという場合、場のフォレトスやユクシーにまとめてつけておく手もあります。この場合スーポケを絶対に1回は決めたいところですが、余りに水エネを多く引いた場合は展開自体が止まってしまうためこの選択肢もあり得ます。

4:アイアンシェルの途中の場の変化を考える
無事カメとフォレが完成した場合でも、より安定して勝てる手段がいくつかあります。
まずは相手のポケモンのHPがバラバラの場合、途中で何枚かサイドを引くことができます。水エネやスーポケ、3枚目のアメなどが欲しいはずなのでアグノムを使った際に確認しておきましょう。
途中で相手のポケモンが1匹になった時はアイアンシェルのコインよりもワザで倒した方が安定する場合が多いです。カメックスの「はかいのうずしお」やメタモンの3エネ「エナジーボール」などは意識しておきましょう。
また自分の場にもダメージが来るためジラーチやユクシーは途中で気絶しますが、ゲーム負けるほどのサイドを渡さない限りはベンチが空くのでむしろメリットになります。一見ベンチがいっぱいに思えてもまたユクシーの置き場所ができるのでドローを進めることができます。
ちなみにこの時代のルールではお互いのサイドが同時に0枚になったとき、新しくバトル場にポケモンを置けるプレイヤーが片方の場合は勝ちになるため最後に自分の6枚目のポケモンが気絶する分には問題ありません。

苦手とするデッキ・カード


基本的にはポケパワー・ポケボディーを止められるのが負け筋になります。

エムリット(DP5)
「サイコバインド」ですべてのポケパワーが止まってしまいます。エムリットの強さは使用を宣言さえすれば返しのターンで解除する手段がないところです。ジラーチexの「シールドビーム」、サーナイトの「サイコロック」も同様の効果ですがエムリットはたねポケモンなので初手に持っている確率が高く、カメ側にも入っているそっテレ+回収装置などでお手軽に毎ターン使用できます。ちなみにフォレトスは止められませんが、アメとフォレトスラインと水エネだけ引き続けるような場合は基本的にはないので無視していいでしょう。

ジュカインexδ
「エナジーレイン」しか止められませんが、これでも毎ターン20ずつしか受けなくなるので十分な対策です。デッキによってはエムリットを連打するのよりもドローを進めてジュカインを立てる方が少なくてすむこともあるでしょう。
なおジュカイン以外にもケッキング(WCP)をバトル場に出す、ヘルガー(PCG4)をベンチを広げすぎずに1ターン目に用意するなど最速で進化ポケモンやLV.Xを用意することでの対策は何通りかあります。

封印の結晶・おつきみ山
すべての展開を止めることができます。
エムリットと違って一度張れば次のターンも継続させることができますが、「暴風」でロックが解除されてしまいます。カメフォレ対策だけなら他のカードの方がいいですが、デッキによってはそのまま入るカードなのでついでに対策できるメリットがあります。

ラティオスδ、ラティアスδの「デュアルオーラ」
フォレトスの「アイアンシェル」を止めることができます。これらのメリットは初手の7枚で条件を満たしていれば相手が先攻でも効果があることです。ただしその確率はそこまで高くできず、「宇宙センター」で無効化されてしまいます。フォレトス以外は影響がないので展開自体は止められず引かれてしまうことがほとんどでしょう。
なお「バトルフロンティア」も同様の対策になりますが、「暴風」に加えて「宇宙センター」で壊されて無効化されるところは同じです。

このように何枚か使われると直ちに敗北につながるカードがありますが、ゲーム開始時に場に存在しているだけで効果のあるカードは少なく、カメフォレ側に後攻1ターン目に展開させてしまっては間に合いません。
対策をとってもじゃんけんの約5割で負けてしまうと思うとこのデッキの強さがわかります。

調整用カード

暴風
封印の結晶やバトルフロンティアを使われたときの対策になります。ただし初手やポケモン図鑑など限られた手段で手札に持たないといけない上に普段は手札の邪魔になってしまって事故要因になってしまいます。暴風を入れる場合はアンノーンQを増やすなど自分のカードを対象にしやすくするといいでしょう。また暴風を4枚入れる場合は自分のスタジアムを壊す前提になるため、ベンチを開けられる巨大な切りかぶも強力です。

宇宙センター
デュアルオーラや一部のスタジアムの対策になります。レシピで入っているパルシティは他にスタジアムを入れないなら明らかに強いものの、これ1枚がないと困るというほどではないためこちらでもいいでしょう。

サンダース☆、アブソルex
相手の場のダメカンを操作でき、場合によってはアイアンシェルよりも楽に相手を倒せます。レシピでは特定の相手を意識した構築をしていませんが、奇数で高HPが多数並ぶかもしれないラッキーなどには有効かもしれません。

セレビィex(タイムリバース)
主にスーポケ5枚目以降として使います。デッキは1ターンで全部掘りきれたもののスーポケが全部裏かつアイアンシェルは表ばかりで相手が倒せない……という負け筋は結構あるのでそちらをカバーした対策になります。

ホロンのポワルン
フォレトスが「だいばくはつ」できるようになります。ポワルン自体はアイアンシェルの対象になりませんが、コストで水エネが1枚戻るので実質1回+にはなります。相手の場のうち1匹だけHPが高い場合はワザで倒した方が効率がいいです。
代わりに手張りはこれに使ってしまうので序盤に圧縮目的で水エネを使うことができなくなってしまいます。総合的に水エネが少ない構築で相性がいいでしょうか。

勝利のメダル・デュアルボール・クイックボール・ダークボールなど
レシピに入っているカード群よりは安定性や効果が低いと判断して入っていませんが、これらの方が強いという判断の場合は入れてもいいでしょう。

エムリット
自身が最も苦手にしているカードですが、主にミラー対策で自分が入れる手もあります。カメフォレを両方立てるのに比べてはるかに出しやすいため、1ターン目にサイコバインドをしてその後もそっテレやスーポケから再利用するか、フォレトスを決めるか比較しながら進めれば余裕が生まれます。

【入賞カード有りのルールの場合】ミラクル・ダイヤモンド
サイドカードは場が完成するまで引けないため序盤から選んで操作できるのは強力です。
ミステリアス・パールもありますが、PCGありでのアグノムもかなり使い勝手がいいのでアグノム1は確定として残りは選択という認識でいいと思います。

【DPs使用可の場合】ポケドロアー+、ゴージャスボール
最初にも書きましたがドロアーとゴジャボは進化カードやアメをサーチしやすく、これらの登場で実際に組めるようになった方も多いと思います。

アレンジ例


ポケモン:23枚

1:ゼニガメ(DP3)
1:カメックスex
1:クヌギダマ(DP5)
1:フォレトス(DP5)
1:ジラーチ(PCG2)
4:アンノーンR
1:アンノーンQ
4:メタモン(PCG1)
4:ユクシー(DP5)
2:アグノム(DP5)
1:セレビィex
1:アブソルex
1:ホロンのポワルン

トレーナー:29枚
4:ふしぎなアメ
4:そっくり!テレポーター
4:ポケモン回収装置
4:スーパーポケモン回収
4:時空のゆがみ
4:ポケモン図鑑(DP)
4:ポケトレ
1:マスターボール

サポーター:1枚
1:ミズキの検索

スタジアム:1枚
1:ポケモンパルシティ

エネルギー:6枚
6:水エネルギー

上のレシピと比べて水エネを減らしてポケモンを足した構築です。
水エネの枚数が少ないため相手の場が強い場合はスーポケをフォレトスに使うことが前提の構築になっています。
フォレトスの「だいばくはつ」やアブソルの「カースドアイズ」によって普通よりも少ない回数の「アイアンシェル」でも相手を倒しきれるようになっているためうまく活用しましょう。この構築ではアブソルが「ねんどうは」も効果的に使えるようになっているため意識します。
ポケモンexのセレビィとアブソルがいますが、もともとたねポケモンが多いため初手に来る確率は低く、事故りそうな場合は最初の1枚しか場に出せない水エネと違ってベンチに出せるのでエネが多いよりも安定性はむしろ上がります。

まとめ


 カメフォレというデッキの存在は広く知られていますが、実際に大型大会に即したレギュレーションのレシピはネット上になく、当時把握してもいなかったので今回十分実用に足るようなものを作れた意義はあったと思います。
 この時期のレギュレーションで改めて遊ぶ場合はカメ、(エムリット大量などの)カメアンチ、その他の有力デッキという3すくみが生まれるかもしれません。
 DPシリーズにも探究者ポリゴンという似たような1キルデッキがありましたが、あちらと比べてミカルゲ(Pt4)のような初手で出すだけで大きな対策になるカードもないため環境に及ぼす影響はとても大きいでしょう。
 今改めて08春やDPsを加えたルールで遊ぶ場合は、このようなカメフォレを承知したうえで先攻1ターン目の比重が極めて大きい尖ったゲームを楽しむのか、フォレトスを自粛なり制限するなりしてこのデッキ抜きで遊ぶのか事前に確認しておくのがいいでしょう。


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