私の乳がん治療記録
発病からもう4年がたった。
以前ブログに書いた治療の記録を見つけたので!
病名:乳がん(右)
初診断日:2019年5月20日福岡の町内乳腺外科
当時1.5センチの乳がん1期と予想。
すぐ大学病院の精密検査を受けることを勧められたが、
色々悩んでるうちに希少がん(病名はよく覚えていないが…笑)になって
病院でも治療が難しいと言われた知人が完全寛解して元気に暮らしているという事が突然浮び上がり、知人が受けた治療を紹介されてすぐ行ってみることにした。
もともと大学病院の精密検査を受けに行くことにした私は、
大学病院に行かず、色彩療法(一種の波動治療)を先に受けることにしたのだ。
以後、日本でもあまりないというこの波動治療を受けるために
福岡から愛媛県というところまで(車で8時間ぐらいかかる距離)
2週間に1回通い始めた。
色彩治療を受けに行きながらも
今、私が標準治療を拒否してうまくやっているかについて
すごく怖かったし、毎日のように悩みながら、
専門のがんクリニック(免疫治療、高用量ビタミンC療法、低用量抗がん療法などの治療を行う場所)に2回セカンドオピニオンを行った。
行く先々で聞いた話は今の病状では標準治療が最善で、
大学病院の精密検査さえ受けていない状態では正確な診断および治療方針を決めることができないという話だった。
当然の話ですが、またがっかりして悩んで、こういうことの連続だった。
結局高濃度ビタミンC注射は計2回、75ccまで投与してみた結果、
ビタミンC注射の効果はとても良かったと思ったけど、
保険が適用されないため、1回当たりの高価でもあり
がん患者の場合は1週間に2回以上投与した方が良いと聞いたので
2回で終了。
そんな中、標準治療を受けても、他の治療を選択しようとしても
今の私の状態はしっかり把握して治療法を悩まなければならないと思って、結局九州大学病院でMRI、CT検査を受けたのが8月上旬だった。
最初の診断では約1.5センチだった腫瘍は約2ヶ月半の間、目立って大きくなっていた。
精密検査の結果はかなり衝撃的だった。
1期と予想していた乳がんは
しこりが約2.8センチまで大きくなっていて(2期に進行)
組織検査結果はHER2+、HR+、Ki67 65% の
性質が良くないがんと言うことだった。
大学病院の先生に病気について説明してもらい、
HER2+タイプで進行速度も非常に速いため
手術前に約5~6ヶ月の抗がん治療を勧められ、
手術はその後に考慮してみようとおっしゃって
すぐ抗がん1次予約を取ろうと言われた。
ところで、私はその場で他の治療法も特に考えてなかったにもかかわらず、
考えさせてくださいと言って大学病院を出た···
若い女医の方でしたが、気分悪そうな表情はみられなっかた。
そのあと10日くらいはパニック状態ながら色んな治療法を検索し、
ある日本ブログを見て動脈塞栓術で局所抗がん治療を行う病院を知った。
病院を知ったのが8月中旬、
私はすぐ大学病院の担当医に連絡してセカンドオピニオン(紹介状)を書いてほしいと要請した。
セカンドオピニオン要請後、約2週間を待って治療が可能だという
結果を聞いて初めて治療を受け始めたのが9月末だった。
9月30日 1回目
10月30日 2回目
12月5日 3回目
その頃海外で偶然フェンベンダゾールという動物駆虫剤を服用して末期癌が寛解する奇跡的な記事を見ることになった。
動脈塞栓術で局所抗がん治療3回とフェンベンダゾール並行(2019年10月10日~2020年4月まで半年間ずっと服用)
結論から言うと、2020年1月20日(最後の検査日)時点で
CT上では腫瘍のかたまりが見えないとのこと!!
ここからはフェンベンダゾールに関する私の極めて主観的な意見だ。
9月30日に初の局所抗がん(副作用はほとんどなかった)後、
髪の毛も抜けなかったし、嘔吐や身体の痛みもなかった。
1回目の抗がんから約10日後からフェンベンダゾールの服用を始めたが
ここからが奇跡だったと思う。
抗がんとフェンベンの初服用前まで約10日間の空白があったけど、
フェンベン服用前は腫瘍があるところを触った時、大きな変化を感じなかった。
フェンベンが届いて最初はビタミEやクルクミンは届いてなかったので、
パナクアC(動物用駆虫剤) 1gだけを毎日ブランチを食べて服用し、
服用開始後、約4~5日以降から腫瘍に触れたとき、柔らかくなったと思ったし、大きさも少し小さくなったと感じるようになった。
その後も約2週間くらいは続けてパナクアとセーフガード1g分だけ
毎日ブランチの後に服用した。
ずっと少しずつ腫瘍が小さくなっていく感じがしてから、
ちょうど1ヶ月後、10月末に2回目の治療後からは
ビタミンEとクルクミンも届いたので一緒に飲み始めたけど
駆虫剤とサプリを一緒に服用したらお腹がむかむかしてたので途中でサプリを一緒に飲むのはやめた。
11月中旬頃からは東京銀座クリニックの福田先生に相談しジェーンのプロトコルに書かれたオフラベルドラッグも処方してもらってメベンダゾール(人間用駆虫剤)と一緒に服用を始めた。
駆虫剤の話が世界的に話題になりフェンベンダゾールの金額が日々高くなって、人間用の駆虫剤(メーベンダゾール)の方がを入手するのが容易で
メベンダゾールの服用を開始することにした。
服用する薬がだんだん増えて、最終的には6種類のオフラベルドラッグを
服用するようになった。
メベンダゾール、ニトロキソリン、メトポミン、シメチジンを1ヶ月近く服用し11月末頃から12月末までの1ヶ月間は薬がもっと増えて
メベンダゾールとフルベンダゾール 朝と夕方の交差服用
+ニトロキソリン、メトポミン、シメチジン、スタチン、ドキシサイクリン(マイシング)
ここに
イベルメクチン12mgまで処方してもらって(二日に一度夕食後のみ1錠)
服用し始めた。
フェンベン、メベン単独服用時から腫瘍が柔らかくなり
小さくなっていることを実感し、
その後、複数のオフラベルドラッグを一緒に服用してから
正直、12月初旬3回目の治療以降だんだんしこりが小さくなるのを実感したし12月末頃には自分で触ってもしこりがあったところがわからなくなってたので1月の検査日を期待していた。
2020年1月CT検査をしに病院に行った時、担当医が良い知らせと悪い知らせがあるが、どんな話を先に聞くのかと聞いてきた。
私は良い知らせを先に聞くと言った。
良い知らせはCT上には癌のかたまりが見えないという驚くべき話だった。
もちろん、細胞単位のがんは単純CT検査では見られないため、若干のがん細胞は残っている可能性があるため、最後にもう一度局所抗がん治療をした方が良いという担当医の所見だった。
悪いニュースはCTを見ていると急性虫垂炎に見えて、すぐ手術をした方がいいという話だった。 手術をすることになれば、回復するまで少なくとも1~2ヶ月は抗がん治療を休んだ方が良いと言った。
病院の検査数日前から妙にお腹が痛くなって腸炎だと思っていたのに、急性虫垂炎だなんて······ いずれにせよ、担当医から近くの手術が可能な病院の紹介状をもらってすぐ入院し、翌日無事に手術を受けた。
ここから私はもう一度免疫力の重要性を自ら悟るようになる。
このように突然思いがけず手術をすることになり、
4回目の局所抗がんを進行できず、手術による免疫力低下が死んでいった
がん細胞を再び目覚めさせた。
急性虫垂炎の手術後、約2ヶ月間の回復期間中、
もともとしこりがあったところに小さく再びしこりが触れ始めた。
再びガン細胞が生き返って活動していると思うと挫折感が押し寄せてきた。 3月末頃、4回目の局所抗がん予約を取ってCT撮影をした結果、
やっぱり細胞単位で残っていたがんが再び8ミリ程度の大きさになっていた。
私が受けた局所抗がん治療は運が良ければ癌がそのまま消滅する場合もあるが、大部分は癌の大きさを小さくすることを目的とした治療であることを知って受け始めたので、私は局所抗癌治療は4回で終えて次の治療を受けることに決めた。
虫垂炎の手術後、約2ヵ月間の回復期間中、私自身も癌のかたまりが再び触れることを感じ、次の治療を調べていた。
4回目の治療後、2ヶ月の間再び顔を出してる癌は
抗がん剤に耐性ができて、これ以上効かないかもしれないし、
放射線で燃やしてしまいたいと担当医にコータック治療という放射線治療が受けたいので紹介状を書いてほしいと相談した。
新型コロナウイルス感染症がかなり猛威を振るっていた時期でもあり、
他県から来た患者を受け入れるかどうかを決めることも病院の方針によって決まるとし、長崎県にあるコータック治療が可能な病院では断られ、
大阪にある病院で治療が可能だという回答を受け、
ゴールデンウィークが終わるやいなや、5月9日から約1ヵ月間治療を受けることになった。
また結論から言うと、
コータック治療後今は経過観察3年目で、
結果も良好で元気に生きているという事だ。
自分の病気について一生懸命研究して勉強した私の努力に拍手を···
私が会ってきた良いお医者さんたちに感謝を
そばで私の選択を尊重してくれて支えてくれた家族に感謝する。
もっと詳しく残そうと思ったら本を一冊書かなければならないようでこの辺で急いで仕上げ···
ちなみに
最初の診断時から1月20日までのCT写真と血液検査結果も載せておこう!
血液検査結果
フェンベンダゾール、メベンダゾール、オフラベルドラッグなど
多くの薬を一緒に服用しながら副作用は感じられなかった。
血液検査の結果も肝臓、腎臓数値など大きな問題はなかった。
これもは極めて私の個人的なデータだ。
私は東京銀座クリニックを通じて持続的な
メール相談と飲み方を熟知してもらって服用した。
イベルメクチンに対する意見が多様で話題になっており
私も当時よく参考にしていたコミュニティサイトで
たくさんのメッセージをもらったけど、
服用法は必ず患者さんの状態を担当医もしくはお医者さんに
ちゃんと伝えて相談をお受け取りになった上で、
服用を決めないといけない。
私は標準治療を選択しなかったが、
標準治療も自分が耐えられる体力があれば全く問題にならないと思う。
私が病気になった当時は低血圧で体重も40キロないくらいで、
手足冷え症で体力も底をついていたので、自分で全身抗がん治療と手術に耐えられないと判断し、他の治療法を選択しただけだ。
私は今でも月に1回色彩治療を通じて体のメンテナンス(免疫力のため)をしていて、半年に1回は最後のコータック治療を受けた大阪大学病院で結果監察をしている。 CT検査だけでは不安で、乳腺外科で触診検査やエコーも受けている。
2020年5月以降、オフラベルドラッグおよび駆虫剤の服用はせず、乳酸菌とメラトニン程度のサプリメントだけを服用している。
たまに再び癌細胞が活動してくるんじゃないかという不安感に包まれた時には、メトホルミンとシメチジン、低用量アスピリンを1ヶ月程度服用する。 ジェーンのプロトコル通りならもっと多くのサプリメントとオプラベルドラッグを服用しなければならないが、肝臓も少し休まなければならないようで···今は薬の服用は休んでいる。
最後に患友の方々とご家族の方々へ
少しでも希望になることを願いながら···
とても長い文章を読んでくださってありがとうございます!