クレジットカードが不正利用された「ありえない」体験
今日は、私の日記に近い実のない話です。
クレジットカードの不正利用。
皆さんは体験したことがありますでしょうか?
私は、1度だけ「有り得ない」としか思えない方法で不正利用された事があります。
今考えても、いったいどうやって不正利用したのか、不思議でなりません。
もう10年以上前ですが、私が19歳か20歳の頃でした。
千葉県津田沼駅で食事をしていたら、クレジットカード会社から電話がかかってきました。
今どこにいるか。
該当カードは手元にあるか。
など、色々聞かれましたが、要するに内容は、私のカードがカナダのトロントのカフェで使用されたが、本人によるものかどうか?という問い合わせでした。(うろ覚えですが、45分ほど前にと言われた気がします)
該当カードは、みずほ銀行のクレジットカード機能付きのキャッシュカードでした。
被害額は日本円で1100円程度。
素晴らしいセキュリティだと感心しました。
不正利用されて、1時間経たずに本人に連絡が来たということですので、こんな優秀だとは思ってもみませんでした。(コンピューターであやしい使用をはじき出しているそうです)
日本国内にいましたので、その場で不正利用と判断され、該当カードは停止され、不正利用額も保証されました。
ここまでは、不幸中の幸いで良かったのですが、話はここから始まります。
そのとき、私の手元には該当カードがあったのです。
前述の通り、日本にいました。
オンラインで使用したこともありません。
そもそも、実店舗で使用されたということは、オンラインでの不正利用とは違い、カードそのものが犯人の手元にあったということになります。
これはいったい、どういうことなのか。
どう考えても、以下の仮説しか当てはまりません。
「カード自体が無くても、非接触型の方法でカード情報を抜き、それを元に複製カードを作成することが可能である」
これでも大きな疑問が残ります。
たしかに、交通系ICカードなどの非接触型決済のカードを不正に決済させてしまう技術は存在しています。
しかし、それはそういう機能を悪用しているだけです。
クレジットカードのタッチ決済などまだ無い当時、町中で非接触式にクレジットカードの情報を抜き取ってカードを複製するとなると、全く別の技術が必要となります。
これがプリペイドではないクレジットカードで行えてしまうと、大きなニュースになるべき技術です。
しかし、実際それが社会問題になったことは無さそうです。
もうひとつは、コスパの悪さとリスクです。
わざわざこんな金と労力を使ってカードを作って、それを監視カメラのある町中で、そして顔が割れる可能性がある実店舗のカフェで1000円程度使うなんていうリスクを冒すでしょうか。
私なら、そんなリスクしかない方法は取りたくありません。
謎は深まります。
と、結論が出ないモヤモヤした内容で申し訳ないのですが、私の「不思議だなぁ」という体験でした。
このように、理解の追いつかない方法で不正利用されることがあります。
カードの履歴は、定期的にチェックする事をおすすめします。