楽天ブラックカードの入手方法【リクエスト記事】
以前、セミリタイア組のブラックカード事情について記事にしました。
その記事にて、hiro様から、楽天ブラックカードの入手方法について記事にして欲しいとのコメントをいただきましたので、楽天ブラックカードについて、もう少し突っ込んだ話を書いてみます。
ご存知のとおり、ブラックカードの審査基準は非公開です。
ちまたでは色々な事が書かれてますが、例えば業種の有利不利などは現実問題どうしようもないと思いますので、知っても意味ない事は省いて、これだけ押さえていればインビテーションは来ますよという話をお伝えします。
※これから、審査に関係無いという表現を多用しますが、審査に含まれていないという意味ではなく、含まれていたとしても押さえる所を押さえていればインビテーションは来るという意味です。
また、知らないことは書きません。
ブラックカードの情報サイトには、想像でしかない条件がたくさん記載されています。
しかし、当たり前ですが、ブラックカードを持ってたとしても条件が把握できるわけではありません。
「あなたはこの条件をクリアしたから合格です」みたいな合格通知が来るのではなく、特別なお客様に特別なインビテーションですって送られてくるだけです。
このように、意味があるか無いか分からない内容よりも、「その条件にあてはまらなくてもインビテーションは来る」という内容のほうが有意義だと思いますので、それを前提にお話します。
そのため、気休めは書きません。
ブラックカードを狙ってる方は、ブラックカードを実際に手に入れたいだけだと思います。
「手に入るかもしれない期待」など欲していないと思いますので、一般的に少しハードルの高い話になったとしても、そのまま書きます。
ブラックカード自体が社会的にハードルが高いものなので、その方が自然な内容だと思います。
特に、楽天ブラックカードは、審査基準がやたら厳しいのに、ステータスの面では他のカードに劣る位置にあります。
つまり、今後も楽天ブラックカードが手に入らないなら、他のブラックカードを狙おうかなと思ってる方も多いと思います。
それも手ですので、そういう方にとっても、変な期待を書くのはお金も時間も無駄にさせることになるので、事実だけを記載します。
また、途中まではブラックカード全般に当てはまる事を書きますが、後半は楽天ブラックカードのみに当てはまる内容を記載します。
「これを見逃すと楽天ブラックカードは手に入らない」と言える、楽天ブラックカードならではの特殊な注意点もありますので、楽天ブラックカードを狙いたい方は後半部分を絶対におさえておいてください。
①何処で使うか。
これもいろいろな所で書かれている内容です。一般的に、高級ホテルや高級レストランなど、格式高い所で使い続けるとブラックカードのインビテーションが来やすいという話です。
これは関係無いので気にする必要はありません。
前の記事で複数のブラックカードを保有しているとお伝えしましたが、私はスーパーやコンビニや安い居酒屋、ファミレスや格安ホテル、ネカフェなどでもカードを使うことがありますし、決して良いところのみで使っているわけではありませんでした(ブラックカードになる前も)。
さらには、家族全員のスマホ代金や各種電子マネーのチャージなど専用で、実店舗で使わないカードもありましたが、それにもインビテーションが届きました。
つまり、使う店は関係ありません。
②持ち家かどうか
これも関係ありません。
私は賃貸です。
③職種
先にお伝えした通り、関係有ることを知った所でブラックカードのために転職など有り得ないので気にする意味がありません。
参考までに書きますと、私の周りでブラックカードを保有している人の職種は、会社経営者、士業、飲食店の一般社員など、様々です。
④年収及び勤続年数
これを最も気にする人が多いと思います。
しかし、私自身も、そのカードによってインビテーションが来た時の年収はバラバラです。
また、実際のところ正直要求されたからといって、どうこうなるものではありませんので、気にしても意味がないという意味でも気にする必要はありません。
ただ、自分の年収がブラックカードの審査基準に達しているかを知る方法ならあります。
記事後半の楽天ブラックカードの項目でお伝えします。
⑤利用状況
おそらくこれが最も大切です。
理由は、上で書いたように、同じ年収でも、全てのカードでインビテーションが来たわけでは無いからです。
つまり、年収が条件をクリアしていても、あまり使ってないと来ないということです。
まずは期間です。
私の場合は、使い始めて1年以内にインビテーションが届いたことはありません。
1年目は来ないと思っていて良いと思います。
たしか、3年目に入った頃に届いたインビテーションがあったと思います。
ってことは、私の場合は2年でも来てませんね。
ここでの年数は、そのカードのグレードを問わず、総使用期間で表現しています。
例えば、ノーマルカード1年、ゴールドカード1年なら、そのカードは2年と表現しているということです。
次に金額です。
インビテーションが届くまで毎月60万から70万円くらい決済に使ってると、数年でインビテーションが届く印象です。
⑥年齢
20代後半にならないと来ませんでした。
このくらいでしょうか。
つまり、延滞など信用が傷つくようなことをせずに毎月60万くらい3年間使ってたらインビテーションが届いたということになります。
他の要素は気にする必要はありません。
これ、文字にしてみるとかなりハードル高めです。
逆算すると、1200万の給与年収でも手取り額を考えると事実上困難な使い方ということにもなります。
家賃などをクレジットカードで払ってなければ届きませんので、給与年収1200万以下の場合は、投資利益など別の収入を用意するか、もしくは貯金を切り崩すことになります。
もっと少なくても来てる人はいますが、カード会社が発表する気がないということは、その理由が解明されることは無いので、不毛な想像は控えます。
条件をクリアするには、何年かもっと少ない利用額でそのカードを使い続けて、いざ狙えるくらい貯金が出来たら3年くらい利用額を上げてみる方法でクリアできると思います。
と、ここまではThe class等の話です。
楽天ブラックカードはもう少しハードルが高いです。
ホスト王ROLAND様も、手に入れるのに最も苦労したおっしゃっているある意味幻のブラックカードですので(初めて作ったクレジットカードなのに今年やっと手に入れたとおっしゃっています)、かなり特殊なブラックカードだと思ってください。
他のブラックカードの方が入手は簡単です。
ここからは、楽天ブラックカードについて記載します。
まず、楽天ブラックカードは突撃(自分から申し込み申請をすること)で手に入れることは選択肢に無いと思ってください。
他のブラックカードは突撃で入手可能ですが、楽天ブラックカードは年収6000万の人でも突撃だと平気で落とされる謎カードですので、突撃は現実的ではありません。
インビテーションを待つ他ありません。
私の場合は、楽天ノーマルカードを作ってから、ブラックカードまでだいたい9年くらいかかった気がします。
ROLAND様も同じくらいかかったような事を書いていたかもしれません。(確認していません)
ノーマルカード時代はインビテーションは来ませんでした。そして、楽天ゴールドカードに切り替えてからも、インビテーションは来ませんでした。しかし、楽天プレミアムカードにしたら、1年せずにインビテーションが届きました。
ノーマルカードでもインビテーションが来たという話がありますが、私の体験では、狙うならプレミアムカードでした。
次に、ダイヤモンド会員は8年くらい継続していたと思います。(しっかり計っていません)
ほとんど毎月、楽天市場で買い物をしていました。
楽天トラベルは2〜3ヶ月に1度くらいの利用頻度なので、私のケースでは大して考慮されてるとは思えません。
また、これは楽天ブラックカードに限りませんが、自分がそのカードのブラックカードに値すると評価されているかの現状を知る方法があります。
年収が気になる方も、これである程度基準に達しているかを知ることができます。
それは、利用可能枠の増額です。
これはハッキリ覚えているのですが、楽天ブラックカードのインビテーションが来た時、ブラックカードにアップグレードする前の私の利用可能枠は300万円でした。
いつのまにか300万円になってて、しばらくするとインビテーションが届きました。
楽天ノーマルカードを使っていて、自分がブラックカードに届く評価を受けているかどうかを確かめる場合には、プレミアムカードにしてみてください。(ノーマルカードで枠が300万に達することがあるかどうかが分からないため)
そこで利用枠が300万円に設定されれば、ブラックカードの基準値は満たしていますので、そのまま使い続けてインビテーションが届くと思います。
300万円を下回る場合には、そのまま使い続けても難しいということなので、何かしらの項目の評価を上げる必要があります。
60万円くらい毎月使っていてもそれなら、年収が低いと判断されている可能性が高くなります。
現在楽天プレミアムカードを使っている場合には、利用可能枠の増額を申請してください。
そこで300万円に達しなかったら、やはり何かしらの項目で評価が足りていないと判断できます。
さて、ここからが大切です。
見逃すと、楽天ブラックカードには巡り会えない内容です。
以前と違って、現在楽天ブラックカードのインビテーションは封書ではなく、楽天カードアプリ上に出現します。
しかも、アプリのキャンペーンの欄にシレッと出現します。
期限が定められているため、見逃してしまうとブラックカードは取得できません。
驚くほど目立たない感じで出現して、期限がカウントダウンされています。
(私の時代は違いましたが、私の会社の社員に今年の2月頃インビテーションが来た時に画面を直接見せてもらったので、確実に実在します。その社員は、その画面からブラックカードを申し込んでゲットしました)
こんな感じでしょうか。
書き忘れていることがあったら、再度追記して記事にしますが、今思いつく範囲では全ての情報を書いたかと思います。
楽天ブラックカードは、社会的なステータスよりも、ブラックカード所持者界隈ではある意味ステータスカードです。
多くのブラックカード保持者が羨ましがるレアカードですので、是非狙ってみてください。