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ひらめきピッピポン

割引あり

こんにちは、かんた1号です。
先日は初めてのデッキ投稿を読んでくださりありがとうございました。
CL福岡も終わりオーダイル/ミロカロスデッキの優勝という結果に驚かされたのは私だけではないことでしょう。またデッキに悩むことが多いかと思われますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は最近よく使っていてCL福岡の結果を踏まえた後でもまぁまぁ楽しめそうな『ひらめきピッピポン』デッキを紹介します。


はじめに

当ブログはプロプレイヤーや世界大会などの実績が豊富なプレイヤーの記事ではありません。あくまでも趣味でやっているクソデッキビルダーによるデッキ紹介や環境考察、今熱いと思われるデッキ案を紹介していくブログです。
握るデッキが無い方は自己責任で参考にしていただけたら嬉しいです。結果が出たら是非報告ください。

デッキ紹介

【デッキコード】ERyXSy-k27Rkw-SpMXME

このデッキのポイント

ひらめきピッピポンとはどんなデッキかというと、この名前の通りヤドキングによるひらめきチャレンジとリーリエのピッピex+オーガポンみどりのめんexデッキを合体させたデッキです。

バトルパートナーズ環境になってからドラパルトexとタケルライコexのデッキが多く使われる中で、他にもたくさん存在するどのデッキにも勝機がある環境になりました。そのためTier上位のドラゴンポケモンを倒せるだけでなく幅広く優位に立てるデッキの構築が必要になりました。

そこで考えたのがドラゴンポケモンに強く出られるリーリエのピッピと、進化ポケモンを進化する前にトライフロストで多面取りできるヤドキングの共存です。
リーリエのピッピex+オーガポンみどりのめんexデッキ、通称ピッピポンデッキもすでに話題に上がっていますし、ひらめきチャレンジからトライフロストが手軽に打てるヤドキングデッキも増えてきていますが、実際のところどちらもデッキ枠はカツカツで調整の余地がほとんどないのが現実です。
それでも割り切るところを割り切って合体させることで完成したのがこのデッキです。

特徴としては、
①リーリエのピッピでドラゴンポケモンに弱点を取れる。
②ヤドキングによって先2でトライフロストが撃てる。
③メインアタッカーが基本的にサイドを1枚しか取られないポケモンである。
③ひらめきピッピポンという名前が可愛くて口当たりがいい。
ということが挙げられます。

それぞれのデッキはもっと多様性を持って戦える構築なのですが、とにかくやりたいことを絞って強引に再現性を上げたためこのような構築になりました。

デッキの成績としてはムラのあるデッキなので正直言って安定感はないです。
上振れればトライフロスト2発で勝てるし、下振れればただ山札を掘って終わります。

ただ『ひらめきピッピポン』という名前の可愛さだけは誰にも負けない強さを持っていますのでどこの大会でもほぼ優勝できるでしょう。

このデッキの動かし方

このデッキがまず目指すのは先2でトライフロストを打つことです。
相手が進化デッキであろうとたねexのデッキであろうとまずはトライフロストを撃たなければ始まりません。

それはなぜかというと大空洞型でないために後続のピッピの打点がそこまで高くないからです。
ドラゴンポケモンに弱点をつけるリーリエのピッピですが、ゼロの大空洞がない時は最大で220点しか出せません。そのダメージもお互いのベンチが埋まっている時でやっと出る打点なので実際には140〜180点くらいが多いでしょう。
そのためたねexが多いデッキや1進化ポケモンが多いデッキに対してピッピだけでは倒しきれないことが多いです。

もちろん相手が進化デッキであれば進化前のたねポケモンを一掃してゲームの主導権を握ることが出来るため、このデッキの最優先事項は先2トライフロストなのです。

エネルギーの準備は手貼り2回か、手貼り+つけかえです。

そこを考えながら、でも大胆にイキリテイクや博士の研究やゼイユでデッキを掘ります。エネルギーの様子を見ながらみどりのまいでもちょっと掘ってきます。
ひらめきチャレンジでトライフロストを撃つためのパーツはまぁまぁ多いため回収札の枚数などは注意して落としてください。

リーリエのピッピを育てるのは実際のところ二の次なのですが、山を掘っていく過程で1体だけでも出しておくと道中で博士の研究に巻き込まれるリーリエの真珠を無駄にしなくて済みます。
最初の理想盤面はヤドン2体、オーガポン2体、ピッピ、イキリンコです。ロイヤルストレートフラッシュくらい手札が揃っていた場合はイキリンコは出さなくて構いません。
また最近はワニノコのかじりつくやオーガポンいどのめんexのすすりなくなど、相手を縛るわざがよく使われます。本当はいれかえ札もちゃんと入れて器用に立ち回りたいところなのですがなかなかその枠を作れず割り切ることにしました。そのため相手のデッキから縛ってくる予感がしたらイキリンコは出さなくても良いかもしれません。環境にオーダイルが増えた場合はイキリンコの2枚を博士の研究と暗号マニアにしてもいいかもしれませんね。

基本的に先3で2発目のトライフロストで撃てれば勝利は目前なのですが、デッキをとにかく掘っている以上リソースが足りなくなる可能性が高いです。これ以上はトライフロストが撃てないと判断したら真珠つきのピッピを押し出していきましょう。
注意深く見ないといけないのはつけかえの枚数と超エネルギーの枚数です。
いろいろ割り切ってトライフロストを優先しているためピッピを押し出したい時にこの2枚が足りず殴れない時が発生するので気をつけてください。

アタッカーがあと少し足りないかもと感じたら最後の最後にまんようしぐれを撃てるように1体のオーガポンにエネを集めましょう。
相手に動きがバレバレでもやらないと負けてしまいます。

全体を通してとにかく走り切ることが重要です。
トライフロストを連発できるくらい上振れればまず負けません。

有利な相手、不利な相手

ドラパルトやリザードンなど進化前のたねポケモンが並ぶデッキは得意です。
先2でトライフロストが撃てればゲームの主導権を握れます。
ソウブレイズやNのゾロアークデッキも相手が進化する前にトライフロストを撃てればかなり有利に戦えます。
実戦はできていませんがサーナイトも理論上は有利のはずです。

CL福岡優勝デッキのオーダイルに対しては先2でトライフロストを撃てればかなり有利なはずです。こちらの出だしが遅れるとトライフロストでサイドを取りづらくなるため厳しくなります。

タケルライコに対しては真珠つきピッピで優位に立てますがトライフロストも必要になります。最近は大空洞型が多いのでトライフロスト1発でも戦えますが、相手が小物を並べてこなかった場合はトライフロスト2発を目指す必要があると思ってください。

個人的に最近多投しているアクロマの執念を採用しているデッキにはトライフロストが撃ちやすいです。常に相手のトラッシュにアクロマの執念が落ちているかを確認してガンガン攻めていきましょう。

ブリジュラスやハピナスなどたねポケモンのHPが高いデッキは少し注意が必要です。特にピカチュウexなどのテラスタルポケモンに対してはベンチ狙撃が届かないためかなり不利と言えます。
CL福岡で使用者の多かったテラスタルバレット?と呼ばれるシリーズにも注意が必要です。トライフロストの通りが悪い上に後1でげきりゅうポンプが飛んでくるからです。これに関しては祈りつつ最大限上振れた動きをするしかないですね。
基本的にトライフロストを連打する動きは変わらないのですが、ピッピも総出で戦わないとアタッカーが足りなくなるので気をつけてください。

さいごに

このデッキの最もいいところは『ひらめきピッピポン』という名前の響きの良さです。これ以上ないくらい可愛く、そして口当たりの良い名前です。
Tier上位に強く出られたり、多面取りができたり、サイド1のポケモンを押し付けたりととにかくポテンシャルしかないこのデッキですが、ひらめきピッピポンというデッキ名を口にした時が一番気持ちいいです。
興味のある方は是非使ってみてださい。

おまけ

ここからは独断と偏見による個人的な注目デッキの紹介です。本当に使うデッキがなにも見つからず藁をもすがる気持ちでこのブログを読んでいる方だけ、予想屋の投げ銭くらいの気持ちで見てください。調整などが終わって色々と回したらいずれは無料の記事にしますが、デッキ案を先取りしたい方は是非お買い求めください。

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