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理学療法士(西洋医学)×鍼灸(東洋医学)

こんにちは。2週間ぶりのNOTE投稿です。

さて、題名ですが、私自身、4月から夜間の鍼灸の専門学校に通っています。元々、鍼治療の即時効果を身を以て経験していたこともあり、興味はありました。

コロナ禍で臨床業務も忙しさがまし、患者様に本当に良い医療を提供できているのかと感じたり、休日になると「こんな感じで定年まで働くのかな」と思うことが増えました。

理学療法士として働き始め7年が経ちます。(たかが7年かと思われるかも知れませんが…)

感じてきたこととして、

・忙しさを理由に接客業である事を忘れているスタッフが多く、実質サービスも流れ作業になってしまっている。(病院の看板を背負って(社愛というか)働かせて頂いている事を忘れ一人一人が営業マンである意識が薄いこと)

・変な職場内の上下関係があり、人間関係で疲弊して退職するスタッフが多い(待遇や働き方に不満を持つというよりも)→病院全体で。

・セラピスト(PT・OT・ST)で研鑽を継続して続けている人が少ない→積極的に外部の勉強会に参加していたり、外部でもPTとして働いている、院に通い研究をしている等。セラピスト間の治療技術、知識の差が激しいこと。その割に研鑽している人が役職につくのでもなく、年功序列で役職が付けられていることが多いということ。また、マネジメント出来ているかという適性をしっかり評価されて上の立場に立っていないため仕事が上手く回らない。(もちろんマネジメント能力の高い人もいる)

・ITのリテラシーがまだまだ不十分で、介入の余地が大きい。

・やっぱり古い考え方が根付いている様な気がする…

などなど…。

簡潔に言うと、「頑張っている人が報われていない」です。

正直、俯瞰的にみても、諸々含めて健康な環境では無い感じがしてしまうのです。

その様な環境で定年まで働くことを考えたり、じゃあ自分で変えていったらいいんじゃ無いかと思ったり、沢山考えることがありました。

ただ中々難しいのが現状です。

ですから、色んな縛りもなく、気をつかうこともなく、自由に治療したいと「独立」を強く意識し始めました。
もちろん、大きな組織に守られている現在と比べて独立するリスクもありますよね。

きっと、独立したら、今までの働き方に感謝する事があるとも思っています。

ですが、自分のセラピスト像として、

「知識、技術は勿論のこと、患者様の心のリハビリも出来る」

という自分の中での理念を貫くためには独立が一番だと思っています。

自分が健康でないと、患者様を癒すことなんて出来ませんよね。

そこで、出てきたのが、以前から興味のあった、鍼灸分野でした。

例えばですが、鍼治療をアナトミートレイン(専門的な用語ですいません)に活かした疼痛治療とか、東洋医学的な考え方(体全体を1つと考える)で経絡・経穴と言われるツボに治療をして体全体の治癒の促進を図ったり出来るだろうなと思っています。もちろん理学療法士としての強みである体の使い方や動作といった方面からもアプローチ出来るので治療の幅が格段に広がり、患者様にもより良い医療の提供が出来ると強く感じています。

最後になりますが、授業で学んだ内容で、「気を中心に考える」とありました。中国ではごく普通の考え方の様です。中医学などで確立されています。

↑Wikipediaより

ここでいう気は全ての物質の存在に関わるエネルギーとかそういった意味合いです。…中々難しいですね汗

長くなりましたが、今日はこの辺で失礼致します。

最後まで読んでいただき有難うございました。





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