コロナ禍のリハビリテーション①
はじめまして。
初投稿となります。
題名の通り、感じたことを書きたいと思います。
1番に感じたことはとても忙しくなったという事です。
務めている病院は単科の病院でして、コロナ患者様を受け入れている病院ではありません。(脳血管障害として搬送され、PCR後陽性患者様を除く。実際は1人もコロナ陽性患者様は今のところ入院されていない。)
しかしながら近隣の総合病院がコロナ患者様を受け入れる為にベットを確保しなければいけない。(最前線で働かれている方には本当に頭が上がりません。)
→本来、受け入れされていただろう方が入院出来ない(空きベッドがない。コロナ患者様を受け入れる為に空けておく。)
→多少遠方まで搬送範囲を広げざるを得ない
→入院されてくる。
といった流れになっていると思います。
コロナ患者様だけでなく、様々な病気を患っている患者様に影響は出ているということです。
患者様目線でいきますと、当然、入院されている方が増えますので、患者様一人一人に割けるリハビリの時間も制限されるという事が出てきます。(回復期リハビリテーション病院などはリハビリスタッフも沢山おりますし、充分なリハビリ時間を確保が出来ている可能性は高いと思いますが、、、)
例えば例年であれば1日3時間のリハビリが受けられた
→2時間となる。又は、優先度が低く、1時間。最悪評価のみ終了となるケースも極端ではありますが出てきます。私の勤務する病院では必ず患者様のリハビリの要望があるか、ないかの確認をしてからの決定とはなりますが。
何が言いたいかというと、
急性期という変化が目まぐるしく、改善を特に感じられる期間に充分なリハビリを受ける事が出来ないと言うことです。
コロナウイルス…凄い影響力です。
大迫ハンパないって
ならぬ
コロナウイルスハンパないって です。
では、医療人、受け入れする立場から話してみましょう。
働いていて、1番心が痛み、なんとかならないのかなと思うこととして、
「面会禁止」です。
これは患者様や家族様の立場から考えましても現状の病態をタイムリー(面会にきて、直接表情を確認されたり、変わった事がないか)に把握出来ないことによる不安感が容易に想像出来ます。患者様に至っては家族様に会えるから安心出来る、治療も頑張れるといった事があると思います。
リハビリ中に家族様が来られ現状の運動機能や動作レベルを確認しながらリハビリするといった事も今までは沢山ありました(毎日リハビリに合わせ来られる家族もおりました。)が、今は感染対策を徹底した上で何かあった際(手術、方向性の相談や自宅復帰が出来るかどうかの確認など)にご連絡といった形に変わっております。
患者様の家族様からリハビリ中に、病前の自宅での生活状況や、仮に自宅に帰られた際に不安な点をお聴きしながらリハビリしておりましたので、そういった情報収集の場が制限されてしまった。といった意味で少なからず弊害が出てきてしまっていると感じます。
コロナ禍のリハビリテーション②に続く。
⚠︎あくまでも個人的主観での意見になります。
#リハビリ #脳血管障害#脳梗塞#脳出血#クモ膜下出血#病院#健康#コロナウイルス
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