ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

マグさんと見た

一番好き!!!!!ヴォルデモートもこの年は何もしてこないしね!!!

改めて見たらルーピン先生がなんか思ってた100倍くらいセクシーでずっとびっくりしていた。声もいいし…物腰柔らかだし…服がボロい(原作ずっと服がボロボロなの指摘されてた)けど親しみやすさだし…あと人狼になる…。あの優しくて温厚な人が月に一回理性を手放してしまうのちょっとえっちすぎるな。お父さんとかシリウスとかめちゃくちゃにならなかった?学友がこの性質持ってて怖がりながら開示された時ってどうだった???
どうもしないよ。お父さんたちがグリフィンドールらしい勇敢で無謀な策により動物に変身する術を覚えるあたりすごい「悪友」って感じでいい。スネイプ先生はちゃんと対処法に薬を煎じてくれるのも良い。スネイプ先生、わざわざ生徒にわかるように人狼と変身した動物の違いの授業をするくらいには思いやりがあるけど特に答えを言ったりはしない所が本当に愛憎の人。シリウス追い詰めた時の「復讐は蜜よりも甘い…」の内容はもっと後になって明かされるけど、そうだったとしてもルーピン先生にちゃんと薬作ってあげたの本当に偉いよ。政治力のスリザリンとか関係ないよ、普通に過去の色々とかうちやって作ってあげてるの素直に慈愛と優しさだよ。

ルーピン先生が好きすぎるのでこの話をずっと続けるんだけど、ペティグリューとすれ違ったシーンで先生たちが「セブルス」「ルーピン」って呼び合うの、スネイプ先生をそう呼ぶのは全員にファーストネームなダンブルドアとかこれから格上として出てくる人の他にはルーピン先生とシリウスくらいしかいないのでこの「セブルス」は学友として読んでるし、お互いこの瞬間は学生時代の立場になってそうなのが本当に…どの気持ちでシリウス・ブラックを追いかけてルーピン先生に薬を煎じてたんだセブルス・スネイプ…過去に囚われてるくせにちゃんと気に食わない生徒3人を背中に庇う男…この…!!!!
見返したら正しさしか口にしてないスネイプ先生にだいぶやられてる。いやこの人が正しいかというともっと正しい挙動はあるので全肯定はできないんだけど、この後設定上あるけど映画には出てこない「ハリーの前にいないシリウスは基本的に不機嫌で、理由は大人になってからの大部分をアズカバンで過ごしたので情緒がかなり子供だから」と近い理由でハリーに素直になれてないの、めちゃくちゃになるな。

ディメンターが鍵になってる3年目は「恐怖に打ち勝つこと」をいよいよ主題に上げ始める上に「自分のことは自分で救わなきゃいけない」ってことにもハリーが気がつき始めるというか、そうじゃないと自分はいいとしても大切な人(今回はシリウス)が死ぬ!ってなるのでこれからのことを思うと大事な気づきなんだけど、そんな、13.14の子供がそんなこと気にしなくて良いよ!!!!思春期だろ!!!

3年目もなるとみんな体が大きくなって服も着崩し始めるの今回気づいてかなり面白かった。そういう年頃だよね、部屋で集まって騒いだらし始めるのが本当に年相応で可愛い。ロンとハーマイオニーも着実に近づいてて、ここ本当に可愛い。ハリーは勇敢で「何か」を成し遂げる魔法使いだけど、ほんとに蜘蛛が怖いのに蜘蛛の群れに立ち向かってくれるロンの優しさをハーマイオニーは見てると思うとこの2人ってめちゃくちゃいい。ハーマイオニーがレイブンクローの「知」を携えてグリフィンドールの「暴」を司ってる女なことを踏まえても最高。ロンにハーマイオニーは止められないけど隣に居続けてくれる。それって勇敢に立ち向かうハリーより勇気のいることなのでロンとハーマイオニーってめちゃくちゃいいのでこのままどこにも浮気せずにくっついてほしい。

親友の息子概念が本当に好き。シリウスがハリーに押し倒されてニコニコしてるのも多分「ジェームズに似てる!!!」って思ってるからだろうし、ルーピン先生がずっと優しくハリー見ながらそれでも良心を引き合いに出してほめてしまうところもすごい湿度だった。

黒いコートが本当に似合うドラコ・マルフォイ、今回はアホなことをしてルールをやぶってハーマイオニーから右ストレート喰らってたけどそんな彼もスリザリンなので身内にめちゃくちゃ甘いからあの2人もついてきてるんだなと思うと3人が出てくるたびに微笑ましくなる。あとハリーが突っかかってきた時が一番笑顔なので、マルフォイって友達になれなかったからせめてハリーのライバルとして視界に入ろうとしてきている感じがあって本当に可愛い。

次回は炎のゴブレットでいよいよ全てがめちゃくちゃになり始めるので楽しみ。この辺から話が暗くなるのもあってあんまり見返してない気がする。

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