「ネタバレ」はどこまで許されるのか
「ネタバレ」ってどこまでOKなんですかね?最近
「勉強しか取り柄のない根暗男が死ぬほどカワイイ五つ子姉妹全員から求愛されて、そのうち誰か1人と結婚する」
っていうイカレたアニメ『五等分の花嫁』観てるんですけど、鼻息フガフガさせながら
「こ、これはおもしれぇ…全員俺が幸せにする」
って2話まで観終わって、休憩時間にふとTwitter開いたら、
「五等分の花嫁、◯◯エンドとかいまだに意味わからん」
こ、殺す〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
テメェカスこのクソバカ野郎コラ………こ、このアニメはなぁ、単純な「バキバキ童貞の妄想根性全開ハーレムもん」の側面の他になぁ……「五つ子の誰と結ばれるのか」っていうある種の「ミステリー的要素」がメチャクチャデカいポイントをしめてんだぞ……むしろそれが無かったらとてもじゃねぇけど見てられねぇ……なのになにがお前……
「五等分の花嫁、◯◯エンドとかいまだに意味わからん」
殺す〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
意味わかんねぇのはお前の脳内だこのハゲが……この瞬間になぁ、俺の中で他の選ばれなかった4人は消え去ったんだよ。お前のせいで俺だけアニメ『一等分の花嫁』になったんだよ。
どれだけのことしたか、わっ、わっわかってんのか?マジでいい加減にしろよお前の人生のネタバレ「死エンド」をフライングで体験させてやろうか?
このネタバレを喰らってからというものの、他の4姉妹の主人公に対するどんな言葉を聞いてもどんな行動を見ても心の中で
「…どうせ選ばれやしねぇのに必死で…お疲れ」
って気持ちが支配してロクに話入ってきやしない。それどころか、全員がハチャメチャにかわいい五つ子の中でも俺が特に「一生守り抜く」と誓った子が選ばれず、◯◯が選ばれたことに対してフツフツと怒りが湧き上がり、そいつのことを肉親の仇を見るような目で見ながら
「えっ?コイツなに最終的に選ばれるからって調子こいてんの?キモっ!!ウワッ!?もしかして勝者の余裕ってやつですか?かァ〜!やっぱり本妻さまは違いますなァ〜!!他の姉妹が心痛めてる時にお前はのんきにメシ食って寝てってか?いいご身分ですね〜お疲れっしたぁ〜〜〜」
などとブツブツ言いながら見るという最低最悪の楽しみ方をする人間になってしまった。
なんでだよ、俺はその子のこと嫌いになんかなりたくなかったのに…むしろ好きだったのに許さねぇ絶対に許さねぇ。もうこんな世界なくなればいい、俺にはもう何も残されてはいない…帰る所も…愛する人も…信じるものさえも…
ならば…この俺が「あらゆる物語の結末をバラまくアカウント」へとなり…
自分勝手な人間達にその愚かさを教えてやる…
俺は今より「かんそう」などではない…
俺の名は魔王「ネタバレ」だアァァァァァアアアア!!!!!
…と、軽く世界滅ぼすほどキレてたんですが、一晩経って冷静に考えると「ネタバレ」を避けることができなかった俺が悪いと思いました。
バカは最終回を観る前にインターネットに接続した俺だと。Twitterのミュートキーワード「五等分の花嫁」を設定してない俺こそが「愚か」
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