李白と杜甫のショート漫才［最期の伝説］

李白：どうも〜、月と酒の天才詩人、ネアカの李白です！
杜甫：どうも～、貧乏と溜息の放浪詩人、ネクラの杜甫です！

李白：さて、今日は俺とお前の「最期」について語ろうと思う。
杜甫：ついに来ましたか、本人が語る謎の真相！

李白：まずは俺から。巷では「川で溺れた」って話だが･･･
杜甫：そうそう、酔っ払って月をつかもうとして舟から落ちたって話、
ロマンチックな最期だったよね。
李白：バカ言え、そんなわけあるかい！
杜甫：いや、君ならあり得るでしょ。
李白：おい、俺を間抜け扱いするな！
杜甫：じゃあ、どうやって死んだんです？
李白：実はな、フツーに病死した！
杜甫：え？ フツーに、病死？ 君らしくないねえ～。
李白：おい、人の死に方を茶化すな！
杜甫：いや、詩仙って言うなら「伝説」を作るべきだったでしょ。
例えば･･･、雷に打たれて天に召されたとか。
李白：なんだそりゃ！
杜甫：あるいは、楊貴妃と密通して処刑されたとか。
李白：ふざけんな！
杜甫：もしくは、剣を振り回しすぎて自分に刺さったとか。
李白：いらんわ、そんな伝説！

李白：じゃあ、今度はお前だ。お前はどうやって死んだ？
杜甫：え～っと、もらい物の肉を食べ過ぎて死にました。
李白：はあ？ それこそ間抜けすぎるだろ！
杜甫：自分でも信じられなかったけどさ、そういう説があるらしい。
李白：説？ 「詩聖、暴飲暴食で昇天せり」ってか？
杜甫：そう、でもさあ、僕の晩年って、慢性消化器系疾患、糖尿病、結核、喘息、リウマチ、関節痛、栄養失調、おまけに薄毛だったんだよ。
李白：ほお、そりゃ半端ないな。
杜甫：だよね、そんな僕がさ、最後に腹一杯食べて死んだって、ある意味、ハッピーエンドじゃない？
李白：どこがハッピーじゃい！

杜甫：まあ、伝説なんていい加減なもんですよ。
李白：よし、じゃあ、俺たちの最期はこうしよう！
杜甫：こうしようって、どうするんです？
李白：偉大な詩人、李白と杜甫、唐の時代に死んだはずが、実は･･･
杜甫：実は？
李白：未来の倭国に転生していた！
杜甫：え？ じゃあ、もしや今ここにいる僕たちは･･･
李白：生まれ変わった令和の漫才師！

二人：ありがとうございました〜！

ドッカン！👏👏👏

原作：Chat GPT
改編：泉聲悠韻