【一年前に比べたら今は幸せ】｜50代・生き方
20代の頃の自分が、50代の私の姿を見たら何と言うでしょうかね？
・二浪の末、大学受験に失敗。
・26歳で中央大学通信教育部を卒業。
・約6年弁護士を目指して司法浪人をするも挫折。
・パチンコ屋のアルバイトから正社員、派遣エンジニアの仕事獲得の営業、水商売、社交ダンスの踊り手、テレアポ会社、建築営業、生命保険営業、テレアポのバイト。
現在、正社員でお給料を頂いていますが、生活費はギリギリで、毎朝4時から生活向上のために自己研鑽の学習に奮闘中。
今回【一年前に比べたら今は幸せ】という記事を書こうと思ったのは、今の立場を卑下するためでもなければ、ネガティブに浸るためでもありません。
むしろその逆で、
①今置かれている環境に感謝
②更に高みを目指す
③もうあの時には戻りたくないという反面教師
とにかく大変だった一年前のことを振り返ってみたいと思います。
50代にもなると新たな転職や正社員に就くのは本当に厳しい。
確固たるスキルもなく、仕事を転々としてここまで来ました。
ただ、ありがたいことに今の時代の50代ならまだまだ成り上がるチャンスはあると思っています。
このままの生活でいいと諦めたらそこで終わり。
私は絶対に諦めません。
今回はとにかく大変だった一年前を振り返りながら、今に感謝しつつ、更に高みを目指すキッカケとして50代の生き方をお伝えして参ります。
一年前に比べたら今は幸せ
15年勤務のジブラルタ生命を退社
2023/8/7に15年間勤めたジブラルタ生命を退社。
2020年4月の緊急事態宣言で1ヶ月半の休業時に、小さな子ども（3歳娘、0歳息子）を抱えながら今の仕事がどこまで続けられるのか疑問が湧く。
当時の営業スタイルが飛び込み営業をメインとするもので、そんな時にコロナ禍での様々な活動が制限されることに。
自分の営業スタイルの非効率さ、あと二十年以上は働かなくてはならない。
頭の中で納得できなくなると、なぜか足も動かなくなってしまう。
そんな時に、ダイレクト出版の「焼け野原でも紙とペンさえあれば」というキャッチフレーズに惹かれてセールスコピーライターの存在を知る。
自分の中ではセールスコピーライターという職業は、どこでも仕事ができて、スキルの積み上げができる素晴らしい仕事だと確信。
それから仕事をサボっては学習に没頭していました。
すると、4年の間に積み上げたコミッションも底をつき、退社間際の月の給料は7万円ほどに。
探偵事務所でIllustrator
そんな時に転職サイトの「エン転職」で見つけた新たな求人が、探偵事務所での「Illustrator業務」
Illustratorは全くの未経験でしたが、デジタル領域のスキルアップになればと思い応募。
求人に応募しても面接までたどり着ける確率が一割にも満たなかったのに、早速面接したいとのこと。
面接で話しを聞くと、Illustratorというより、今までの営業経験を買われて、探偵事務所で金銭詐欺被害者へのテレアポをして欲しい様子。
「明日からでもきて欲しい」
その時は、厳しい現状から逃れたい一心で細かいことを考えずに、藁にもすがる思いで承諾。
ジブラルタ生命は有給消化で8/7で退職し、8/8から探偵事務所で働くことに。
しかし、ここからが波乱の始まりで入社してみると、
・始業時間は9時ではなく10時のため、1時間分の給料がマイナス。
毎月の給料は12万円くらいでしたので、生活費としては8万円のマイナスで、そこは妻に補填してもらいました。
・社会保険がない。
そのことについて社長に質問すると、顧問の社労士から今までの従業員の在籍率が悪いので、「3ヶ月は待ってもらって」と言われたとのこと。
健康保険は前職からの任意継続で月/2.1万円を払い、国民年金の1.6万円は払えず滞納することに（ここ最近になって6ヶ月分を何とか払いました）。
その後3ヶ月経っても、バイトのままでした。
・事務所が汚い
飲みかけのペットボトルや缶が散乱、弁当の空き箱がそのまま。
トイレは大も小も、飛び散らかしっぱなし。
常識のある社会人でしたら軽く頭がおかしくなりそうなレベルでした。
あまりにもひどいので、いたたまれずに出勤したら毎日トイレ掃除と事務所の掃除は自分からすることにしました。
・Illustratorの業務が終了
当初はIllustrator業務を三時間したらテレアポを四時間という約束でスタートしてたのですが、気づけばテレアポのみに。
まぁ、本当にめちゃくちゃな会社で、言いたいことは山ほどありましたが
「コイツに言っても無駄」だと入社してすぐに気づきましたので、できるだけ気にしないようにただやり過ごすようにしました。
・会社を畳む
そんな不満タラタラでも生きるためにここで働くしかないと思っていた矢先に、
上司から「二月で会社を畳む」と言われる。
入社してすぐにヤバい会社だと分かったので、転職サイトでの転職活動は続けていましたが、まさか急に放り出されることになるとは。
そこからハローワーク通いをすることになるが、そのブラック企業は雇用保険にも入っていなかったため、失業手当をもらうこともできずに退社。
・タイミーで日雇いバイト
安月給だった上に突然の解雇で、家でボーッとしている訳にも行かず、日雇いバイトでその日にお給料がもらえるタイミーで働くことに。
勤務先は主に、佐川急便の物流倉庫で洋服の仕分け作業。
自前の軍手とカッターは必須で、段ボール作りのガムテープ貼りと、洋服が入った20キロの段ボールの積み上げ・仕分け。
力仕事で9時～18時まで働いてから急いで帰宅し、子どもたちの夕食の準備と寝かせつけで毎日フラフラになりながらがんばりました。
そんな日雇いバイトからの帰宅の運転中に、応募したルート営業のK社からの電話。
「欠員が出たので、来週にでも入社してもらえませんか？」
その時、即答はしませんでしたが、何かとてもホッとしたのを覚えています。
ハローワークに通いながらの日雇いバイト暮らしは約一ヶ月で幕を閉じましたが、とても長く感じました。
2024/3/25からルート営業に
何社か検討する会社はありましたが、自宅から歩いて7分、定時の18時に帰宅することが可能でしたので、K社に転職することにしました。
今まで生命保険営業を15年していたので、色々な個性の人たちを見てきましたが、K社は平均年齢が私と同じ55歳くらいで、落ち着いた雰囲気の常識のある人たちばかり。
変な波風が立つこともなく、毎日穏やかにお仕事させて頂いています。
マイナス生活ではない
では、お給料はというと、基本給が25万円で手取りにすると21万円。
給料は決して高くはないですが、保険屋で大変だった退職間際の7万円に比べたら、はるかに多いですし、何よりも毎月の生活費がマイナスにならない。
タイミーで一番日給の高い求人は、9,200円くらいで応募しようにもいつも定員になっていたが、仮に月に20日働けたとしてもわずか184,000円で、当然社会保険はない。
今はというと肉体的にもとても楽な上に、社会保険もあって手取りで21万円になる。
貯金はできるレベルにはないですが、やっと何とか心の平穏が得られるようになりました。
視界は開けている
大切な子どものため
現在のK社を選んだ理由が
・自宅から徒歩7分
・18時に終業
・残業なし
というのも
・7歳の娘と4歳の息子の夕食作り
・お風呂に入れる
・寝かせつけ
のため。
大切な子どものために
・条件の合う仕事で
・何とか生活費が稼げている
ハローワーク通いから開放され、マイナス生活にやっとリセットをかけることができ、目の前の視界が開けてきました。
本当に感謝です。
毎朝の自己研鑽
より良い人生にするためには、好きなことをして生きること。
理想の仕事は
・好きな時に
・好きな場所で
・自分発信の仕事をすること
毎朝自己成長のために
・感謝の日記
・瞑想
・散歩
・ライティング学習
毎朝気持ち良く自己研鑽できているのも、一年前の環境から脱することができたら。
まとめ
2020年4月からライティング学習を始めていますが、なかなか収益化には結びつきていません。
自分の中で本業があることが甘えになってここまで来たのは、否定できません。
けど、大切なのは諦めないこと。
一番やってはいけないのが、自分にダメを出すこと。
他人とは別れることができるけど、自分とは死ぬまでの付き合い。
自分の最大の理解者は自分です。
これからの課題目標として
・ライティングのスキルアップのため、毎日どんなに時間が少なくても、書き続ける
・Webを通じて発信していく
・Webマーケ、SEO、GA4学習
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
「ない」ではなく、今「ある」ものに感謝していきましょう！