秋華賞出走馬の全頭診断
雑談
3歳牝馬のG1秋華賞です。いつも思いますが確かに3冠なのは間違いないと思いますがクラシックでは無いのでその辺がどうなのかなとは思います。仮に牡馬でNHKマイルCと他のクラシックを制した時は変則2冠とか言われるのでこの秋華賞の扱いもそちらに近い気はしますがそもそもクラシックという扱いが日本はイギリスに倣ってのことなので秋華賞自体が違うんですけどね。
全頭診断
今回は1〜4枠、5〜8枠に分けて出します。
1枠〜4枠
まずは1枠1番のホーエリートです。小回りコースのほうがスムーズに運べるタイプですし前走の速い時計にも対応していたので今回後方から脚を伸ばしてきてもおかしくないですがどちらかというと時計はかかればかかるほどいいというタイプだとは思うので今回は合わないと思ってます。
2枠2番のミアネーロです。いかにも小回りでの瞬発力勝負向きな馬で今回も小回りなので合ってる気はしますが瞬発力勝負というより長く脚を使う馬に向く流れになると思ってるので今回差して届かずになると思います。
2枠3番のクイーンズウォークです。前走でワンターン以外も大丈夫というのを見せれたのはプラスですし立ち回りが上手くなっていたのに驚かされたので内回りコースもこなせると思いますが前走のような位置取りになると届かない可能性もあるとは思います。
3枠4番のタガノエルピーダです。忘れな草賞を勝ってますが内回りのここよりエリザベス女王杯の方が向いてそうなタイプなので前目の位置で淡々と粘りこむというより外回りのゆったりしたところを勢いつけて流れ込むという競馬をするタイプなので今回粘るには勢いがつかないので割と早い段階で下がると思います。
3枠5番のチェルヴィニアです。小回りコースが合ってるとは思えないですが距離に不安があるのでその点では小回りコースで融通は効きそうですしスタートが微妙な馬ですが入りは早い馬なので3列目の前付近を取れればある程度伸ばしてくるとは思います。
4枠6番のラビットアイです。相手なりに走る馬が前走ペースアップに対応出来ず大敗しましたがあれは休み明けの影響ではなく最後伸び返したので単純にズブくなってるという判断をしてるのでここでそのズブさがあるのはさすがに厳しいと思うのでここでは前走と変わらないと思います。
4枠7番のチルカーノです。どういうところがハマる馬か全く掴めないので今回走ってもおかしくない気はしますが矢車賞のように少し流れてのバテ合いが向いてる気がするので今回はそうならないと思うのでここでは厳しいと思います。
5枠〜8枠
5枠8番のコガネノソラです。早い馬場が合ってるとは思えないですがスピードの持続力はあるタイプなので小回りの対応は出来ると思いますし流れない割には瞬発力勝負にもならないと思うので上手く残してくるとは思います。
5枠9番のアドマイヤベルです。小回りコースが合ってるとは思えない前半は遅い馬なので今回そこまで速くなるとは思いませんが着いていくのには苦労すると思うので3列目付近からになるとさすがに厳しいので今回は届かずだと思います。
6枠10番のボンドガールです。NHKマイルCで挟まれてからもしっかり走れてるのは立派には思いますがその時以降は末脚一手にして明らかに道中では気にしてるように思うので今回中盤からは激しくなると思うので脚は認めますが展開を突くのは厳しいと思います。
6枠11番のランスオブクイーンです。正直チェレスタがいれば本命でしたしその未勝利戦での走りで優駿牝馬でこの馬を推してたのですが小回りのロングスパート戦は向いてると思いますし直線に坂のない京都というのも合ってると思うので先行馬を見て走れる位置を確保出来れば上位争いできると思いますが末脚は無い馬なのでその位置が取れないとかなり脆いタイプだとは思います。
7枠12番のラヴァンダです。前走は前残りで有利な中での着順だったのを考えると今回その時より厳しい組み合わせになってると思いますが直線に坂はないのでその分で残して来そうな気もしますが現状では他との比較でこの馬としては粘ってるけど完全に止まってしまうという競馬になると思います。
7枠13番のクリスマスパレードです。いかにもコーナー4つの小回り向きという走りで経験が無いとはいえ平坦コースの方が合ってそうなタイプですし今回も比較的前目の位置は取れそうな組み合わせなので自分の競馬は出来ると思いますが上がりは微妙なのでどこまで粘れるかは疑問です。
8枠14番のステレンボッシュです。この世代の牝馬は2歳暮れからあまり成長してないというのはこの馬が基準になってるのとこの馬のパフォーマンスが上がってこないからというのが理由なのでこの馬が強いかどう走るかというのではなく他との比較でそれなりに上位にいるので好走してくるとは思いますが、正直能力はそこまで高くないと思ってるので差し届かずという可能性は高いと思ってます。
最後に8枠15番のセキトバイーストです。コーナー4つで上手くイーブンペースで残せたのはすごく成長してますし今回もう少し速くしても組み合わせ的には問題なさそうですしついてきそうなのもいないのでスローに落とさなければ上位争いできると思います。
あとがき
この世代の牝馬はそこそこのレベルだとは思ってますが春のレースを見てると去年の暮れから変わってない馬が上位陣は殆どだったので負けた組がレベルを上げてきたということになりますが秋初戦を見てるとそこもあまり差が無かったと思うのでこの世代の牝馬はもしかして成長力が無いのか晩成ばかりなのかと思ってしまいますが今回のレースで新星が現れるのでしょうか。そこが非常に楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました。