天皇賞・秋全頭診断の答え合わせ
雑談
秋古馬三冠の1つ目が終わりましたがこの言い方がまず良くないと私は思ってるのですが何でスプリンターズステークスやマイルCSというのは秋古馬のG1であるのに三冠に入れろとは言わないですが四冠、五冠と言わないのかという部分です。これって明らかに差別ですよね。だから最優秀中距離馬や最優秀長距離馬という表彰が無く最優秀短距離馬や最優秀マイラーというのがあるのはすごく違和感です。短距離馬やダート馬を軽視するのはいつも納得いきません。
1着〜5着
まずは優勝しましたドウデュースです。馬はG1、4勝目、騎手はこのレース7勝目で天皇賞15勝目、調教師はこのレース初制覇で天皇賞3勝目、馬主はこのレース初制覇、生産牧場はこのレース7連覇となりました。関係者の皆様おめでとうございました。スタートはゆっくり出て後方からの競馬で内を若干空けてどこからでも行けるという形を取りましたが外を選択して残り300のところで馬群が横に一直線になりそこからは勢いがついてたのでそのまま伸びて抜け出しゴールとなりました。いかにもワンターンのマイル戦っぽい流れになったのでこの馬に合うレースだったのでここはハマった感じなのでここから先はやや微妙なのかもとは思います。
2着のタスティエーラです。2列目からの競馬が出来たのとズブさが今回に関しては解消されていたのとマイラー向きの流れになったのでズブさの面では復調ですが本質的には流れが合ったというのが素直な判断と思うので次どこに向かうかですがズブさがなければやはりマイル路線に向かうのがこの馬には合ってると思います。
3着のホウオウビスケッツです。よほど東京コースが合うのか上手く道中緩めて最後まで持たせる走りをしましたが直線はかなり走りにくそうにしてましたし最後は外にモタれていたので色んな意味でギリギリだったと思いますが来年の春は楽しみな馬と思います。
4着のジャスティンパレスです。スタートで隣の馬に前をカットされてしまい後方からの競馬で勝ち馬と並走しましたが2コーナーを上手く立ち回り勝ち馬の前で立ち回りましたが直線で行き場が無く左右開いてる場所を選びながら抜けてきましたが勝ち馬には上手く立ち回られ前の馬は残すという惜しい競馬になりましたがこういう合わない競馬でも上手く捌けたのはいい部分だったのでまだまだ楽しみがある馬と思います。
5着のマテンロウスカイです。スタートは上手く出して2列目の内から立ち回り緩いペースにも助けられたので内を回せたのでキレ負けせずに残せたのはいい部分でしたがマイラー向きな流れだったので、能力より展開が向いた競馬だったので次は距離を縮めないと厳しいと思います。
6着〜10着
6着のベラジオオペラです。スタートはイマイチでしたが強引に前に行きましたが2列目の内を追走してましたが向正面も最後の直線もモタれていたので左回りは合わないような走り方でしたがこの着順というのは地力は見せたので良かったのではと思いますが今後の左回りは不安になる結果でした。
7着のソールオリエンスです。スタートが良く3列目の前を取れて左回りだったのでコーナーもスムーズに回れましたがやはり直線で脚は使えてますが右回りの時と違い苦手な方の手前で走る影響で時計ほどは伸びない競馬になってしまったので国内では限定的でオープンでは無いですが新潟内回りぐらいしか左回りのベスト条件はなさそうなのであとは能力で凌げる競馬になると思います。
8着のレーベンスティールです。枠の影響もあり後方からの競馬にかなり緩かったのでこの馬にはベストな競馬ができましたがそれでこの着順だったのでここではまだまだだったとは思いますが着差は僅かとはいえ着差がつきにくい展開になったのでこの差は大きいと思います。
9着のステラヴェローチェです。スタートして3列目の内側からの競馬でしたが直線で挟まれたり不利があったのであれがなければ少しは捌けたとは思うので内容としては悪くなかったのでワンターンではまだやれると思います。
10着のニシノレヴナントです。悪くないスタートでしたがついて行けず最後方からの競馬で道中も緩かったので馬群につける展開ではありましたが離れての追走でさすがに先に動いて最後までかなり速いラップを刻みましたが流石にこの展開では届かなかったですがこの距離のこういうレースでも対応出来てるのでパッと見だと向いてなさそうな中日新聞杯あたりはペース次第では楽しみな馬と思いますが長いところに戻るんでしょうね。
11着〜15着
11着のノースブリッジです。スタートでタイミングが合わず飛び上がってしまい後方からの競馬になりこの鞍上にとっては苦手な左回りの内側に入れられてしまったので追ってはいますがやはり後方からでは動けない馬なので厳しいレースでしたが外に出せる形だったらもう少し上には来れてたと思います。
12着のキングズパレスです。この馬が0.7秒差をつけられて負けるのは全く想定してなかったので個人的にはこの結果が最も意外でしたが触れてる人はほぼいないのでオッズ的にも世間は上手いなぁと思いましたが特に普段と変わらない競馬をして上がりも全体では遅かったので調子が悪かったのかどこか怪我でもしたのか心配です。
13着のリバティアイランドです。2列目からの競馬でしたが相変わらず追った時にはササる癖が逆にモタれてしまいその後は内にササりまたモタれるという競馬で以前より悪くなってるので正直今まででもこの結果と思ってますがよくこの時計で走れたというのは評価出来ますし能力通り走れてるので有馬記念に向かってほしいですがジャパンカップなんですね。合わないところに行く必要がよくわからないです。
14着のダノンベルーガです。これは阪神大賞典がベストの馬なのでここまでマイラー向きの競馬になるとこういう結果になるのは当然ですがやはり長い距離でのロングスパート戦で持ち味が出るので来年こそ現役続行なら阪神大賞典に出てほしいです。
最後に15着のシルトホルンです。いい枠だったので上手く前には行けましたがペースは速くしなかったのでそうなるとマイペースでも走れず上がりは使えない馬なのでこの結果は仕方ないですがこの馬としては悪くない時計で走れてるのも事実なのでどこかで重賞を勝つ能力はあると思います。
あとがき
スローになるとは思ってましたが動く馬が不在になるとは思ってなかったのでかなり診断にズレが出ましたがそういうのも競馬ですし得意な形に持ち込めた上位3頭と能力を示せた4〜6着馬というのが展開からの適性だったのでそういうのを見極めれればと思ってやってますが完全に外れたのでこれは次にいかしていけるのでプラスに取れるのでよかったです。
最後までご覧いただきありがとうございました。