天皇賞全頭診断の答え合わせ
雑談
これといった出馬表がなかったので天覧競馬ということでこの写真にしました。天皇賞はおそらく世間と見解が違うのはわかってるのでこれは正直見ないほうが正解です。でも私個人の見解として残します。
1着〜5着
優勝はイクイノックスでした。レコードでの勝利おめでとうございました。この馬はやっぱりズブいんでしょうね。前につけて追い出して両ムチ1発ずつ打ってその後しばらくしてから伸びてるのでこれはやっぱり距離が短かったので無理に前につけてズブい点をフォローしたいい内容だったと思います。あのペースで後傾ラップになったのもズブさを消せる材料になって良い部分が重なっての勝利だったと思います。今回わかった悪い点も1つ右ムチで左に進みラチへ向かって行くのを左ムチで制御したけどそれでも左へ進む癖はちょっと嫌な癖があるんですね。
2着はジャスティンパレスでした。こちらは切れ味が求められる舞台では出番が無いと思ってましたがそれを覆す内容だったのでしたが、これは4列目の内で運び馬群が横に広がるので内→外→内と東京競馬場の直線の傾斜を使って伸びるための工夫を見せて走って上がり最速というのはお見事でした。後傾ラップでこれができるのは見事でしたが、もっと後傾ラップのスローであれができれば幅が広がりますが、その辺が今後の課題だと思います。
3着はプログノーシスでした。これは2コーナーで置かれたのがどうかと思うのですが、あれを横山典弘騎手がやったら散々文句言われるのですが、川田騎手だとあまり言われないというのは何の差ですかね?というのは置いといて、上がり最速で走れなかったというのが完全に敗因と思います。あの位置でも速いペースで追走してたのは間違いないですが、あの競馬でも33秒前半を出せる馬が上がり2位で33.9というのは結果的に2コーナーで置かれた部分の差だと思います。
4着はダノンベルーガでした。この馬はやっぱり診断どおり能力の限界でしょうね。それでも1.55.8で走ってるというのはありますが、去年と同じ馬に対して上がりだけの比較では変わってないのに着差が広がったというのがやはり能力の限界だと思います。このペースにしては頑張ったとは思いますが、やはり後傾ラップなのでこれぐらいという部分には違和感は感じないのでもっと長いところを使うべきだと私は思います。
掲示板ラストの5着はガイアフォースでした。これは診断どおりマイル戦がベストな馬にとっていいラップで走れたのが好走要因だと思います。あのラップなのに後傾ラップっていうのが完全にマイル寄りなのでこれはジャックドール様様だと思います。
6着〜11着
6着はアドマイヤハダルでした。この馬以降の馬は全馬追走でバテてたのでなかなかプラス材料や診断の振り返りが難しいのですが、周囲との比較では上がり上位で走れてますが、それでもレース上がりよりも0.3遅いのに差せたというよりバテた馬を捌けたのは良かった部分と思いますが、残り200辺りから左右にフラフラしてたので距離も厳しかったと思います。
7着はドウデュースでした。こちらはガイアフォースと同じくマイラーでこのペースは合ってるのに想定より前につけてらしくない競馬をしたのでこういう結果になったと思います。弥生賞ではそれでも通用しましたが、この相手関係ではさすがにこれは通用しませんね。
8着はエヒトでした。この馬は消耗戦にはなったけどマイル戦の消耗戦になるのは想定外だったのでスタミナを活かす競馬が出来なかったのは厳しかったですけど、やはり自力で何とかするタイプの馬ではないのでどういう条件に使っても展開に左右されるのでこれからも苦労する馬だと思います。
9着はヒシイグアスでした。スタミナレースで適性もあるマイル戦のラップになったのに失速する一方の競馬になってしまったので何が悪いかわからないです。左回りでも勝ってますがそこが敗因なのかなという気もしますが、それにしても負けすぎなのでこの馬に関してはわからないとしか言えないです。
10着はノースブリッジでした。これは全く競馬にならなかったのでどう結果を振り返るべきかですが、残り300当たりから左へ刺さろうとする部分を左ムチで修正してましたが余計に左へ刺さって行こうとしてたので右回りのほうが合うのかもしれないです。
11着はジャックドールでした。この馬が逃げる想定をしてなかったので何のための去年のレースだったのかがわからない結果になったのですが、やはり逃げて持ち味を出す馬では無いですし、逃げたとしても最後まで脚を使える流れを作る競馬をする馬なのでこの馬自身としては前傾ラップで走ってる時点で持ち味を出せるレースでは無かったのでこれは次にも繋がらないレースでした。
あとがき
ガイアフォースが前に行く事以外は展開が全く想定外になったのでレース自体が潰れてしまったのでいいレースだったのは間違いないですが各馬ば持ち味を出せなかったという部分ではどの馬も持ち味を発揮してないのでそういう点ではイマイチなレースだったと思いました。