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ヴィクトリアマイル全頭診断の答え合わせ

雑談

今年の春の古馬牝馬チャンピオンが決まりました。といってもどのカテゴリーもですが距離を問わず最優秀4歳以上牝馬や最優秀3歳牡馬とかが決まるのでこの辺をレイティングとかポイント制に出来ないものかとは思いますが秋に春のチャンピオンが負けたらその馬に勝ってるということでそちらが選ばれるのはわかりますが、そういう風潮だから春のG1の質が下がってる気はします。

1着〜5着

まずは優勝しましたテンハッピーローズです。馬と騎手、馬主さんは初G1制覇、調教師さんは初の芝G1制覇、生産牧場は16年ぶりの4度目の制覇となりました。関係者の皆様おめでとうございました。スタートは良かったですがポジションは取りにいかず3列目の外を確保でき、後々これがそもそもの勝因とはなりましたが、淡々とした流れだったのも短いところを中心に使ってたこの馬にも合いそのまま直線へ手応えが良かったのもありなかなか追わなかったですが2回目の右ムチで大きく内にササりましたが伸びての見事に勝利でした。あれだけ内にササるのは気になりますが内に閉じ込められたらあれだと追えなくなるので外を取れたのと診断では緩むのが良いとしましたが距離不安のあったこの馬にとっては短距離っぽい緩まないレースになったのが良かったと思います。これを見るとスプリンターズSが楽しみなので安田記念には行かずそちらを目指してほしいです。
2着のフィアスプライドです。勝ち馬とは対称的な馬が2着になったので先週といいマイルとは?となる結果でしたが、こちらはこの流れでも1列目の後ろの外を確保しての追走でよくこのペースでも追走できたというのが率直な感想ですが、直線では右ムチを打っても外へもたれてるのでよく凌いだと思う部分と長い距離やっててよかったなという部分がありますがこの内容での2着なので今後の判断に悩まされる馬と思いました。
3着のマスクトディーヴァです。2列目の中からの競馬を選択して直線は前が壁になり外にも出せない状況で内に入ってからは斜めに進み3着を確保しましたがこれだけ内の伸びない馬場でこういうレースになったので地力は見せたとは思いますがやっぱりこれぐらいの内容にはなるので能力は落ちてるのかなと思う結果でした。
4着のドゥアイズです。3着馬の外で上手く運びましたが直線で外に振られたのであれがなければ着差を考えると2着まであっただけにかなり痛い競馬になりましたがこの馬でも足りる上がりの決着になったのも向いてましたしこれだともう少し短いところでもやれると思うのでそちらを目指してこれから路線変更するのも面白いと感じました。
5着のルージュリナージュです。スタートしていきなり癖の右へ行く癖を出して最後方からの競馬になりましたがそうなったおかげで外にしか出せなくなったので直線は外へ出しましたが前より右へ行く癖は解消されてましたがそれでも張られた以外でも右へ行く事があったので上がり最速を使って好走しましたが左回りの時は疑問が残る結果でした。

6着〜10着

6着のウンブライルです。2列目の内からの競馬になり捌きやすい感じではありましたが直線は外へ外へ進んでいってたので時計的にきつかったのかなという結果になってこの時計で走破できてるのは立派ですが道中緩まなかったというのが合わないモタれ方に感じたので中盤の緩むところで末脚に賭けたい馬と思うのでこの結果を見て秋は楽しみな馬な気はしました。
7着のモリアーナです。相変わらずテンが遅く4列目からの競馬になりましたが外伸びの馬場だったのでこれに関しては良かったと思うのですが診断では外に振られない限りは上位には来れるとしていたのでここはあえて診断どおりとしたいところですが、この馬に関しては疑問があり直線で騎手のムチの使い方が大きかったのであれがセーフでモリスさんはアウトというのはそりゃモリスさん帰っちゃうよとなるのでこの辺は騎手がどうこうという人に判断してもらいたいです。
8着のナミュールです。ファンファーレが合わないのは生かどうかではなく曲が悪いという説が有力な気がしてきましたがこれに関しては他に言う人が出てくるまで私は言い続けます。でスタート失敗しましたが上がりは思いのほか速いのを使えたのでこの辺に関しては想定外でしたし4着馬に前を邪魔されてなければもう少し詰めれたとは思うので能力の高さは見せれたレースでした。
9着のスタニングローズです。ちょっとスタートで騎手がバランスを崩してましたがそれでも前には行けたので普段通りの競馬はできましたがさすがに中盤もゆるまない流れでは厳しかったのと内を回ることになったのでさすがにこれぐらいが一杯だったと思いますが前走に引き続き着差はつけられてないのでそこまで悪い結果ではなかったと思うので終わったと判断するのは早いと思います。
10着のサウンドビバーチェです。スタートは良かったですが馬が出ず2列目の外からの競馬になり直線も内からぶつけられたりしてまともに追えなかったというのもありますが終わってみれば去年と同タイムでの走破となってるので対応力は上がってると思うので久しぶりに重賞勝ちがあるかもしれないと思います。

11着〜15着

11着のキタウイングです。スタートは早かったですが近辺枠の馬の二の足が速かったので控えて上手く3列目の内に入りましたが結果的に内の伸びない馬場でこの上がりで対応できなかったのと1秒以上の着差をつけられてしまったのでここは完敗でしたがマイルより短距離質の馬に有利な展開だったというのを考慮するとまだマイルではそれなりに走れるとは思います。
12着のフィールシンパシーです。上手く番手を取り切りましたが緩めさせてもらえない展開になりましたがそもそも大回りになるのがいいと診断はしましたがコーナーの上手さを発揮する小回り向きの馬だったと思えるのでこういう淡々とした流れは合わなかったのだと思います。関屋記念は合わなさそうですしちょっと向いてそうなところが無いってのが可哀想ですが距離が気になりますが七夕賞あたりで見たいとは思いました。
13着のコンクシェルです。出鞭を入れてまでハナを取りに行き他が速かったので入りが速くなってしまいましたがとにかく内がよくなかったので逃げ馬にとってきついコンディションだったと思うのとやっぱりマイルは流れが速くなるのできつかったと思うのでここじゃなく小倉記念あたりで見たいとは思いました。
14着のライラックです。全く気づいてませんでしたがこの馬内ラチをすごく気にしてしまうタイプなのでこの枠番は最悪で道中は集中して走れてなかったですし外に出せない展開で直線はラチから離れたところを走りましたが道中の時点で走る気が無くなってたので伸びずこの結果でした。日経賞で内は克服したと思ってましたがそういうことはなかったのでアドミラルシップの有無と内ラチは今後も気にしたいと思います。
最後に15着のハーパーです。ベスト条件と思いましたが道中緩まなかったので1400のような流れになってしまいさすがにこの馬には合わないレースになってしまいましたが、やっぱりこの馬は足遅いので勝負根性で上位に来れると思い込みましたが足の遅さはきつかったと思います。とはいえこの時期からは時計が速くなるのでクイーンステークスあたりに出てほしいと思います。

あとがき

先週の件があったからか内が伸びない馬場になっていたのでこういうレースになるとは思ってませんでした。とはいえレベルはそこまで高くなかったとも言い切れませんし10着馬まではひっくり返りそうな要素があったのでこういうのを予想するのが競馬だと痛感しました。もうすぐ馬場の本が届くのでそれを見て勉強しようと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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