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朝日杯フューチュリティステークス登録馬を馬群マスター的に見てみた。その1

まえがき

先週はレースパターンの4択が当たっても馬券は当たらないという散々な結果でしたが、今週もやっていきます。今週は登録馬が先週の26頭とは違い19頭なのでおそらく出ない馬も数頭いますが気にせずにやっていきます。

アスクワンタイム

この馬の新馬戦は縦長→横長の先行レースでした。レース自体のレベルはそこそこ高いですが、この馬は自身は上がり最速を形式上出してますが最後は突き離されてるのでこれはちょっとこの馬の能力としては微妙だと思います。
未勝利戦は三角→縦長の待機レースでした。どう見ても縦長→縦長の早仕掛けレースなのですがどうやったら三角に取れたかは謎です。これは早仕掛けレースだったら2列目抜け出しなのでレベルは低いですが、待機レース判定なので前が残せてこの馬も2列目から捌いてるのでレースレベルは高かったという評価になります。ただ、どう見ても早仕掛けレースです。
小倉2歳ステークスは三角→横長の待機レースでした。これは4列目から差してるだけのレースなので待機レースだと普通に勝てるレースなのでこの馬がどうこうというレースでは無かったです。
京王杯2歳ステークスは縦長→縦長の早仕掛けレースでした。散々この馬のレベルが低いと言ってこのレースで▲つけましたが、単純にレースレベルが高すぎてこの馬の能力では4列目から小倉の再現を狙ったとは思いますが何もできなかったという現実を突きつけられたレースでした。なので、4走通じて全てに当てはまりますが好走したのはレースレベルに疑問の残るレースで前走が実際のレベルと思います。

エコロヴァルツ

新馬戦は縦長→三角の漁夫の利レースでした。これは漁夫の利レースにしては相当変則で進入馬群は1列目が3頭、2列目に1頭で縦長→直線馬群は1列目が1頭抜け出して下がった2頭が2列目になっての漁夫の利レースになったので待機レースみたいなレースを1列目から押し切ったという内容だったのでこの馬自体は相当強かったと考えられます。漁夫の利レースだからといって舐めないほうがいいレースでした。これは見返す機会をこのnoteで作れてすごい収穫でした。
コスモス賞は三角→縦長の待機レースでした。これは判定おかしいです。どう見ても縦長→縦長の早仕掛けレースを1列目から押し切ったレースですが、待機レースということならこのレースのレベル自体が高くこの馬の能力も相当高いという結果でした。とはいえ新馬戦が実質待機レースであの結果なのでこの内容も納得できる結果でした。これは相当能力の高い馬なので馬群マスターは休み明けとか気にしないので印はまだ決めてませんが上位で買いたい馬と判断しました。

エンヤラヴフェイス

新馬戦は縦長→縦長の早仕掛けレースでした。これはよく言う2列目からの抜け出しただけの競馬なので能力的に疑問です。これは3着だった明日ぐらいに出てくるタイキヴァンクールのほうが0.9秒着差はつけられましたが能力は高かったレースでした。
新潟2歳ステークスは三角→三角の先行レースでした。新潟はどうしても高く評価しがちになるので若干補正はする必要があるとは思いますが、この馬も4列目から外伸び馬場だったとはいえしっかり伸びてたので強かったと思います。勝ち馬がG1勝ったからというわけではなく、先行レースでこれだけ後方から伸びるのは強かったと素直に思いますし、レースレベルが高かったと思います。
デイリー杯2歳ステークスは三角→横長の待機レースでした。これは3列目から伸ばしてきただけで待機レースなら普通の結果ですし、むしろ待機レースなのに2列目の馬に残されてるというのが結果として良くないので能力は疑問です。3走みて不思議な馬で好走したレースは単純に馬群が向いただけで負けたレースが相当強いという結果なので評価が難しいですが好走時にレベルが低いということはそれまでの馬という気がするので次回先行レースで経験を活かしてというパターンの馬という気がします。気にしてなかったですが、おそらくそういう馬が一変してるのではと今回思ったので検証したい馬です。

オーサムストローク

新馬戦は三角→三角の先行レースでした。関係ないですがこの新馬戦の勝ち馬が今年の新馬戦で1番強かった馬と思ってますがアルテミスSは無印にしてます。で、この馬は2頭並んだ1列目から下がって下がってというレースで何とか3着でした。ただ相手が悪かっただけな気はしますがここまで2着馬にも差をつけられてると能力的には疑問です。
2戦目の未勝利戦は縦長→三角の漁夫の利レースでした。これは実質早仕掛けレースなので1列目にいましたし粘れて当然というレースでしたが、漁夫の利レースだったということを考えると前が残せて2列目から差されてるのはそれなりのレベルだと思います。
3戦目の未勝利戦は縦長→縦長の早仕掛けレースでした。これは1列目から押し切ったので普通のレースでしたが、2着馬が3列目から来てる馬だったのでレースレベルはそれなりに高かった可能性はあります。
ベゴニア賞は三角→三角の先行レースでした。これは2列目抜け出しのいいレースを見せられたので新馬戦からは大きく成長を見せていました。この馬は地味な馬ですが能力的にはそこそこ高いと思います。

クリーンエア

新馬戦は三角→三角の先行レースでした。3列目からの抜け出しという発表ですが4列目から抜け出しましての勝ちですが、これはいかにも新潟というレースだっだので補正が必要だと思います。
新潟2歳ステークスも三角→三角の先行レースでした。これは3列目からジリジリと伸びてましたがこれもいかにも新潟というレースだったのでこのレースはレベルが高かったと思うのですがこの馬に関しては見た目からしても若干微妙だった気はします。
デイリー杯2歳ステークスは三角→横長の待機レースでした。これは出遅れたので必然と3列目になってますが、待機レースで3列目でしかも番手を下げるというのはどう考えても能力が低いと思うのでこれは新潟の補正が無くなった分で一気に実力がわかった結果となりました。この馬はエンヤラヴフェイスと似たローテなのでわかりやすいですが、エンヤラヴフェイスが待機レースの特性で好走してるのに対し似た位置でこの差をつけられてるのは能力の差なのでこれは比較が楽になったと思います。

サトミノキラリ

新馬戦は三角→縦長の待機レースでした。これは先週のドナベティが勝った新馬戦なのでその時に早仕掛けレースっぽいレースだったのでレベルが疑問としてますが、それでも待機レースなのでそれで残せてるのはかなり強いと思います。
未勝利戦は縦長→縦長の早仕掛けレースでした。これは新馬戦とは違いしっかりとした早仕掛けレースでしかも2列目から抜け出すだけの競馬なのにゴール前ギリギリで抜け出したのでレベル自体相当疑問です。この時の2着馬がその後も勝ちきれないというのもそういう部分だと思います。
1勝クラスは三角→横長の待機レースでした。これは待ってましたと言わんばかりの3列目から差しただけという競馬で1列目から残した馬の強さが目立つ一戦でした。この2着馬は次走どこに行くかわかりませんが狙いたいので覚えておきたいです。

ジャンタルマンタル

新馬戦は三角→三角の先行レースでした。2列目から楽に抜け出して最後は着差を詰められる結果でしたが加速力が抜けてたので上がり最速をマークしてますが詰められてるのでラストはしっかり止まってるから3Fのタイムなので騙されないようにしないといけない注意の必要なレースでした。とはいえ普通に強い競馬でした。
デイリー杯2歳ステークスはこれで3回目ですが三角→横長の待機レースでした。これは2列目から自然と抜け出す形になって待機レースなのでおいでおいでの競馬で着差もつけてるので相当強い競馬でした。これはG2勝ち馬ですし人気もすると思いますがその実績に恥じないレベルで勝ってる馬なので馬群マスターからの能力評価では上位になります。

シュトラウス

新馬戦は縦長→縦長の早仕掛けレースでした。ジャンタルマンタルに字だけを見れば何となく名前の似てる馬に勝ちましたが、これは1列目から突き離して勝ちましたが早仕掛けレースでの1列目から突き離すのは特に意味のない勝ち方ですし能力の高さとは関係なく他より有利なレースをしただけなのでこれは冷静に判断するレースです。
サウジアラビアロイヤルカップは三角→横長の待機レースでした。これは待機レースで早めに抜け出したのでよく3着に残したと考えられるのですが、このレースに関しては1番強かったのは4着馬ですが、それが秋明菊賞でも4着というのを考えてもそこまでレベルの高いレースでは無かったと思います。とはいえ待機レースでのこの内容は評価してます。
東京スポーツ杯2歳ステークスは縦長→三角の漁夫の利レースでした。これは早仕掛けレースに近い漁夫の利レースになったので2列目とその後ろにいた2頭がそのまま併せて抜けたレースという事なので漁夫の利レースとしても早仕掛けレースとしてもレベル的には相当疑問です。しかも漁夫の利レースでこうなってるという時点でレースレベルからしても疑問です。これでレーティングが111もついてるのも疑問です。この馬は人気しそうですがレベルがどう考えても低いのでこれは待機レース想定にした時には一応おさえますがそれ以外ではちょっと手が出ない馬です。このタイプには人気吸ってくれるのを期待します。

ジューンテイク

新馬戦は縦長→三角の漁夫の利レースでした。これは判定難しくて全く違いますが三角→縦長の待機レースにも見えるのでそっちだと2列目からの勝ちですし前残りなのでレベルは高そうなのですが漁夫の利レース判定でこうなってもレースレベルは高い一戦です。漁夫の利レースなので好走した馬に向いてるレースになるものですが、これは馬群的にそこまで変化なくそのままつっこんでるのでこれはレースレベルは高いです。レースレベルを2着馬以降が勝ってないから低いと安直に考えるのは良くないです。レースレベル≠馬の能力です。
新潟2歳ステークスは三角→三角の先行レースでした。最後方から脚を伸ばしてましたがこれは流石に厳しい競馬になり上がり最速をたたいたのだけが普通なら評価できるところですが、それも大外を通ってのものなのであまり意味のないものになりました。ただ、レースレベルの高い1戦だったのでそこまでマイナス評価をしなくてもいいとは思います。
ききょうステークスも三角→三角の先行レースでした。これは6頭立てなので好走と捉えるかのところからの問題ですが、3列目から伸びてはいるものの前も止まらない競馬で1頭捌いてますが1頭に差されてるのでこれも微妙な評価になります。
黄菊賞は三角→横長の待機レースでした。これは7頭立てで微妙ですが、2列目から4着に残してると取ることは出来るのですが、待機レースで前が残るのはレベルが高いと最近はよく言ってますがこの馬より前にいた馬がこの馬より先着してるのを考えてもレースのレベルは高めだったと思えるのですが、この馬自体はちょっと落ちる評価が妥当と思います。
こうやまき賞は三角→縦長の待機レースになりました。これはたしかに待機レースですが早仕掛けレースのような展開になってるので早仕掛けレースだとかなり物足りない内容ですが、待機レースで押し切ってるのでこの中では能力は高かったと思いますが、ずっと競ってたのでそれも重なっての結果だとは思います。この馬は結構叩いてますが少頭数で格落ちしたとはいえ先行レースは2度目に上昇、待機レースも2度目に上昇と経験自体はしっかり活かすことが出来る馬なのでこのレースでどうこうというのではなく、しっかり過去の似たレースでどうだったかを考えて馬券に入れるかを検討する必要がある馬です。
スウィープフィート
確実に出ないと思いますが登録してるのでやります。とはいえ白菊賞まではさすがにコピーです。
新馬戦は横長→縦長の早仕掛けレースでした。このレース自体のレベルは競ってた1列目の2頭がそのまま1.2着なので早仕掛けレースらしい展開ですが、2列目にいて着差をつけられてるのも良くない内容だったとは思います。
未勝利戦は三角→横長の待機レースでした。これは2列目の外から伸ばして勝ってますが、待機レースなのに1列目の馬が残せてますし、そことは着差もつかなかったという事はそれ程レベルの高いレースでは無かったと思います。
白菊賞は三角→三角の先行レースでした。これは今までとは違い4列目からの競馬でよく差し込んで来たとは思います。
阪神ジュベナイルフィリーズは三角→三角の先行レースでした。このレースは表現が難しいのですが2つのレースを1つにしたレースになってます。1〜3着は待機レース、4着以下は先行レースというのが私的にしっくりくる表現なのですが、この馬は7着なので4列目から差してきて4着と考える事ができます。なので先行レースで4列目からそこまで差してくるのは普通に出来る芸当ではないので能力は高いですが、これが全頭いる考えると先行レースでよく伸びたけど7着止まりなのは1〜3着は待機レースだったからそりゃ4列目からでも差せるかとなってしまうので上位3頭は実際相当強かったですが、待機レースをしていたと捉えると今後桜花賞で検討しないといけなくなるレースを何故そうなったかという目線で考えれるので意外と着差がつけられた割に4着以下もレベルの高いレースに出てたと考えられるレースなので面白いレースだったと思います。なのでこの馬は先週からの追加で待機レース、先行レースどちらも好走歴があったのをしっかり発揮できてるので常に能力は出せる馬と考えられます。

あとがき

今回は3回にしたかったですが、少し紹介頭数を増やして2回にして木曜日は違うのをやりたいと思ってます。とはいえ月曜夜の時点で何をするか全く思いついてないので10頭も書いたのを後悔してます。最後までご覧いただきありがとうございました。

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