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阪神ジュベナイルフィリーズ登録馬を馬群マスター的に見てみた。その3

雑談

いよいよ最終回です。その1に良さげな馬が集まっていてその2はレースもしくは馬のレベルがイマイチという馬が数頭いたりしますが五十音順でこれ程差が出るのも何かあるのでしょうね。とはいえこの秋のG1勝ち馬はイクイノックスの次は五十音順だとドゥレッツァですし、連対では先日のウィルソンテソーロがいますが馬券内となるとサ行に5頭という塊があります。ア行カ行にはいません。なので今回勝ち馬は五十音順だと後半でサ行が2.3着というのもトレンドとしてとり入れるのは面白いかもしれません。とはいえそれはホープフルSでやるものですけどね。

ビーグラッド

新馬戦は三角→横長の待機レースを1列目から直線入口で突き放して流石に待機レースなので詰められてますが押し切る強い競馬でした。
萩ステークスは三角→三角の先行レースで1列目から馬群の形が変わる前にいる馬に厳しい先行レースで2着に残せてるのは相当能力の高い馬と思います。馬群マスター予想を含めて色々な角度から予想すればこの馬は本命までありえる馬と素直に思いました。

プシプシーナ

新馬戦は三角→三角の先行レースでした。これは馬群の形の変わらない先行レースを1列目から押し切るという競馬なのでそれ程評価の出来ないレースでした。
白菊賞も三角→三角の先行レースでした。これも新馬戦と全く同じ競馬になったので評価が出来ないですが、この馬群で連勝できるのはダートだったら超エリート競馬をしてるのでダートに行けば相当強い馬だと思います。来年の大井ダート3冠狙ってほしい馬です。

ブルーアイドガール

新馬戦は縦長→横長の先行レースでした。3列目の外から直線伸ばして勝ちましたが待機レースのような勝ち方だったのでこれは器用な馬の可能性はあります。あとは能力的に足りるか足りないかを器用さで補えるかというところだと思います。

ボンドガール

新馬戦は縦長→縦長の早仕掛けレースでした。レベルの高い新馬戦と言われてますが2列目後方から差すだけの競馬で残り50メートル付近まで1列目に残られてるのでこの馬の能力はそれ程高いとは思えない一戦でした。むしろ後ろと脚色が同じだった点を考えるとレースレベルも微妙です。
サウジアラビアロイヤルカップは三角→横長こ待機レースでした。これは出遅れて道中4列目、コーナリングで進入馬群は3列目から伸ばしましたが有利な展開で後ろから差されてる上に前をなかなか差せないという競馬だったところを考えるとやはり能力的に微妙な気はします。とはいえ根性はあるのか上を目指すスタイルというのは立派だと思います。完全にこれは漁夫の利レース期待の馬です。

ミライテーラー

新馬戦は三角→縦長の待機レースでした。これは直線馬群がギリギリ縦長でしたが馬群変わらずの三角とも取れる微妙なジャッジでしたが、芝とは違いダートなので待機レースの押し切りはそこまで評価しないのでこのジャッジで大きな差がある結果と思いますが、その辺は次走のオキザリス賞で正解が出てると思います。オキザリス賞を見てジャッジ変えてないのはオキザリス賞の馬群マスター予想を見ていただくとわかります。
オキザリス賞は縦長→縦長の早仕掛けレースでした。これは2列目から直線下がって伸び返すという面白い競馬をしましたが、やはり新馬戦のジャッジが間違ってなかったと言える差のつき方をした競馬でした。とはいえ器用さはある程度ありそうなので芝でもあっさり掲示板確保ぐらいしてもおかしくない馬だとは思います。

メイショウゴーフル

新馬戦は横長→横長の待機レースでした。これは1列目から押し切る競馬で普通に強い競馬だったと思いますが、ただの小回り巧者だっただけの気もします。とはいえ詰められるという訳でも無かったので能力的には水準よりは高いと思います。
野路菊ステークスは三角→縦長の待機レースでした。これも1列目から2着に残す強い競馬だったとは思いますがストロングポイントは直線入口の時点でフラフラだったのを最後まで坂もこなして持たせたという部分は相当根性のあるところを見せたと思います。とはいえ待機レースで前に行く馬は先ほどのボンドガールなどがいるのでその兼ね合いが微妙とは思います。とはいえボンドガールより能力は高そうには感じます。

ラヴァンダ

新馬戦は三角→横長の待機レースでした。これはPレースなのですが3列目から伸ばしてましたがラスト50メートルを切ったところで勝ち馬に前を塞がれて追えなくなったのでこれがなければ2着は確保できてたので勿体無いレースでした。
未勝利戦は縦長→三角の漁夫の利レースです。横長と思いますが三角でジャッジしました。これも3列目から伸ばして今度は1列目が下がったのであっさり勝ちましたが、完全に漁夫の利レースを活かす競馬だったので能力というより馬群の勝利だったレースでした。この馬は待機レースと漁夫の利での内容からしてそこまで能力の高い馬とは思えないので今回の組み合わせだとさすがに厳しいと思います。

ルシフェル

新馬戦は縦長→三角の漁夫の利レースでした。これは漁夫の利レースらしく3列目からバテた馬を交わしての2着でしたが単純に勝ち馬が強すぎたのでこの馬自体は全く目立たないという競馬でした。漁夫の利レースであれぐらいだとさすがに能力も高くは無さそうです。
未勝利戦は横長→横長の待機レースでした。これは道中遅すぎたので1列目まで押し上げてそのまま押し切る競馬だったので結果的には強いレースでしたが、待機レースだったので有利なポジションをわざわざ捨てるというのは完全に駄騎乗だったので馬は強かったですが騎手が悪かった典型的なパターンでした。
萩ステークスは本日2度目ですが三角→三角の先行レースで3列目からじわじわと伸ばして勝ちましたが、2着のビーグラッドの時に書きましたがこの着差とはいえどう見ても2着馬のほうが強いレースをしてたのでここに関しては逆転される可能性が高いと思います。とはいえ3パターンで好走は出来てるのでレース内容はともかく器用さはある馬なので器用さでは買える馬です。

あとがき

まえがきにも書きましたが、その1に良さそうな馬が集まってた気がします。とはいえG1らしく能力のぶつかり合いになりそうな組み合わせなので楽しみなレースです。重賞で漁夫の利レースが何度かあったので正直この世代はレベルがイマイチな気がしてるのですが、まだ2歳なので判断するのは明らかに早いので成長を楽しみにします。最後までご覧いただきありがとうございました。

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