産経賞セントウルステークス全頭診断の答え合わせ
雑談
サマースプリントシリーズの最終戦が終わりました。このシリーズはG1が近いこともありこのシリーズをステップにして上に行こうという姿勢も見えるので比較的チャンピオンの価値は高そうですが他はどうなんですかね？直近の2000って秋華賞？天皇賞？マイルだとマイルCS？ちょっと間隔が大きいのでどうかと思います。
1着〜5着
まずは優勝しましたトウシンマカオです。馬は重賞4勝目でG2は初制覇、騎手、調教師、馬主、生産牧場はこのレース初制覇となりました。関係者の皆様おめでとうございました。スタートは良かったですが無理について行かず3列目の外からの競馬で3コーナー途中から動きかなり長い距離で脚を使ったので前が止まった分差し切る形にはなりましたが中京コースらしい走り方をしましたが、今まで何で左回りの時は直線伸びなかったのか不思議なのですがこういう競馬が出来るのはまだ成長してる証拠なので短距離ではそこそこ上の馬だと思います。
2着のママコチャです。診断通りの2列目の前を取りこの馬らしい競馬をしましたが休み明けだったからか斤量が響いたのか残り200で止まりましたが勝ち馬以外には抜かせなかったのは見事だったのでこれは休み明けか斤量の影響だとしたら次はどちらも改善されるので楽しみだと思います。
3着のモズメイメイです。スタートして隣の馬に内へ押し込まれましたが2列目は確保して直線は前の馬を強引に抜こうとして過怠金取られましたがやっぱり闘争心は出てるので合わない距離でも好走できたと思います。早く中距離に出てほしいです。
4着のアネゴハダです。この斤量で対応出来ないはずの馬が前走とほぼ同じラップで最後は速いレースを粘れたのは全く診断では予想出来なかったので何故ここまで走ってこれたのか不思議ですが次どういうところかわかりませんがまたこの斤量の時に凡走するかとりあえず見たいところです。
5着のトゥラヴェスーラです。3列目の後ろからよく伸ばしてきての好走ですが診断で不安視してた馬体が少しとはいえ戻してたので馬券内とは離されましたが4着以降のごちゃついたところでは先着したので相変わらず能力があるところは見せる結果だったと思います。
6着〜10着
6着のアサカラキングです。スタートは若干合わなかったですが二の脚が速く2番手からの競馬になりコーナーで加速させる必要が無くなったというのもあり上手く粘る競馬はしましたがさすがに前に行った分キレ味はなかったのでこういう結果は仕方ないと思います。
7着のテンハッピーローズです。勝ち馬とほぼ同じ位置からの競馬になりましたが残り300手前で前と外に出るスペースを塞がれてしまい待たされる形になったのであれがなければ4着近辺には持ってこれたと思うのでこの馬としてはそこそこ良い内容だったと思います。
8着のヨシノイースターです。2列目の後ろからの競馬でやはり左回りだからか直線が伸びずよく粘れたとは思うのでこれなら左回りでも重賞でも今後好走してこれると思います。
9着のサウザンサニーです。道中は勝ち馬の内からの競馬で理想的な道中の進め方でしたが4コーナーから外に出して内を突く競馬が出来なかったのでかなり勿体無い競馬でしたがこういう競馬をしてると現状では重賞はこういう結果、オープンでも通用しないと思います。
10着のキミワクイーンです。コーナーは全体的に緩んだということもありこの馬でも対応してよく伸びてはきましたが外に振られたこともありさすがに届きませんでしたがこういう競馬しか出来ないタイプの馬でこの着差まで詰めてこれてるので展開一つなのでこれは特に問題無いかと思います。
11着〜18着
11着のジョウショーホープです。2列目の後ろか3列目の前を走って持ち味の淡々と走る競馬をして着順は大きいですが着差は0.5秒差ですし初距離でこれだけ走れたのは収穫と思うので適性はあると思うので今後が楽しみな馬と思います。
12着のダノンスコーピオンです。後方からの競馬になったので大外をぶん回す競馬になりましたが伸びないと思ってましたが早い上がりを使えたので去年の阪神カップで復調気配はあったのでスワンステークスあたりで久しぶりに馬券内に来れるレースを期待したいです。
13着のピューロマジックです。診断通り直線の坂で止まりながらもよく粘ってましたがさすがに止まって勝てるレースではなかったのでこれは仕方ないと思いますし次は香港に向かってくれればと思いますがそっちじゃないでしょうね。
14着のグレイトゲイナーです。左回りで前回と序盤はほぼ同じペースだったので対応できてましたがさすがに後半は前走より速かったのでこの馬としては前回とほぼ同じ走りをしてるので正直この馬を物差しにしてCBC賞とこのレースは比較できると思いますがこの馬としてはよく走ったと思います。
15着のストーンリッジです。休み明けでもこの馬としてはいつも通りの2列目後ろからで左回りだったので伸びないという競馬でしたが休み明けというのを考えるとよく走れてるのでこれだと右回りならもう少しパフォーマンスは上げれると思います。
16着のテイエムスパーダです。後方からの競馬だったのでよく伸びたのも当然ですが千直以外で自己ベストの上がりを使えたので案外こういう競馬で今後不向きな平坦コースを克服するかもしれませんがこの馬には斤量の問題が出るので平坦コースには出づらいので今後はさすがに厳しいと思います。
17着のミッキーハーモニーです。このペースでここまで置いていかれるとは思ってませんでしたが上がりは相変わらず最速で来ましたし左回りも特に問題なくこなしてたのでついていけなかった部分が非常に気になりますがしっかり走れてるので次は狙いやすい馬と思います。
最後に18着のカリボールです。左回りが苦手というのはわかってましたがしんがり負けとは思ってなかったので追走からきつそうでしたし調子は良さそうだったとはいえさすがにこの時期に連戦はきつかったと思いますし上がり自体はそこそこ使ってるので休めばまだ好走してくると思います。
あとがき
組み合わせ的にイマイチな感じはしてましたが今回もそこまで速い決着にはならなかったので短距離戦線はすごい混戦というより低調だと思わせる結果だったのでG1でも何が勝ってもおかしくないという組み合わせと結果になりそうな気はします。何とかテコ入れしてほしいんですけどね。
最後までご覧いただきありがとうございました。