東海ステークス全頭診断の答え合わせ
雑談
よくよく考えたら関西テレビ放送賞にしたら関西テレビ放送賞東海ステークスってすごく違和感なんですよね。東海テレビ賞ローズステークスは何の違和感も無いのですがこれはレース名が悪いですね。でも今年に関しては入れ替えるのが自然だったと思います。
1着〜5着
まずは優勝しましたウィリアムバローズです。オーナーはJRAのダート重賞は初制覇、中原牧場は嬉しいJRA重賞初制覇となりました。関係者の皆様おめでとうございました。前回の失敗を踏まえてなのかスタートから前に出して向正面入ったところで先頭に並びかけてそのまま押し切る競馬になりました。やっぱり直線平坦は合ってますがあれだけ緩い展開にできたのは大きかったので今後は上のクラスはペースが上がるしこのクラスまでだと斤量も増えるしで悩ましいレースになると思います。
2着のオメガギネスです。この馬は1列目の外で運んだのが結果的に好走に繋がってますが、1列目で運んだことによってこの馬が止まってしまい捌けなかったという良い面と悪い面の両面がありますが、不向きなコースでこれだけ走れたのは意外だったので今後は速いペースへの対応が見たいです。
3着のヴィクティファルスです。後傾ラップに対応できる馬とは思いませんでした。ここまで流れない展開でも好走できたのこそ芝経験が活きてるだけでダートでそこまで後傾ラップのレースが今後あるか微妙なので今回に限っては展開が向いただけと思います。2走とも恵まれたレースだったのでダート適性はわかりません。
4着はブライアンセンスでした。得意のバテ合いとは真逆の不向きな展開で4着というのはかなり評価高いですし、距離は後傾ラップに助けられて持たせたとは思いますが、どちらにしても後傾ラップでのこの成績は素直に評価してますが、今後後傾ラップのレースが何回走れるかというところです。
5着はオーロイプラータでした。ペースは落ち着いてここまで馬群が固まると前が止まらない馬場で上がり一辺倒の馬でも来れるというより勝手に上位に来るという結果でしたが、今回上がり一辺倒になった要因は4コーナー入り口で置いていかれたのが響いてるのでそういう点が改善されればもう1つ上に行けると思います。
6着〜10着
6着はペプチドナイルでした。これだけ枠に差があって先手を主張する追い方してた割にバビットに前を取られるとあっさり引いて2列目の中を走る事になってしまい前からの映像を見ればハッキリわかりますが終始前には馬がいない状態になったので先頭を走ってる感覚になったのかペースが上がっても前に行く様子もなくそのまま流れ込んだので引くなら内を走らないと長く脚を使う事も難しい馬というのがわかる結果でした。
7着のミッキーヌチバナです。相変わらずスタートは悪かったですが最内枠だったのと馬群が密集したのもありポジションはリカバリーは容易でしたが、やっぱり最後甘くなってるので思い切って下げて競馬するとか捲っていく競馬をするとかの変化には期待したいところですが、前進気勢が強いので難しいですね。
8着のキリンジです。このペースになったので追走に困らなかったのはいいのですが、ズブい馬なので全く伸びなかったですが下がってきた馬を勝手に捌いてのこの着順なので向正面ぐらいから追い出してちょうどいい競馬ができそうなので今後そういうレースに期待したいですがやらないでしょうね。
9着のビヨンドザファザーです。私は八百長などは基本的に無いと思ってる人ですしこれぐらい人気の無かった馬が馬券内に入らなかっても八百長には関係ないと思ってますが、4コーナーで若干詰まって挟まれてという時にかなり手綱を引っ張りましたが、あの場面であそこまで引っ張る必要が無かったですし、鞍上はそれがなければというコメントでしたがそれがあったおかげでガラ空きの内を伝って伸びてたので末脚がしっかりしてるというのはよくわかったと思います。
10着はタイセイドレフォンです。このペースだったのに2列目の後ろの中という意外なポジションで運んで3コーナーで挟まれたとコメントしてますが両サイドの馬がペース上げたのに対応できなかっただけで挟まれたというものではないですし、このペースで追走に苦労してたのは過去の水分含んだ馬場のレースを考えてもこういう馬場は合わないんだと思いました。
11着〜16着
11着はブラックアーメットでした。このペースだったらもう1列前で運べそうでしたがやっぱり4列目からのレースになってしまったのでやはりもう1列前で運べるとこの感じだったら4.5つぐらい着順は上がってたと思います。それでも7着近辺ではないかと思われるかもしれませんが、全頭診断をしてる以上はこういうのを大事にしてます。
12着のレッドファーロです。スローでは無かったですが緩いペースになった割には追走も苦労してましたし、左ムチに反応してなのかバテたのか残り200を切ってからは大きく内にササって行ったりとしっかり診断通りだったのでこの結果は個人的には満足です。
13着のサンライズウルスです。これはこの展開で大敗したのが信じられないですが、水分含んだ馬場が合わなかったとはユニコーンSの内容から考えづらいですし、休み明けはそこまで気にしないタイプだったのを考えても今回追走すらきつかった点と上がりも使えなかったのでこれを休み明けだから仕方ないと考えるのは違うと思います。
14着のゲンパチルシファーです。ペースが緩かったので追走には苦労しなかったですが2勝クラスで勝ったとはいえ水分含んだ馬場は走りにくそうなのでこの負け方は仕方ないと思います。
15着はスマッシングハーツでした。スタートでぶつけられた影響で最後方からのレースになってしまいましたが、コーナーは膨れる感じに回ってましたがあれだとある程度のスピードは維持できるので右回りは合ってたと思いますが、道中が最後方追走であれだけフラフラしてたのはぶつけられた影響が多少あったものと思うのでペースが上がっても追えなかったのは何かあったものだと思います。
16着はバビットでした。逃げる想定はしてなかったのですが先手を主張しましたが、この馬こんな脚の回転が速い(ウィリアムバローズが大跳びだから余計に回転が速く見えるのもありますけど)馬だったかな?というぐらいピッチ走法になってましたが、どう考えてもあの走り方だとダートは向いてるでしょうけど距離が長すぎるという見た目通りのレースだったので粘れなかったものと思います。
あとがき
今回は馬群マスター予想やその振り返りではないので書く機会が本来なら無いのですが、三角→三角の先行レースだったのでダートのエリート競走だったのでこのレースはかなり馬群マスター的にはレベルが高い一戦でした。とはいえ緩い後傾ラップの展開で残してるだけなのでそれを高評価するかは悩ましいレースと思うのでその辺が馬群マスターを取り入れると難しいところです。
最後までご覧いただきありがとうございました。