見出し画像

チャンピオンズカップ出走馬の全頭診断

雑談

ジャパン・オータムインターナショナル最終戦のチャンピオンズカップです。チャンピオンズカップとチャレンジカップ、これがこの週に組まれてますが全く違う条件。何のチャンピオンで何にチャレンジ?と毎回疑問に思うレースが今年も行われます。

全頭診断

今回は1〜4枠、5〜8枠に分けて出します。

1枠〜4枠

まずは1枠1番のクラウンプライドです。昨年58キロでは厳しいというので嫌った馬ですが出足は悪くなかったですし最近は57で連勝してるのを考えても悪くないと思いますが昨年の失速はやはり斤量の影響と思いますし、そもそも58は昨年のこのレース以来ということで今年もペースが上がったところでついていけなくなると思います。
1枠2番のレモンポップです。昨年は上手く緩急をつけて勝ちましたがこの距離だったということでそういう競馬をしないと厳しいというのを出していたので同じことが通用するか疑問ですし昨年も内容はともかく結果は平凡だったのを考えても今年は先手を取れたとしても前に行きたい馬が多いので昨年のようなペースは作れないので控える競馬をしてマイペースで運べないと厳しいと思います。
2枠3番のハギノアレグリアスです。東海Sでのカラ馬の影響で左回りでは競ると脆くなってしまいましたが前走でようやく克服した感じがあるのでそうなると本来左回りでこそ伸びてくる馬なので上手く内に潜って先行勢がコーナーで膨れるところを差し混んで上位争いに持ち込んで来れればと思います。
2枠4番のペプチドナイルです。早めに抜け出すとソラを使ってしまうので前に行きたい馬が多い組み合わせなのはプラスと思いますしその分流れる可能性があるのもフェブラリーSと同じような感じになるので合ってると思うので本来は内を走ってこその馬なので枠もいいところに入ったのでここは上位争い出来ると思います。
3枠5番のペイシャエスです。今回前に行きたい馬が多いのでエルムSのように他が下がってきたところを渋太く捌いてくる競馬が出来そうな舞台と思うので合ってるとは思いますがパサパサのダートだと走れない馬なので少し水分を含んでるぐらいの馬場がいいので昔のジャパンカップダート時代のようにレース直前に水を撒いてくれればちょうどいい馬なのですが現状では一雨に期待したいです。
3枠6番のドゥラエレーデです。昨年はムルザバエフさんの騎乗ミスが響いての3着でしたが、最近はその時の課題を上手く克服してスタートは真っ直ぐ走れるようになってきてるとはいえ内枠に入ってしまったのは明らかにマイナスですしエルムSでペースに対応してきたとはいえ本質的には緩いペースでしか走らない馬なのでこの組み合わせでは2列目付近でついていってどこまで最後捌けるかだとは思いますが捌けないと思います。
4枠7番のセラフィックコールです。左回りは苦手な馬で昨年は典型的な中京ダートでやってはいけない3コーナーから仕掛けてコーナーで振られて伸びずという競馬をしましたが、この組み合わせだと速くなるので仕掛けを待っても前が止まると思うので直前に向いてから末脚に賭けるレースが出来ると思うので直線の長い舞台ですしハマると思いますが左回りなので半信半疑の部分はあります。
4枠8番のウィルソンテソーロです。本来前傾ラップのバテ合いが得意な馬だったのが昨年の出遅れて捌いてくる競馬がきっかけになったのか後傾ラップでこその馬になってしまっまのでこの組み合わせではさすがに後傾ラップにはならないと思うのでついていけばペースが違うとはいえフェブラリーSのような止まり方をすると思います。

5枠〜8枠

5枠9番のテーオードレフォンです。ペースが流れる程渋太さを活かせる馬なので前進気勢の強い馬が多い組み合わせは歓迎ですしコーナーを曲がるのも上手いのと左回りの方がスムーズに走れてるので特に悪い要素が見当たらないということで今回は前目で渋太く残してくると思います。
5枠10番のアーテルアストレアです。小回りコースで一瞬の切れ味というのはこの舞台にハマるかとなると微妙でコーナーでは加速しづらいコースでその後に坂があるから一見合ってそうですが使える脚が短いので直線向いて坂の途中あたりから動けば届かせると思いますがこの組み合わせだと早めに動いてしまいそうなのでそれだと止まってしまうと思います。
6枠11番のミトノオーです。脚質の問題もあるのでハマった時とそうでない時の差が大きいので難しいですがバテ合いになるのはいいと思いますが最近は止まるのが早いので今回はコース形状的には直線までは持たせると思いますが坂でどうしても止まってしまうと思うので今回は厳しいと思います。
6枠12番のサンライズジパングです。左回りはあんまり上手くないのでその点はマイナスですがダートスタートでは比較的安定したスタートは出来るので置いていかれることは無いと思ってますがコーナーを勢いつけたまま回れる馬なので他が減速して回るコースで優位に立ち回れると思うので今年の3歳は斤量が優位な56キロを活かして粘りこむと思います。
7枠13番のミックファイアです。最近はマイペースで走れる競馬が出来なくなってるので成績が振るってませんが今回外枠に入ったので比較的マイペースで運べる位置になりそうなのでその辺はいいですが単純に上がりが遅くなってるので現状だと足りないと思います。
7枠14番のスレイマンです。比較的速い流れのほうが追走が楽になって最後までバテずに凌ぐレースが出来る馬ですがこのコース3勝して前走浦和でも好走してるとはいえ左回りだとコーナーで緩めてしまうのでそこで置いていかれるのでそうなると巻き返しは厳しいと思う組み合わせなので今回は前目の位置で内に潜り込めないと厳しいと思います。
8枠15番のグロリアムンディです。昨年左回りは苦手なので窮屈な競馬になると書きその通りでしたが今年は外枠に入ったのでその辺は少し改善される可能性はありますが前に行きやすい枠とはいえ前に行くとまた窮屈になりそうなので前に行けても外で楽に走れる競馬にはならないと思うので今年も厳しいと思います。
最後に8枠16番のガイアフォースです。フェブラリーステークスのように流れるペースになる想定なので合ってそうな感じで外枠もいいと思いますがさすがにこの組み合わせでは2列目後方からの競馬になると思うのでそうなると内にいないと捌ける組み合わせでは無さそうですし上がりが足りてないので伸びずに終わると思います。

あとがき

前進気勢の強い馬というより比較的流れるペースを好む馬が多い組み合わせになったのでこういう時は持ち味を消し合うのがセオリーなので昨年のように緩い流れになってレモンポップが圧勝するような気もするのですがレモンポップの持ち味を消すには流れるほうがいいので今回は緩まない展開になる確率が高いと思います。ま、そうならないでしょうけどね。
最後までご覧いただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!