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チャンピオンズカップ出走馬の全頭診断

雑談

今年のチャンピオンズカップは7歳以上の出走が無いのは登録の時点で確定してましたが、出走が無いのはジャパンカップダートだった2001年以来のことのようですが、ダート戦線は比較的息の長い活躍をすることが多いイメージですがこういう事になるとうまく代謝が出来てるという考え方も出来ますが、レースの名前のようにこれといったチャンピオンが不在なので6歳も3頭ですしレベルが高いかはともかく世代が古馬を飲み込んだということなのかもしれません。もしくはこの6歳3頭が化け物クラスなのかもしれません。ここで印を出すことは無いのですが、私の上位3頭は6歳馬です。では全頭診断やっていきます。

全頭診断

1枠から4枠、5枠から8枠に分けて出します。
まずは1枠1番のメイクアリープです。成績が示してるとおり中京コースは向いてると思うのですが、勝ちきれないという部分がここに入ってどうかという点と、去年の今頃に克服してると言われればその通りですが、内枠ピッタリを左回りで走れるかどうかというのにすごく疑問があるので今回は魅力的ですが評価落としました。
2枠2番メイショウハリオです。左回りがどうこうというのは新潟とか川崎のような小回りではないので全く気にしてないですし、そもそもコーナー回るのが苦手なので直線に入ってから末脚を出せるコースというのも向いてるし一昨年ほど緩まないとは思うので今回は高評価してます。
2枠3番のジオグリフです。さすがに前走負けすぎというのが気になるのですが、距離はこれぐらいがいいですし、程よく足抜きのいい舞台というのも合うのですが、それでも前走のあの内容を考えると今回一変するとは考えづらいのでここでは軽視してしまいました。好走しても全く不思議ではない馬とは思ってます。
3枠4番テーオーケインズです。去年のように流れる展開になりそうな枠の並びになってしまったので相当迷いましたが、4コーナーで加速しにくいコースですし中団あたりから得意のロングスパートで前につくのはこの馬には楽な展開になると思ってるので今回はこの馬から入りました。
3枠5番のドゥラエレーデです。展開がハマったドバイの2着をどう考えるかですが、いかにも走ってるラップからしても中京コース向きですし、前がやり合う形にはなってしまいますが、自分の競馬はできると思うので今回はおさえました。
4枠6番のグロリアムンディですが、今年のJRAダート重賞で最もレベルの高かった平安Sを快勝してるので普通に考えたらこの馬から入るのがいいと思うのですが、左回りも勝ってるとはいえ得意な舞台とは思えない走り方ですし窮屈な競馬になると思うので今回は軽視しました。
4枠7番ウィルソンテソーロです。こういうピンパーの馬が1番難しいです。マーキュリーCや白山大賞典を勝ってるのも更にややこしくしてるのですが、本質的にはマイラーだと思ってますし、今回ある程度流れるというのは好都合ですが、そこで長い直線でのラスト1Fというのが凌げるイメージが湧かないので今回は軽視しました。

5枠〜8枠

5枠8番アーテルアストレアです。個人的に牝馬が来ないというのは考慮してません。もともと左回りは苦手な馬だったのが突然スムーズにコーナーを曲がれるようになったので成績も安定しましたが、安定して上がりを使う事ができるというのがいいところなので、4コーナーをゆっくり曲がって長い直線で伸ばして来ると思ってるのでおさえました。
5枠9番のクラウンプライドです。斤量が重くなって明らかにパフォーマンス下げた馬が更に重い58キロでは全く行き脚もつかなくなりそうですし、伸びることもなさそうなので今回は厳しいと思います。とはいえ能力は高い馬とは思ってます。
6枠10番ノットゥルノです。前走の競馬を良かったと捉えるかあんなもんと捉えるかで当然評価は変わりますが、逃げてもあれぐらいの競馬だったと私は思いますし、それでも着差つけられたとはいえ抜かせなかったのは地力の証ですが、今回は直線入ってからの坂で苦しむと思うので再現は無いと思います。
6枠11番ハギノアレグリアスです。平安Sを負けすぎてるのは気になりますが、左回りでこその馬ですし、展開に左右されない器用さというのはこのコースだと魅力的なので今回は上位評価しました。
7枠12番のセラフィックコールです。左回りは苦手ですし脚質的にも捲っていく馬の中京コースというのがどう考えても届かないですし、前走のように直線に入ってからだとまたヨレるのでそうなるとこの組み合わせだと前に残されてしまうので今回はスタートから位置を取りに行かないといけない勝負とは思うのですが、今までスタートが合わなかった馬にそれを期待しての印というのもつけれないのでここは軽視しました。
7枠13番のケイアイシェルビーです。弱くはないと思ってますし今回はペースも流れると予想してるのでこういうマイル路線からの馬というのは悪くないと思ってるのですが、ダートスタートだとあまり行き脚がつかないというのも気になりますし、あまり得意でない形のレースになる可能性が高いので今回は軽視しました。
8枠14番アイコンテーラーです。先行押し切りのレースでラスト1Fガクッと落ちるのは仕方ないですし、そこまでどれだけのラップを刻むかというのが特徴の馬なので、案外前に壁をつくりながら淡々とペースを刻まないといけないという他に影響される部分が大きい馬なのでマイペースに走ってるように見えても伸びないことはあるので評価は少し下げました。
8枠15番のレモンポップです。今までの走り方だと他がイマイチで前傾ラップになることが多いので上がりも最速が出せるのは見た目ではいいですが、今回も前傾ラップにはなると思いますが、さすがに後ろにもロングスパートに徹してくる馬や、本質的には後方からも届くコースなのでこの相手関係だと厳しいと思います。というよりアイコンテーラーの評価を下げてるので似たようなレースをしてるこっちは当然評価は下がります。

あとがき

枠順からしてもレモンポップに明らかに有利な外枠が回ってきたのでどう考えても外せない存在ですが、今回は距離というよりも今まで戦ってきた相手が弱すぎる部分がすごく気になるので思い切って低評価にしました。やっぱり前走の最初のコーナーを先頭で通過した馬が勝てないレースなので2.3着ならありえますが、勝つという部分まではいかないと思ってます。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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