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災いはなぜか集団でやってくる

大阪府芸文祭が12月25日にあって、私が外部指導顧問を務めているA高校軽音楽部も出演。この日で年内の活動は終了となりました。

 その翌日からタイのアユタヤとバンコクに夫婦で6日間行ってました。

 本当は12月27日から1週間くらいが希望でしたが、それだと航空券の値段がバカ上がりしてしまうのです。

  帰国が12月31日の夜遅くだったので、年越しのテレビも見ることもなくいつのまにか年号が変わっており、正月(正月というのが昔から嫌いです)も何をするでもなくボーッと過ごしておりました。

 1月4日からA高校の軽音楽部の部活動が始まりましたが、5日と6日は部活動はオフ。JRA開催してたから終日暇にあかせてテレビで競馬観戦(馬券収支は予想通り、いや予想以上にやられてしまいましたが)。

 note の投稿をまた始めよう、という気力がやっと湧いてきたのは1月7日でした。
 ところがパソコンを立ち上げた瞬間に急にモニターに何にも映らなくなって、そのままご臨終。

 今はスマホがあるからPCがなくとも、知人家族との最小限の連絡などはできます。
 しかし昭和人間は文書作成とかはPCでないとできませんので、とりあえず中古PC(NEC製2万2千円)をアマゾンで注文。

 で、午後から部活動指導のために学校へ車で行こうとしたら、今度は車のエンジンがかかりません。
 前日まで何の兆候もなかったのに、なんだこれは!

 途方に暮れて小雨の中、徒歩で40分かけて学校へ行きました。

結局、車そのものではなく、電子キーの不調だということが夜に判明するのですけど、あわてて保険会社のロードサービスに電話してしまったから、その後やっぱりさっきのコールをキャンセルしますすみませんすみません、なんてことをバタバタやってるうちにくたくたに疲れてしまいました。

 どうせならあと2日早くトラブルが発生してくれていたら、暇すぎて無駄に馬券を購入したあげくJRA正月競馬で惨敗することもなかったでしょうに。

「災いはいっぺんに集団でやってくる。」

 以前も、ガム嚙んでたら奥歯の詰め物が急に取れてしまって「うわー、歯医者行かないとなー、うっとおしいなあ」なんて思いながら洗面所の鏡を前かがみになってのぞいた瞬間、ぎっくり腰になってしまったことがあります。

長い人生、やることなすことすべてが順調にスムーズにイメージ通り進んでいく日もごくたまにはあります。

 しかし日常の大半の日々は、何かしら憂鬱なことを心に抱えながら過ごしてますし、頑張っても報われないことばっかりだし、楽しいハプニングなんぞはまずもって起こらないし。
 そして、悪いことというのは、アマゾン定期便みたいに3か月に一度、ではなく、なぜか複数同時に、いっぺんにやってくるものです。

  年末にタイに滞在中、ワットプラシーサンペット、ワットチャイモンコン、ワットプラケオなどのメジャー級寺院はもちろん、その辺の道すがらにある小さい寺院でも境内に足を踏み入れて、仏様にさんざん手を合わせてきたというのに、なんだこのざまは。

 まあ、飛行機事故に遭遇することもなく、居住地で災害に遭うこともなく、重病で入院しているわけでもなく、日々生活できているわけですから、それだけでありがたいと思わないとバチがあたるのかもしれません。

 

 


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