見出し画像

軽音楽部の地域貢献「訪問コンサート」

「note は 短い手紙、覚書 という意味なんだから、もっと気軽に自分の為に文章記録を残していこう」と心に決めてから、投稿するという行為のバードルが下がりました。
 
 自分は文筆業に関わる者ではないのですから、他人を中傷するような言葉使いとかプライバシー暴露には気を付けないといけないが、それ以外の部分は気楽に気軽にーー。

 11月10日(日曜)晴れ 
 K高校軽音楽部の「訪問コンサート」を実施しました。企画は地元の福祉委員会の皆様(ほぼ私と同世代)で、お客様は60名程度。

 地元の公共施設の2階の大会議室です。本校からは車で5分程度の近さです。まさに地元。

 5年前に「高校生のバンド演奏を地元の年配の皆さんに披露してもらって元気を与えて欲しい」という趣旨でオファーがあり、1回実施したところこれが大好評で「ぜひ恒例行事にしたいので今後もよろしく」と言われていたのですが、コロナ禍で3年間は中止を余儀なくされました。

 昨年から復活したのですが、昨年は3年のブランクがあったせいで現役部員の経験値がゼロになってしまっていて、いろいろバタバタしました。

 今回は2年生部員が昨年の経験を生かして能動的に動いてくれたおかげで「運搬、設営、本番演奏、片付け、運搬」 の一連の作業がとてもスムーズにいきました。

屋内会場(会議室とか多目的室を使用します)での出張訪問コンサートで必須なのが電子ドラムです。
電子ドラムを導入することで、バンド演奏全体のバランスをPAでコントロールできますので「うるさい」という騒音苦情を避けることができます。

① 恋のフーガ (ザピーナッツ)
② 冬の稲妻 (アリス)
③ DRIVE MY CAR (ビートルズ)
④ GET BACK (ビートルズ)
⑤ 京都慕情(渚ゆうこ)
⑥ 太陽がくれた季節(青い三角定規)
⑦ セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子)
⑧ ETERNAL FLAME (バングルズ)
⑨ 想い出の渚(ワイルドワンズ)
⑩ あなただけを(ジェファーソンエアプレイン)

このメニューで午前11時から12時まで、60分のコンサートです。

昭和の曲を演奏するとやはりお客様の反応が違います。練習の苦労が報われる瞬間です。

 終了後、部員たちはひとりひとり駄菓子セットをお土産にもらって大喜びでした。

音楽というツールで人を幸せな気持ちにさせることができる。
音楽は世代や国籍を超えたコミュニケーション手段である。
部活動の存在意義のひとつは地域への貢献である。

世間では教員の働き方改革という錦の旗の下、「部活動縮小、撲滅」がトレンドですが、「いやいや部活動も捨てたもんじゃないでしょ」というテーゼを提示したつもりです。

 渋谷のハロウィーンの状況を改善しようとする場合に「そもそもハロウィーンは日本の文化にはなじまないからハロウィーン自体を禁止する」という方針になったら「それはメスを入れる箇所が違うだろ」と思いますよね。

 教員が忙しいのを「部活があるからだ。部活を無くせ」というところへ話を持っていこうとする流れには自分なりに抵抗していくつもりです。

いいなと思ったら応援しよう!