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全国高校軽音フェスティバル開催

 6月4日(日曜)に大阪城公園内にある大阪城音楽堂(大阪市中央区)で、第16回全国高等学校軽音フェスティバルが開催されます。

 ESPエンタテインメント専門学校と大阪府芸術文化連盟軽音楽部会のコラボ事業で、公式な高校軽音楽部の全国大会のひとつです。

 15年前に「高校生バンドによるウッドストックみたいなロックフェスティバルを創りたい」と思い立ち、私がESP学園の関係者に話を持ち掛けたのが始まりです。

 「一緒にやりましょう!協力しますよ!」と言ってくださった当時のESP学園の関係者の方には感謝しかないです。

 目指している理想形が伝説のウッドストックフェスティバルですから、開催会場探しをする際は、当初から「野外」一択でした。

 大阪城音楽堂はプロミュージシャンのコンサートも頻繁に行われる場所ですので、気候の良い時期(5月とか10月とか)の会場使用予約を取ることは至難の業です。

 でも、6月は梅雨の季節ですから、プロミュージシャンはこの時期にわざわざ野外会場でライブを企画することは避けます。

なので、6月なら週末であっても意外と会場の確保がしやすいのです(それでも苦労は多いのですが)。

 それと、6月というのは高校の部活動でいうと、3年生部員が引退する時期と一致します(普通科高校の場合)。

 ですから、6月に大きな大会を設定して、高校部活動の最終目標としてもらうのは理にかなっているといえます。

ただ、「雨にたたられる」というリスクは常につきまといますけど。

 本日、金曜日の大阪府は大雨警報が発令されるやばい状況です。
この天気のめぐり合わせが ちょっとでもずれていたら と想像するだけでぞっとしますが、週末の大阪府の天気予報は「晴れ時々曇り」となっていますので、6月4日(日曜日)の大会は予定通りに開催できるのではないかと思います。

 この大会は2020年(コロナ禍1年目)は開催中止に追い込まれました。なんせSTAY HOMEの真っ最中でしたから。結局、泣く泣くWEB大会という形で実施して、「映像審査」を行いました。

続いて2021年(コロナ禍2年目)は、無観客でライブを実施しました。出演者の演奏は生配信されました。

昨年2022年(コロナ禍3年目)は、あらかじめ事前登録した出場校クラブの関係者のみが観客として入場を許されました。
 観覧者は約800名ほど。
 全員マスク着用で会話禁止。それでも客席に大勢の人がいる状況でライブ演奏が実現できたことが感動的でした。

 そしてついに今回。

 ようやくかつての姿を取り戻すことができそうです。

 どなたでも、いつでも自由に入退場できます。もちろん入場無料です。

 大阪府在住のロックファンの皆様、そして、6月4日(日曜)に大阪城公園を観光しようと計画されている方(インバウンドの方も歓迎)、ぜひ、音が聴こえてきたら、公園内の大阪城音楽堂へふらっと立ち寄ってみてください。

 全国から予選を通過した高校生バンドが渾身のステージを見せてくれることと思います。

 東京や北海道の高校生バンドのライブ演奏なんて、なかなか実際に観るチャンスはないですからね。個人的にもすごく楽しみです。

 第1回大会にはカナブーンのメンバーも某高校軽音楽部のバンドとして出場していました。

 今回出演する高校生のなかにも「未来のビッグアーチスト」がいるかもしれませんね。
 だから公式パンフレットプログラム(入場時に無料配布されます)は大事に保管しておかれることをお勧めします。

 ただし、あくまで高校生の部活動の大会です。来場される方は観覧のマナーを守ってくださいね。

 甲子園の高校野球でも、酔っ払いのおっさんとか盗撮マニアとかがいたら排除されますよね。あれと同様です。

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