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KCAFL2021春季試合レポート〜7月11日近畿大学vs立命館大学

2021年春シーズン、立命館大学 PANTHERSと近畿大学 KINDAI BIG BLUEの一戦。

第1Q、立命館大最初の攻撃。QB#9 野沢研(4年)のキープで9ヤード、RB#3 犬飼太陽(3年)のランで13ヤードを獲得しファーストダウンを更新する。しかし次のプレーでパスを試みると、近畿大DB#14 作花曜(2年)がこれをインターセプト。近畿大へと攻撃権が移る。

近畿大はRB#23 石井拓次(2年)の5ヤードランとQB#0 清水大和(3年)からWR#10 梅本知宜(2年)への5ヤードパスで新たなファーストダウンを獲得すると、QB#0 清水からWR#15 西尾武紘(4年)への11ヤードパス、RB#39 樋口瑞歩(2年)の7ヤードランで前進。4th ダウンでは44ヤードFGを選択したが、ブロックされ得点には繋げられなかった。

立命館大はG前73ヤードからの攻撃。QB#9 野沢からWR#11 藤本旭(4年)へ23ヤードパスを通すと、RB#3 犬飼がOLの開けた走路を通って一気に加速し40ヤードラン。G前9ヤードへと迫る。最後はQB#9 野沢がエンドゾーン右奥へ投げ込んだボールをWR#17 藤澤一樹(4年)がキャッチしTD。TFPはキック不成功で6-0。立命館大が先制した。

その後の近畿大の攻撃では、立命館大DB#42 義積孟(よしづみたける 3年)がインターセプト。チャンスを得た立命館大は、QB#9 野沢からWR#14 大塩良至(4年)への59ヤードTDパスを決めると、TFPではRB#7 平浩希(4年・主将)の粘りのランで2点コンバージョンを成功させ、8点を追加した。

第2Q、近畿大はQB#11 中井琉来愛(なかいるくあ 3年)を投入し、QB#0 清水と入れ替えながら前進を試みるもなかなかファーストダウンを更新することが出来ず。一方の立命館大は、2本のTDとK#16 東輝衣(3年)の30ヤードFGで計17点を追加。31-0と大きく突き放し前半を終える。

第3Q、近畿大の攻撃。QB#0 清水からWR#19 宮本康太(3年)へのパスでファーストダウンを更新すると、RB#39 樋口の11ヤードランで敵陣へ。その後もRB#39 樋口のランやQB#0 清水からWR#15 西尾へのパス、QB#0 清水のランなどを重ねG前へと攻め込む。最後はQB#0 清水が相手ディフエンスをかわしながら自らエンドゾーンへと駆け込みTD。PATはK#6 田中祐大(4年)がキックを成功させ、7点を返した。

続く立命館大の攻撃を4回で止めた近畿大は、再びRB#39 樋口、RB#23 石井、そしてQB#0 清水の3人でランを重ね、次々と新たなファーストダウンを獲得。G前1ヤードから、RB#39 樋口が真ん中に突っ込み、TDをあげた。
立命館大は後半、メンバーを入れ替えて若いメンバーでの追加点を狙ったが叶わず、31-14で試合終了となった。

立命館大の古橋監督は、「今日は3番手や4番手の控えの選手もたくさん使って試合経験を積ませたかったが、交代させてからはなかなかうまく進まずフットボール慣れが足りないと感じた。コロナの影響であまり練習が出来ていなかったり、身体作りが出来ていなかったりという不安点があるがそれはどこのチームも同じ。時間がない中で、4年生を中心に一人一人が考えて行動できるようなチームにはなってきている。」とコメント。「ただ、まだ練習に迫力が足りない。昨年関学大に負けた後の悔しさをもう一度思い出し、迫力のある練習を重ねていって欲しい」と締めた。


記事:高田妃菜

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