「夢の国で」からテラくんを再解釈する
カリスマジャンボリーツアーで大河さんが披露してくださったテラくんのソロ曲「夢の国で」。
ライブならでは、生ならではの表現で魅せてくれた大河さんにまず感謝しかないです。歌唱力はもちろん、表現力が素晴らしすぎる。
テラくんの新たな一面が見えたり、新たな解釈が生まれたり。
これまで見えてこなかった様々な感情が溢れた「夢の国で」を聞くことが出来て、涙が止まりませんでした。
大河さんが魅せてくださったパフォーマンスを通して、改めて「夢の国で」に向き合ってみようと思ったので記録。
カリスマジャンボリーツアー in東京 Day2 「夢の国で」
「君たちと一緒にいられる僕は、僕のことが大好き!ビューティービーム!」
大河さんのとっておきの自愛で幕を開けた「夢の国で」。
始めは震えるような声で歌われていた大河さん。
涙ぐみ、寂しさや孤独におびえ、悲しみに溢れているようなそんな声。
暗闇に沈む中もう一人のテラくんに出会い、空を見上げる。
その目に光が宿り、もう一人の自分を信じて新たな道を歩み始める。
「ようこそ夢の国へ!」
あたたかく迎え入れられ、新たな世界に足を踏み入れたテラくん。
いつしか震えていた声は、明るくのびやかな歌声に、
こわばっていた表情は、柔らかく穏やかな笑顔に変化していた。
「この国はあなたを歓迎するよ!」「ここなら毎日が幸せさ!」
仲間から受け入れられ、自分を信じられるようになったテラくん。
「でもこのまま孤独を誤魔化し続けるのは嫌なの」
孤独を誤魔化すことを否定し、「自分自身を愛せるようになりたい」と歌うその声は、力強くも、どこか不安さを残しているように思えた。
孤独や過去に対する恐怖が心にこびりついて離れないような。
ほんの少し震えているようにも感じとれる、涙声。
そんな不安や恐れを振り払うかのように、
仲間からの呼びかけに力強く声を上げた。
「私決めたの!ずっとみんなと生きてみる!」(←Day2アドリブ)
「私を見て」と言わんばかりの明るく輝く笑顔。
自由にのびのびと踊り、高らかに歌うテラくん。
そこには前までの不安や怯えは感じられない。
「もう一度踏み出そう。もう独りぼっちじゃないわ。」
新しい世界(夢の国)で新たな仲間(カリスマたち)と新しいスタートを切ることを選び取る。
仲間(カリスマたち)の方を振り向き、あたたかく優しい歌声を響かせる大河さん。
もう一人の自分と出会い、認めてくれる仲間と出会い、
本当の意味で新しい自分を受け入れる強さを手に入れることができたテラくん。
愛を知ったテラくんはもう 「きっと大丈夫」
これからも 「輝き続けるどこにいても」
「私決めたの!あの場所で自分らしく生きてみる!」というセリフを「ずっとみんなと生きてみる!」に変え、力強く大きな声で叫んでくれた大河さん。もうこのセリフで大号泣しました。
歌う前に「君たちと一緒にいられる僕は、僕のことが大好き!」って叫んでらっしゃったんですけど、この時点でも既に涙腺崩壊。
この言葉を聞いて、これまでのテラくんの人生は「自分から独りになることを選びとってきた人生」だったのかな、と考えるようになりました。
自分が1番で、自分が大切で、何よりも自分を愛していて。周りの環境など全く関係なくただひたすら自分という存在を愛することを選んだテラくん。
きっと今のテラくんになったのは、テラくんの在り方を否定してくる周りの人々や環境に対し、受け入れてもらうことを自ら諦めたからなのではないかな。「他人に受け入れてもらえないこと」を「自分から受け入れないようにした」のでは。
だからこそ「孤独を誤魔化し続ける」ことを止め、
「ずっとみんなと生きてみる」未来≒「君たちと一緒にいる」道を選ぶことは、
テラくんがこれまで選び取ったことのない新しい世界。
カリスマハウスでの暮らしはきっと、これまで感じていた「孤独への恐怖」に初めて正面から向き合うとともに、ずっと触れてみたかった「愛」に初めて出会うことができた、テラくんにとっての「夢の国」なんだと思います。
孤独から逃れるためにもう一人の自分に出会い、
独りで闘うことを選んだ自分を肯定してくれる仲間と出会い、
本当の意味で自分を受け入れられるようになったテラくん。
ありのままの自分でいながら、独りではなく誰かと歩む道を選ぶことができるようになったテラくんは、もう独りぼっちじゃない。
「夢の国で」はそんなテラくんの挫折と成長を丁寧に描いてくれた、愛に溢れる楽曲なのではないかな。
そして大河さんがかけてくれた「君たち」や「みんな」という言葉に、凡人である私たちも含んでくれているのなら本当に嬉しいな。
過去の苦しみから脱するために生み出した変化と、カリスマたちとの出会いによって生まれた変化。これまでテラくんが歩んできた道を愛たっぷりに描ききってくださった「夢の国で」が本当に大好きです。こんなに素晴らしい楽曲を生み出してくださり、本当にありがとうございます。
そしてテラくんへの愛、カリスマへの愛、凡人への愛。溢れんばかりの大きな愛をもって「夢の国で」を披露してくださった大河さんに感謝しかありません。本当にありがとうございます。
やっぱり私は、テラくんが、カリスマが大好き。
これからもテラくんがテラくんらしく美しく輝き続けられますように。