アマゾン販売 棚卸し在庫ってなに?
棚卸し在庫ってよく聞くけど、
その意味をちゃんと理解できないって
物販事業者は実は結構おります。
年度の利益って、棚卸し在庫の数字によって、
決まるのに棚卸し在庫が何か分からないって、
結構やばくないですか?
で、よくあるのが、
棚卸し在庫は税理士に任せてるんで!!
これ、結構優秀な人でも言っちゃうんですよね。
この回答は実は物販事業者としては結構恥ずかしい。
超恥ずかしいんです。
では、なぜ、
棚卸し在庫が利益計算に必要なのか?
を説明しますね。
物販は、商品を安くで仕入れて、
高くで売るビジネスです。
そこで出てくるキーワードとしては、
・仕入額
・売上額
・棚卸し在庫額
・仕入原価
この4つを理解しておけば、
自分で説明ができるようになります。
ここで、棚卸し在庫という言葉の
定義を理解しましょう。
簡単に言うと、
年度末に残っている在庫額を確認・算出するということです。
昔は、在庫数や在庫額を
カウントするために、
棚から商品をおろしたりしてたので、
棚卸しっていう言葉がついたそうです。
では実際に数字を当てはめてみましょう。
1年の会計年度の数字が下記だったとします。
・仕入額 500円
・売上額 600円
・棚卸し在庫額 200円
仕入額が500円ということは、
在庫が500円分あるっていうことです。
で、年度末の棚卸し在庫額=残った在庫が200円。
ということは売れていった在庫は300円(計算式500円-200円)
つまり、
300円の在庫を600円の売上で売ったということです。
売れていった在庫額300円を仕入原価と呼びます。
すなわち、
粗利益は300円です。(計算式600円-300円)
このように棚卸し在庫額が決まらないと、
ビジネスとしての利益額というのは分からないわけです。
なので、税理士さんが年度末に、
棚卸し在庫額を提出してください。
と言うのは、利益の算出のためですね。
だから、棚卸し在庫額は正確に
はじき出すための仕組みが必須となるわけです。
最初の棚卸し在庫額は税理士さんに
任せてますってのはいかにおかしい回答かが分かりますね。
税理士さんが在庫カウントしに、事務所の倉庫に
来るわけがないですよね?
この記事では、棚卸し在庫の意義と
正確に把握することの重要性についてお伝えしました。