社内いじめにあった話④

飲み会は木曜日にありました。死ぬ気で出社した金曜日が終わり、土日は死んだように眠っていました。Twitterの発達障害アカウントに、少しだけ見バレしそうなことを書きました。月曜日は胃が痛くて午前中は出勤出来ませんでした。午後から出勤したら上司とKちゃんの様子が変でした。上司に「突然休んでしまって申し訳ございませんでした」と謝ったら、「それはもういいから」と言われました。それって何だろうか?次の日会社に行くと、課内全体の様子が変でした。泣いてる人が何人かいました。前日からTさんとご飯を食べる約束をしていたので、一緒にご飯を食べました。飲み会の時の謝罪と、どのあたりまで覚えているかを聞かれました。その時初めて自分がワインをデキャンタごとぐいぐい飲んでいたことを知りました。その後、「家に送ってもらうんじゃなくて、Dさんはホテルに泊めた方がいいって言ってたんだけどね。Dさんはホテルに!」とやたら繰り返して言われました。その時点では汚部屋を見られるよりはホテルの方が良かったと図々しいことを考えていました。
その後だったと思います。月曜日から急に私への態度が変わったKさんが、「Kちゃんは話した?ぴよちゃんのご両親、可哀想だったよね?」と話しているのが聞こえてきました。私は自意識過剰な所があるので、気のせいかと思いました。でも課内の雰囲気は本当に異常でした。酔っぱらって親を呼び出されるようなことをしたのかとおもいましたが、私は当時29歳でいい大人です。暴力でも振るわない限り親ではなく私自身が責任をとるべきことです。例え精神障がい者であったとしても。上司を個室に呼びました。「私はクビですか?」と聞きました。「え!?まだ気にしてるんですか?今は監査とかで忙しくて課内がピリピリしてるだけですよ?そもそもぴよさんが飲み会の席で何を言ったとしてもクビになんかなりませんよw暴力とかふるってないです」だよな。と自分の自意識過剰さを恥じました。地方から都内にわざわざ親を呼ばれるほどのことをしてたら、その前に私が上司に呼ばれて事情説明をされているはずです。その後「ぴよさんが周囲からどういう風に言われているか知っていますか?今は弱っているから言いませんが。服装ばっかり気にして。時間ギリギリにきていますよね?前くらいの仕事量ならまぁ…。今期の査定はぴよさんの分は全部ぴよさんが休んでいた時に頑張ってくれていた人に回すので覚悟しておいてください。ぴよさんは営業からも…いじられキャラというか…。」正論であることはわかりますが、流石に鈍い私でも傷付きます。いじられキャラおいしいです!とか強がってしまう所が問題なんでしょうが。あと一番傷付いたのは「人に好かれようとして仕事を引き受けるのは止めた方がいい。わかる人にはわかるから」です。意味がわかりませんでした。人に嫌われないように明るく振る舞っている話だと思いこんで、「私が本当は暗いのに明るい人の演技をしてることがバレてるんですか!?」と話しました。
私が人の仕事を引き受けていたのは人から好かれたい訳ではなく、自分が出来ることを引き受けることで、その人が別の仕事をこなせて、仕事を早く終わらせる事が出来、自分の評価も上がりいいことづくめだからです。査定は勿論上げておきたいです。私は発達障害者なので出来ることには限界があります。頭の良い人達は頭脳で会社の業績に貢献し、頭の悪い私は体や手を動かすことで会社に貢献するしかないと思っていました。でもクローズなので限界があります。同い年や年下の子たちにどんどん難易度の高い仕事が割り振られていきます。私は簡単な仕事をこなすのが精一杯です。それでも上司は言いました。「今まで以上に頑張らないと認めてもらえませんよ」今まで以上に頑張る…?意識を朦朧とさせながら残業をしたりしました。「残業代は会社にとってマイナスなんですよ」時間をかけないと量はこなせません。今までの分も残業月10時間、繁忙期は人事総務から怒られるので10時以降になる時は退勤時間がバレないようにPCをシャットダウンして残業していました。怒られる時間が勿体無かったからです。トータルで月30時間位は残業していたのではないでしょうか?これ以上私はどう頑張ればいいのでしょうか?「業界紙を配信していますよね?ぴよさんは読んでいますか?」読むべきものだとわかっていましたが、読む時間があればもっと仕事をこなした方が周囲の役に立てると思っていました。

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