わたしがコルダにハマったら母が声優沼に落ちた話(後編)
※前回の簡単なあらすじ。
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わたしが20年遅れでコルダにハマり夢女と化して大暴れしていたら、母がいきなり声優沼に足を突っ込んだ。
なるほど分からん。
それは2024年の1月頃に【星奏学院祭4】のDVDを観ていた時だった。
※星奏学院祭とは、コルダシリーズの声優さんたちが朗読・歌・企画トークなどを行うネオロマファン垂涎のアレ。
いきなりママンが横に居るわたしを見て
「ねぇ、声優さんって…凄くない?」
それはもう真剣に、なんか大発見をしたような顔で言ってきた。
……?いや、そうだけど…
なんでこのタイミング?
これまで、さんざっぱらルトゥールとアンミナをプレイして、恋天アニメを見て、ドラマCDも聞いて、そこからコルダと出会うまでの約2年間、他のメーカーの乙女ゲームも履修したし、一緒に色んなアニメをめちゃくちゃ見てきたのに。
(※ちなみに、ネオロマ作品以外で母が履修した乙女ゲー作品やアニメの話はまた別に書く)
2021年に61歳でルヴァ様と運命の出会いをしてオタクデビューした母だが、それまでの人生ではアニメや声優さんには殆ど触れていない。
だからルトゥールをプレイしている頃の母に
わたし「お母さんの好きなルヴァ様の声優さんは、鬼滅で無惨様をやってる人だよ」
ママン「へー、でも鬼滅は怖そうだし見れないなぁ」
わたし「リュミエール様の声優さんは、丸尾くんやってるよ」
ママン「そうなの?凄いねぇ」
みたいな軽いやり取りはあったものの、かといって母がそれ以上声優さんについて知ろうとしたりすることは全く無かった。
それから約3年後に、いきなり?
わたしは10代の時から声優さん大好き人間なので、それこそずっとママンに声優さんってスゴいんだぞプレゼンをしてきたが
ママン「ほほー」
みたいな反応で、あっコレあんま聞いてないやつだな…って感じだった。
なのに、このタイミング。
しかも星奏学院祭1ではなく、星奏学院祭4のディスク2枚目っていうタイミングで。
ママン「声優さんって凄い…」
ママン「そもそもキャラのことを深く理解して声を当ててるってだけでも凄いことなのに、こうやってキャラの気持ちで歌ったり語ったり踊ったりファンサービスしたり…」
ママン「すごい人たちだよ……これがプロってことなんだよね……なんか感動して涙が出てきた……グスッ」
泣いとる…。
まあ今言ったこと、わたしが3年間ずっとプレゼンしてきた内容だけど。
なんか自分で気付いたみたいな顔してるけど。
わたし「そうだよね…感動するよね」
心優しき娘なので、笑顔でそう返事をしといた。
そこから、ママンの怒涛のデータ整理が始まった。
①まずはコルダとアンジェの声優さんで、特に自分の好きな声質の人をチェック。
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②その声優さんの名前やプロフィールをスマホのメモアプリに打ち込む。
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③その声優さんが出演している、自分が未履修のアニメを検索する。
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④苦手なジャンルでなければ、わたしの加入しているネトフリやdアニでそれを見る。
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⑤履修したアニメ作品のキャラのデータ(身長・体重・血液型・イメージカラーなど)をメモにまとめ、声優さん一覧リストとの紐づけ作業をする。
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⑥そのリストを、自分の中で分かりやすいように分類していく。例えばアンジェならサクリアの属性別、キングダムなら国別など。
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⑦ジャンルごちゃ混ぜの、誕生日別リストや声優さんリストなども作成。
これを寝ずにやってたりする。
母のスマホからスクショしたので晒しておく。
どうよ……
スクショするために母のスマホを借りて、改めて絶句した。こんな感じのメモが、めちゃめちゃ作成されている。
まあね、データ収集とかデータ整理、昔から好きだったもんね。
わたし「ちなみに、そのリストって何のために作ってるの?」
ママン「何のためでもない。誰に見せることもないし、特に何にもならないんだけど」
ママン「まとめないと気が済まないもん」
もう誰も母を止められない。
また、コルダを履修しながら他のアニメやゲームもどんどん摂取していく母。
必然的に推し声帯も増えていく。
ママン「インピーの声、好き」
わたし「わかる…」
ママン「信の声も好き…政と紫夏の声も…」
わたし「それ全員コルダにいる人たち」
ママン「知ってる。リストに入れてるもん」
わたし「そっか…」
こんな調子の会話が続く日々。
↑土浦くんと八木沢くんしか知らなかった母に桓騎の声を聞かせたら、びっくりするくらい喜んでた。
ママン「やだー!!悪い台詞カッコいい!!!」
ママン「低音が色っぽいし艶があって!!」
ママン「え、ほんと無理……耳がやられる」
反応がしっかりとオタクのそれになってきた。
また、好きな声優さんのTwitterをフォローして
ママン「●●さん、朗読劇に出るんだって」
ママン「▼▼さんは、新作アニメのキャラの声をやるらしいよ」
など、フレッシュな情報をシェアしてくれる。
そんな母の最新情報。
わたしが「Starry☆Sky」シリーズを始めたことをきっかけに、母もアニメとゲームを履修中。
※文中の感想タグですが、鍵垢でやってるのでフォロワーさん以外は検索しても見れません。
こんな感じで、ママンとは61歳→65歳の現在までずっと一緒にエンタメを楽しんでる。
さて、ここからは前回わたしが晒した夢女ムーヴの続きが見たいって感想をいただいたので(正気?)プレイ記録も兼ねて抜粋。
今さらだけど、わたしだけが大火傷するやつ。
ちなみにASは神南を10周やって横浜天音→函館天音→至誠館の順にプレイ。なんで神南で10周したかっていうと、推ししかいない神戸から出たくなかったから。
なお函館天音では最終的にトーノを好きになったもんで、大変なトラウマを植え付けられた。
あと、例のTwitterに載せてたやつの続き。
……我ながら酷い。
最後に、声優さんが好きなわたしオススメのゲームをひとつ。
今回も長かった。
つづく。
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