白紙に絵を描く

小さい頃、白紙に絵を描くことができなかった。チラシの余白とかには描けた。今でも、生地を切るのは抵抗がある。紐やロープは切る機会が多いので、けっこう切れるようになっている。慣れの話なのかもしれない。なんにせよ、生地を決めて、形を決めて、服は出来る様である。おもえば、服を作ったことが無い。
歓藍社で、藍を育てているけれど、なかなか染のコレってやつが見つからずに、スクモは作るがなかなか染が進まない。日々、触れる以外に打つ手が、思いつかなくなった。日々触れたいと思ったし、それを何人かでやりたいと思った。だから、柄とかじゃなくて、ただ、藍色に染めた肌着をつくろうと思った。やったことがないから、生地を選ぶのもなんだかトンチンカンなんじゃないかと思うけど、やってみる。一人じゃないってのに飛び込むのは、嬉しくもありコワイ。

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