【甘楽の涼やかお休み処】地域の歴史を感じさせる「古民家かふぇ信州屋」を紹介!
\今回紹介する、甘楽町の飲食店はこちら!/
かつて養蚕(蚕という虫の繭から、絹を作る仕事)が盛んだった甘楽町。
甘楽町歴史民俗資料館では、養蚕の方法や道具について、
学芸員の方がわかりやすく教えてくれます。
資料館のすぐそばを通るのは、
「日本名水百選」のひとつである雄川堰(おがわぜき)。
ここでは養蚕に使用された道具を洗っていたそうです。
さて、今回ご紹介するのは、そんな雄川堰に面した大きな古民家。
実はここ、近年に新しく改修された「古民家カフェ」なんです!
◇”今回楽しんだメニュー”を紹介!
涼やかでかわいらしいドリンクをいただきました。
メニューを見れば、デザートにはバニラアイスやチョコケーキも。
お値段も400円~とお手頃なので、ふらっと休憩に入るのにぴったり!
窓に映る前の道を流れるのが、上述の雄川堰です。
川の流れと合わせて、みずみずしく爽やかなのが、
もはや秋とは思えない最近の暑さを吹き飛ばしてくれます。
甘楽町歴史民俗資料館から歩いて2分のところに、
この「古民家かふぇ信州屋」はあるのですが、
その外を2分歩くというだけでもう汗だくでした。
冷たい飲み物が運ばれてきたときの嬉しさといったら……。
歴史民俗資料館で、甘楽の養蚕業について学びを深めたら、
ぜひ脳を休めるのにこのお店を訪れてみてくださいね。
◇”古民家かふぇ信州屋の見どころ”を紹介!
▶古民家「信州屋」を改修してつくられた建物
周辺は、昔の雰囲気を残した和風な通りとなっています。
そこにふさわしくたたずむのがこの「古民家かふぇ信州屋」。
古風な和を感じさせる建物ですね。
鮮やかなのれんをくぐると、内装は次のようになっています。
古民家カフェらしく、内装はモダンな印象。
しかし実際には、各所にかつての「信州屋」の要素を残しながら、
過去と現代の交じり合った空間づくりが成されているのです。
たとえば柱の木と、十字の木格子。
同じ建物に使われた木なのに、色が異なるのがわかるでしょうか。
深く濃い色の柱の木。
明るい色の木格子。
これは、それぞれの木の年代がちがうためなんです。
元からあった柱は可能な限りそのまま用いて、
必要な部分には木格子のように新しく改修を加えています。
また、過去の「信州屋」の看板が飾られていたり、
当時の桐箪笥(きりたんす。着物を湿気から守ることができる)が
そのままディスプレイに活用されていたりします。
江戸時代から続く「信州屋」は、地域の商店として、
甘楽の人々に愛されてきた大切なお店だったそうです。
だからこそ、それを古民家カフェとして新たに町によみがえらせた
運営の方々は、「信州屋」を現代に残していくために、
新旧文化の共存を図りたかったのかもしれませんね。
▶かわいいもの好きな方は必見!
先に挙げたドリンクがかわいいだけではありません。
「古民家カフェ信州屋」には、ほかにもかわいものがたくさん!
ねこ好きさんは行かなければなりません……
石に描かれた愛らしいねこちゃんがみなさんを待っています!
イチオシは二枚目のハチワレねこちゃんです♡
他にも、
養蚕が盛んだったことを押し出したかわいい絹のハンカチ、
木のかごに入ったかわいいアロマ、かわいい御朱印帳など、
さまざまな雑貨も売られていました。
一歩お店に入れば、しあわせな気持ちに包まれること間違いなし!
かわいいもの好きの方はぜひ行ってみてくださいね!
◇最後に”お店の情報”を紹介!
これまでの情報から、「古民家かふぇ信州屋」について
「ちょっと行ってみたいかも!」
と感じていただけたらうれしいです。
甘楽の歴史が立派に残り続ける、すてきなこのお店に、
ぜひみなさんも訪れてみてくださいね。