見出し画像

僕ら「看護書販売を考える会」 通称ヤギの会です

『ヤギの誕生』と『かんぱんかいの仲間達』

はじめまして。「看護書販売を考える会」です。
いきなり名乗られても、お前誰?ですよね。でもそれで良いんです。誰が、より何をしているのか、を知っていただければもう充分です。

その名の通り、看護書を売ることだけを考えている出版社の集団です。名前が長くちょいダサいので「かんぱんかい」とさらにダサく略しています。

会の歴史は結構古くて、2003年に立ち上がりました。
このちょっと前くらいから全国の書店に看護書コーナーができはじめたのですが、ただ出版社ごとに並べているだけの店が多く、お客さんは買いにくい状況でした。
そこで、まず売る側の書店さんに意識をもってもらおう、それには本のことはもちろん、看護を中心とした医療情報も伝えていこう
その想いに賛同したライバル会社達が集まり結成されました。

アイドルグループのように、メンバーの加入、脱退はありながらも現在は9社。医療関連のかたなら一度は聞いたことのある出版社だと思います。

会員社の紹介は、手抜きですがツイッターの紹介文を参考にしてください。

やっぱり9社分となると読むのも大変ですよね。
会社名だけチラ見して、ここもメンバーなんだって思っていただければOKです(しっかり読んでいただいたかたには何か差し上げたいくらい)。

意外と優秀なヤギ達が意外といろいろやっている

申し遅れました。2019年5月に座長を任命されました6代目ヤギです。
座長というと一番偉い人っぽく思われがちですがそんなことはなく、まあまあ業界のキャリアがあって、時間通りに議事を進行できそうな強引さがあるという理由で指名されました。

会の活動は毎月1回、各社持ち回りで会議室を提供し、9社の営業部代表者が集まって会議を行います。
議題は毎回10個近くあり、だいたい2時間くらいの話し合い。特に大きな議題は以下の3つで、ここにはかなり時間をかけます。

①看護書図書目録作成

図書目録は会員社以外も含めると20社以上の掲載があり、日本一掲載点数が多い、唯一の看護書図書総目録です。作業にもっとも時間がかかります。

②看護書フェア実施

毎年100書店以上が参加する大型看護書フェア企画。書店への案内や受注管理、宣伝物の作成・発送、開催後のアンケート集計など作業は多岐にわたります。

③書店様研修会・懇親会開催
                 

東京・大阪周辺の書店員さんが各30名以上参加する研修&懇親会。研修の内容は毎年検討され、会員による講義のため資料作りも行います。懇親会も会場との打ち合わせや盛り上げるための企画の実施など結構大変です。

それぞれ準備には3~6か月かかるので、担当を割り振り、各担当が作業にあたります。

それ以外にも、医療関係者へのインタビュー記事や書店紹介、新刊紹介を定期的にSNSへ掲載。研修会の報告レポート作成、発行。各種学会への取り組み、書店との会合などなど。
意外とやっていることは多いのです。

当然メンバーは給料をもらっている自社の仕事があり、そちらが最優先です。
しかもこんなこと言うとアレですが、各社の代表ですからみんな優秀な人ばかり。社内の業務もかなりの量なんです。
だから業務の割り振りとか締め切り日の設定とかメンバー全員で話し、協力しあってやっています。

noteで伝えたいこと

noteをやろうと言い出したのは自分です。会の活動を発信する方法はいくつあってもよいだろうと。きっとメンバーは「うわっ!始まったよ、流行りものやりたがり。実際やると大変だって」と思ったことでしょう。
その気持ち、今ならよくわかります。こうやって書いていても思いますもん。長文めんどくさ。編集者じゃないし。みんなよく書き続けられるなって。

だから止めようかとも思いましたが、note作成画面右側のスタートガイド的なやつに「noteのはじめかた」がありました。何の気なしに見ると「もっとも大事なこと」という項目が。

そこには

創作を楽しみ続けること

ずっと発表し続けること

と書いてあります。

でも、楽しみ方とか発表の回数とかは言及していません。
書き手が自由に、思いのままに、好きな時に書き続けることが大事なんだよ、ということかと。

「まずやってみる」うまくいかなかったら「やりかたをかえてみる」それでもうまくいかなったら「やめちゃう」。これを繰り返して一番うまくいく方法を探し続ける。

よし、じゃあ流行ってるnoteをやっぱりやろう。

一番の目的としては、メンバーはただ飲んでるわけではないよ、結構頑張っているんだよってことを文字数制限無しに皆さんへお知らせしたい。

会のことをよく知らないひとは、「ライバルに情報が漏れるのでは?」「敵に塩を送るのか?」「単なる飲みサークルだろ?」って思ってるかもしれません。

これにはデカい声で『なメェ~んな!』と鳴きます。そんなちっぽけな考えのメンバーは一人もいません(3つ目は半分あってる)。

もちろん、業界の発展を考えてるからこそです。それに看護書を買ってくださる方か増えれば、医療の発展、向上に多少なりとも貢献できているのではないか。

じゃなきゃ、特別手当もないのにわざわざ仕事を増やすようなことするなんて、あろうはずが、ありません。

そんな誤解も解いてもらいたいので、看護書や書店さんのこと以外に、身内びいきみたいな記事も多くなるかもしれません。そこについては広い心で読んでもらえたら嬉しいです。

不定期更新になるとは思いますが、それから途中でやめちゃうかもしれませんが、どうかお付き合いください。

【おまけ】

なぜヤギなのか。創立当時、書店さんへ情報を伝える手段は書類のみ。
それをメールという名称にし、メール→メェ~ルとなり、メェと鳴くのはヤギしかいないだろってことでメインキャラになったようです。

「ヤギは手紙食っちゃうのでは」「羊ではだめなのか」という疑問、苦情は一切受け付けるなと創立メンバーの偉い人たちから言われてますので、あしからず。

次回は、インタビュー企画『診療看護師(NP)』です

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?