【妄想シリーズ】朝倉未来に勝ったら1000万
RIZINフェザー級の朝倉未来に挑戦するABEMAの企画「朝倉未来に勝ったら1000万円」
今回の挑戦者は4人。
リベンジに燃える田中聖
池袋のキング 窪塚洋介
朝倉未来を大きいと見誤っていた 山田豊二
生きる喧嘩最強伝説 佐野寛
本命はもちろん佐野寛。
参戦者を決めるオーディションで佐野を見た朝倉未来は
「こいつ・・・」と言葉が出ない様子。
鍛え上げられた肉体に、人に暴力を加えることに抵抗がない眼差し。
素人目にも分かる”ヤバイやつ”
☝小学生時の佐野
二番手は田中聖。
前回は怪我のため出場を見送ったが、今回は満を持してのリベンジ。
朴光哲と共にトレーニングを積み、朝倉未来対策は万全か?
三番手は山田豊二。
オーディション落ちした前回の敗因は「朝倉未来の身長を見誤ったこと」
一度、実際に朝倉未来を見たことによって得た知識。
「意外と小さい」
を武器にリベンジに燃える。
四番手はキング 窪塚洋介
池袋を制したのはもう20年も前の話。
新庄剛志並みに実戦を離れてからの参戦なだけに実力は未知数。
さて・・・どうなる。
ルールはバトルロイヤル形式。
朝倉未来を倒すためなら徒党を組むことも許される。
徒党を組んで朝倉未来を倒した場合は1000万円は山分けとなる。
4人が徒党を組んで朝倉未来を倒せば1人250万円を分けることとなる。
まあ・・・
この曲者たちが徒党を組むことなど天地がひっくり返っても・・・・
今回用意されたフィールドは砂漠、森、屋台が並ぶお祭り、野球場。
この4つのエリアを挑戦者と朝倉未来の5人が暴れまわる。
開始のゴングが鳴る。
4人の挑戦者は開始前にそれぞれが好んだフィールドにて待機。
朝倉未来がまず最初に訪れたフィールドは・・・
祭りの会場。
そこで待ち受けていたのは・・・
1人もいなかった。
ってことですぐに移動。
砂漠へ。
しかしここにも誰もいない。
森も同様であった。
そう。
4つもフィールドを用意したのに
あろうことか挑戦者は全員野球場に集まってしまっていたのだ。
これには製作スタッフも憤慨。
そんな激怒するスタッフをよそに朝倉未来は野球場に乗り込んだ。
朝倉が野球場に入るや否や朝倉の顔面に飛んできたのは硬球。
投げたのは・・・
田中聖だ。
朴さんとは打撃戦、首相撲を主にトレーニングを積んできたが、まさかの飛び道具の使用にざわつく会場。
田中「朝倉ぁぁぁぁぁぁ!!!」
ここだけ切り抜けばナースのお仕事だ。
ボールをギリギリで避けた朝倉は田中を貫かんばかりの眼差しで見つめる。
間合いを図っているのだ。さすがは喧嘩巧者。
田中はそんな朝倉の計らいも露知らず。
ダッシュで朝倉のもとへ。
朴さんとトレーニングを積んだ首相撲で一気に仕留めるつもりだ。
しかし田中は朝倉のもとへたどり着くことはなかった。
田中が倒れたのだ。
これには朝倉も驚いている。
「いった~~い。なーにすんの~~」
この声はどこから??
朝倉が全体を見渡す。
しかし。声の主はどこにも・・・
田中の足元の砂が動く。
そう・・・
キング・窪塚洋介だ。
砂の中から窪塚洋介が出てきたのだ。
田中は砂の中で眠る窪塚を踏んでしまいコケてしまったのだ。
窪塚「なにすんのよ~ん」
起き上がるや否や田中をタコ殴りにするキング。
徒党を組むことは想定されていたが・・・
まさかその逆。
挑戦者が挑戦者を・・・
キングが田中のもとを離れた時。
田中は既に虫の息。
とても喧嘩を続けられる状態ではないと判断された。
田中聖脱落【キングによる殴打のため】
「眠いから寝るのよ~ん」
キングはまだ睡眠が足りないらしくベンチで睡眠を取り始めた。
なぜ十分な睡眠を取ってから参戦しなかったのか・・・
朝倉は呆気に取られてキングの後を追うことができなかった。
そんな呆気に取られている朝倉の背後から近づく男の影。。。
「おい!!想定通り!!背が小さいな!!未来君!!」
山田だ。
バットを片手に持っている山田は今度こそは目測を誤らない!!
山田はダッシュで間合いを詰めて、朝倉めがけてバットを振り下ろす
しかしここは流石喧嘩巧者朝倉。
瞬時に距離を取り振り下ろされたバットを避ける。
バットは破壊力が高いがその分反動がでかい。
朝倉はバットを振り下ろしたままの山田の顔面目掛けて膝蹴りを一発。
しかしこの程度の攻撃でひるまないのが今回の山田。
膝蹴りに合わせて頭を引くことによって、ダメージを最大限に減らす。
そして持っているバットで朝倉の足を思いっきり叩く。
朝倉はまさかの山田からの攻撃を避けることができない。
クリティカルヒット。
足の痛みからうずくまる朝倉を見て、山田が言う。
「やっぱ。小さいね。」
その姿を野球場の観客席から見ている、帽子を目深に被った佐野が呟く。
「朝倉の勝ちだな。」
その予言は見事に的中する。
山田がトドメの一撃を朝倉にくらわそうとしたとき
山田が体勢を崩した。
山田に原因は分からなかった。なぜ?なぜ俺は今倒れそうになっているんだ?
朝倉の足にバットを食らわせて・・・
朝倉が痛みから、しゃがみ込んだから
俺は・・・
自分の足に視線を配る。
?!?!??
靴ひもが・・・
右足と左足の靴紐が結ばれている。二人三脚の時みたいに
右足と左足がくっついてしまっている。
これじゃ自由に動けなくて。。。躓いてしまう。
朝倉は痛みでしゃがみこんだ振りをして相手が油断している間に
山田の左右の靴紐を結んでいたのだ。
倒れた山田の上にのしかかる朝倉。
「あれ?山田君。小さくなった?」
朝倉の拳が山田の顔面にめり込む。
山田の全身がグランドに埋まった。
山田豊二脱落【朝倉が靴紐を結んだため】
グランドに立ち尽くす山田。
ベンチで寝るキング。
観客席で戦況を見守る佐野。
次にこのフィールドから消えるのは・・・??
朝倉はベンチで寝ているキングのもとに駆け寄る。
「起きろ。寝込みを襲う趣味はない。」
朝倉は漢らしくキングに決闘を申し込んだ。
「あーあ」
佐野は残念そうにため息をついた。
「あなたに興味はないのよ~~ん」
そう言うとキングは目にもとまらぬ速さで起き上がり朝倉の背後に!
朝倉はその速さについていけず叫ぶ!
「起きろ!!!」
もう起きているのに、肉眼で追いきれてないから
すでに起きているキングに対して「起きろ!」と叫んでしまったのだ。
これは恥ずかしい。
「もう起きてるのよ~~ん」
恥ずかしさを助長させる指摘!!
朝倉はまだ起きたことに気づかず
「起きろって!!千葉ロッテ!!!」
韻を踏んだ。
「ばいば~い」
キングは自分の動きの速さに全くついてこれない朝倉に苛立ちを覚えたのか
朝倉の首元めがけて手刀を振り下ろそうとしたその時!!!
バシッ!!!!
「なんで止めるわけ~??」
佐野がキングの腕を掴んで、間一髪のところで朝倉を守った。
「いつまで寝てんだー!!!!!プリテンダー!!!」
朝倉はまだキングが起きたことに気づいてない。
「今、殺す気だったろ??」
佐野がキングに問う。
「なにがイケないわけ~??」
佐野は喧嘩で死者を出すことに否定派だ。
故に殺す気で手刀を繰り出そうとしたキングを制したのだ。
「あれ?!いない?!」
朝倉はやっとキングがベンチから起き上がっていることに気づいたようだ。
その時だ。
ゴゴゴゴゴゴッ!!!!
グランドに鳴り響く地鳴り。
地面が割れてそこから現れたのは・・・
「アサクラタオス」
下半身は田中聖、上半身は山田豊二。
そう。
徒党を組むを飛び越えて
合体したのだ。
脱落したはずの2人が合体したのだ。
しかし合体は禁忌。
意思を失い、破壊の限りを尽くすモンスターと化す。
「っチッ!めんどくせえ」
佐野は朝倉を気絶させベンチに寝かせる。
「ぼくも寝ま~す」
キングは再びベンチで睡眠を取ろうとする。
その時だった。
山田中(田中と山田のキメラの呼称)がキングめがけてパンチを繰り出したのだ。
シレっと避けるキング。
パンチは地面に突き刺さり、地面からマグマが噴出した。
山田中のパンチ力は地面を貫通し地球の核まで届く威力に達していた。
「おちおち寝させてもくれなそうだぜ?」
佐野がキングに忠告するとキングは気だるそうに屈伸を始めた。
山田中は既に意思を失っている。
地面を殴ればマグマが噴出し
空気を蹴れば竜巻が発生する。
グランドは世紀末と化していた。
「うう・・・イテてて・・・」
朝倉が目を覚まし、変わり果てた山田中とマグマと竜巻に気づく。
「な・・・なんじゃこりゃーー!!!般若(はんにゃ)こわー!!」
驚くべき光景に朝倉は再び気絶してしまった。
まずは佐野が山田中の急所にパンチを一発。
山田中は悶絶し、合体が解けて
2人とも気絶した。
こうしてこの企画は終了。
結果として、一番最後に朝倉未来を気絶させたのは
山田中とマグマと竜巻
田中聖と山田とマグマと竜巻に250万円ずつが配当。
しかしマグマと竜巻はしばらく考えた末に
「もらっても使い方が分からない。」と言い出したところ
「え?じゃあくれよ」と田中聖。
田中聖が750万円を頂くことで話がついた。
この企画に対してネットでは
「弱い者いじめだ」という意見が噴出し
朝倉未来が謝罪動画を出したことで騒動は落ち着いた。
END
みなさんからのサポートで自分磨いて幸せ掴むぞ♪